顧客へのプレゼンテーション、毎月の会議、毎年の経営方針発表会。
われわれ後継者・次世代幹部にとって、ここぞ!という場面で力強く、リーダーとしてのメッセージを伝えたいものです。
そのような時、自分ではなかなか気付かない、語尾を工夫するだけで変化が生まれるのではないでしょうか?
例えば「思います」「心掛けます」ではなく、何が効果的でしょうか?
人前で話す上で大事な「語尾」
今回のシリーズ「人がついてくる7つの口ぐせ」ということで、
「思います」についてお送りします。
言葉の力強さは何で変わる?
皆さんと一緒に、あるテーマを見て参りたいと願っております。
それは 我々リーダーとして、「人前で話す」
例えばお客さんへのプレゼンテーション・会議・ミーティング…
そして年1回の経営方針発表会。
こういった場面で自分の思いを伝えていくということが、数多くあるかと思います。
その時に どのような形で、語尾を使っておられるでしょうか?
自分自身の語尾。
分かっているようでなかなか分からないのが、この「語尾」ではないでしょうか?
もちろん 力強く相手に伝わる、ということを意識するために、
自分の想いを整理する あるいは、そもそも自分の想いを熱く持つということが大事。
あるいは目の力・表情・身振り・手振り、
こういったものも、すごく影響を与えていくことかと思います。
しかしながら大事なのはこの「語尾」。
ここにその人の力強さが、大きく出るのではないでしょうか?
- 「思います」
- 「心がけます」
- 「頑張ります」
というような、思考を表現するような言葉になってないだろうか?
行動につながる言葉
ご提案をさせて頂きたいのは、行動につながる言葉。
例えば、
- 「〇〇をします」
- 「〇〇を行動します」
- 「〇〇を実現します」
という力強い言葉です。
こういった行動をメインにした言葉を使うことによって、
その人の力強さ そして伝えたいメッセージが、
よりスタッフやお客様や多くの方々に、伝わるんではないでしょうか?
〇〇をやります・します・行動します・実現します。
こういった「言い切る」ということを、一緒に大事にしていくことを願っております。
最後にいつも申し上げていますように、
「過去と他人は変えられない、自分と未来は変えられる」ということで、
自分に矢印を当てながら、一緒に前に進んで参りましょう。
ありがとうございました。
まとめ
日常会話や人前で話す時、自分の語尾は?
- 何気なく使ってしまっている、言葉の語尾
- 「~しようと思います」「~と考えています」「~を心掛けます」「~頑張ります」
- 熱い想いや真剣な表情が大事だが、それだけで十分か?
聞き手にまわった時、感じること
- 社員の「~しようと思います」と聞いて、「思うだけ?」と、さとす経営者
- ビジネスでより求められるのは、思考だけでなく、行動をイメージさせる言葉
- 具体的に取り組むことを宣言して欲しい
- その人の、語尾に本気度が垣間見える
- 「~をします」「~を行います」「~を実現します」
- 意思表示に留まらず、行動や成果の宣言・コミットメント(約束・公約)
- 語尾が流れないように(自戒)、言い切る!
水野からの問いかけ
- 自分が日頃から使っている語尾は?
- 「思います」リーダーと、「行います」リーダー、どちらについて行きたい?
YouTubeでも詳しく解説しています
今回の、「語尾に「思います」と口癖で使っていませんか?」について、
YouTubeでも、わかりやすく解説しています。
ぜひ、動画でも「語尾に「思います」と口癖で使っていませんか?」について理解を深めてください。
※ブログの内容を1分にまとめたShorts動画も公開中です。すき間時間にすぐ振り返ることができます。
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