顔は変えられないけれど、表情は変えられる!

事例体験から学びたい!

顔は変えられないけれど、表情は変えられる!

たまのエステより、日々のお手入れ

先日、ある女性リーダーの方と情報交換をしていた。

中心となったテーマは、見た目や顔の表情の大切さについてである。

男は40歳を過ぎたら、自分の顔に責任をもて!」(リンカーン大統領の名言)

「人は相手の何に強く印象を受けるか(前提:どちらとも取れるメッセージを送った場合)

──見た目(visual)が55%、声のトーン・リズム・大きさ(vocal)が38%、話の内容(verbal)が7%」(メラビアン実験)

話はさらに進み、自分の顔に年輪の様に刻まれてくる“皺(しわ)”がテーマとなった。

その際、この女性リーダーが何気なく放たれた一言が私のこころに大変印象に残ったのである。

それはたまのエステより、日々のお手入れという言葉であった。

印象管理は、表情管理から

印象や見た目の大切さ、その考え・理論を振りかざす人は多い。

しかし、神様が自分に与えてくれたもの(資質=今回の話題であれば顔そのもの)を最大限に引き出すことに注力し、日々実際に行動をしている人は意外と少ない、ということに、はたと気が付いたのである。

「他人に依存して急に手を加えるよりも、毎日の自らの意識や行動で、顔や表情を磨くことが大切」という彼女との話は、“顔は変えられないけれど、表情は変えられる”“環境・遺伝は変えられないけれど、人生は変えられる”

──この様に、私のこころには飛び込んできたのだ。つまり、意識を変え、行動を変えさえすれば簡単に印象の変化を起こせる、ということである。

相手に見た目をより良く感じてもらう印象管理には、自分の力による日々の表情管理の継続(しかもそれが習慣となり苦痛でない状態まで高まっていること)が大切だと改めて実感した。

一瞬の笑顔を鍛えるだけでなく、持続的で豊かな表情を鍛える

犬

今回の情報交換を受け、さらに私のこころに広がったのは、日頃の自分の笑顔についてである。

中でも、以前から様々な方から笑顔の大切さやつくり方を聞き、気になってはいた。

生活の中でまだまだ実践し活かしきれていなかった“笑顔を鍛えるだけでなく表情全体を鍛えることに関心が向けられた。

笑顔や表情を鍛えるのは、ふと無酸素運動と有酸素運動の様に感じた。

無酸素運動とは、50m全力ダッシュの様にほとんど酸素を使わず、負荷が強く掛かるが一瞬で終わるものが代表例だ。

このように筋肉に強い負荷が掛かり、筋力に直接影響してくる運動を無酸素運動という。

主に短距離走やバーベルやダンベルでの筋力トレーニングといった瞬発的な力が必要な運動のことである。

逆に、有酸素運動は長距離走の様に呼吸による酸素の取り入れが大切である。

筋肉への大きな負荷はないものの、長時間にわたる運動で心肺機能が高まると言われている。

エアロビクスやウォーキング・スイミング・ジョギング・サイクリング等がその代表
で、ing(イング)で終わるものが多い。

一瞬の笑顔も印象に残るが、無理がなく自然と持続した豊かな表情こそがより人を惹きつけると感じたのだ。

豊かな表情に取り組む意識が、すべてを印象管理や運動機会(チャンス)にする

女性リーダーとの対話の中から、今回様々な気付きをいただいた。

“日々のお手入れ”という言葉から意識に変化がもたらされ、原点となる毎日の行動に確固たる違いが生まれてきたように想う。

それは私にとっては、

「苦し気な顔でのたまのフィットネスより、日々の豊かな表情での歩き・階段昇り降り

というポイントであった。

基礎代謝(運動をせず横になっていても消費する、人間が生きていく上で最低限必要なエネルギー)が年齢と共に落ちていく中、メタボ体質になりつつある自分の姿を、日々の習慣と重なり合わせ愉しく笑顔で豊かな表情で取り組む。

まずは「学ぶ姿勢が、全てを教材にする」という言葉通り、「豊かな表情に日々取り組む意識が、すべてを印象管理や運動機会(チャンス)にする!という考えに立ち戻った。

そこから日々の表情管理・健康習慣を高め、その結果、印象管理や継続力をよりブレないものにする想いを強くしたのである。

 「時間がないから」という言い訳は「意識がないから」の言い換えに過ぎないとしみじみ感じる。

他の何より、日々実行の積み重ねから全ては始まるのだ。

あなたご自身は何を感じ、何に取り組んでおられますか?

表情管理に取り組む、リーダーであるあなたへの言葉

  • 「男は40歳を過ぎたら、自分の顔に責任をもて!」
  • 「環境・遺伝は変えられないけど、人生は変えられる」
  • 「日々の継続(しかも自力、そしてそれが習慣となり苦痛でない状態まで高まっている)」
  • 「無酸素運動と有酸素運動」
  • 「苦し気なたまのフィットネスより、持続的な笑顔・表情豊かな日々の歩き・階段昇り降り」
  • 「取り組む意識が、全てを機会にする!」
  • 「『時間がないから』という言い訳は『意識がないから』」の言い換え」
水野秀則
水野秀則

  1. あなたは、“たまの○○より、日々の□□”に、どのような言葉を思い浮かべますか?
  2. あなたの日々の表情管理・運動習慣は、どのようなものですか?

(2020年9月11日リライト)

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