自分が自分に言い訳する時、歯止めを掛ける3つの“る”!

公開日: : 最終更新日:2013/11/28 リーダーのこの一言が組織を変える!

Pocket

(機関誌140号2012年9月)
「忙しい」「難しい」「できない」・・・あなたの身近で聞く言葉は?

1.こんな出来事が!

先日、ある経営者と話をしている時、国内史上最年長でロンドンオリンピックに出場された馬術の法華津(ほけつ)寛選手の話題となった。実に71歳にして日本トップレベルであり、世界水準の実力をもっておられる。お生まれになったのは太平洋戦争が始まった1941年と聞くとさらに感じるものがあった。

少年時代から素質を開花させる一方、時間や年齢を一切言い訳にせず馬術をトップレベルで継続。さらには、ジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ会社社長をはじめ実業家として活躍される等、我々と同じ組織のリーダー(経営者)である多忙な日々を過ごした時期を経て、この度の快挙である。

2.私の想い

71歳と言えば、どの様な状態だろうか? 身体的な衰えがあったとしても、その時自分のこころに情熱を熱く燃えたぎらせ続ける何かがあるだろうか? 高齢になっても、集中力や判断力は維持できているだろうか等々、様々な想いが巻き起こってきた。

まさにご本人が言っておられた「じじの星になる!」と言う言葉どおり、高齢の男性はもとよりミドル世代の男性の刺激にもなったのは言うまでもない。
特に、ともすれば年齢や時間を言い訳にしがちな日常を振り返る中で、大きな奮起するきっかけと気付きをいただけたことに感謝したい。

3.日々への影響

この法華津選手のことを深く感じる日々を送る中、ある人の命日が近づいていることに気が付いた。この10月5日で早一年になる──そう、昨年、世界中の多くの人を驚きと悲しみに包んだスティーブ・ジョブズ氏、。その人の最初の命日が数日後に迫ってきているのだ。

56年という決して長くはない一生を閉じた彼。25歳で株式公開、フォーブズの長者番付に。27歳、アメリカで最も注目されるタイム誌の表紙に、等々。彼が成した数々の偉業は、亡くなった今もそしてこれからも、私たちの中に深く在り続ける。
年齢や時間を言い訳にして立ち止まっているような人を見れば、彼は何を想うだろうか? 何を伝えるだろうか? 彼の言葉で有名な“宇宙に一撃を与えたい(I want to put a ding in the universe.)”という程のほとばしる熱い想いが、一切の言い訳を排除し、時空間を越えて彼を超人にしたのではないだろうか。

自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから』──彼の率いたアップルが1997年展開した、“Think different”キャンペーンのこの言葉をもう一度味わい、我々はそれこそ本気でかみ締める必要が今こそある様に想う。

4.生活・志(仕)事の中での実践

翻って私たちの日常の活動や仕事の場面。あまりにも「忙しい」「難しい」「できない」という3つの“い”の言葉を発していないだろうか、また耳にすることが多くはないだろうか?(自分ではこれらの言葉を発していないと言える方でも、心の奥底で感じている時はないだろうか。)

時代はものすごいスピードで変化し、人々は多忙や困難を極めているのは事実かもしれない。しかし、だからこそ、時間に追われるのではなく、時間を追いかける。何より日頃意外と癖になってしまっている口癖に歯止めを掛けることが重要ではないか。

忙しい人がいるのではなく、忙しいと思っている人がいるだけである。時間がないのではなく、時間はある、ないものがあるとすれば、(時間を味方につける)工夫がないだけだ。

「時間はある」「(難しいではなく)歯応えがある」「できる」という3つの“る”が、明日を切り拓くと信じている。
あなたご自身は何を感じ、何に取り組んでおられますか?

5.毎日の言葉

  • 「71歳にして日本トップレベルであり、世界水準」
  • 「宇宙に一撃を与えたい」
  • 「自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから」
  • 「『忙しい』『難しい』『できない』という3つの“い”」
  • 「『時間はある』『(難しいではなく)歯応えがある』『できる』という3つの“る”」

6.自分を見つめる問いかけ

  1. 「忙しい」「難しい」「できない」・・・あなたの身近で聞く言葉はどの様なものですか?
  2.  身体的な衰えがあっても、あなたが情熱を熱く燃えたぎらせ続けられるものは何でしょうか?

Pocket

関連記事

リーダーのこの一言が組織を変える!

潜在能力を引き出す上で、何より大切なことは成果目標の設定だ!

(機関誌15号2002年3月) 成功イメージの発想でスタートを! 1.こんな出来事が!  出張

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

やる気は、「自分が決めている」という意識と企業文化でさらに高まる!

(機関誌59号2005年11月) あなたは、やる気を引き出す上で何が重要だと感じておられますか?

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

“第二の心臓”と呼ばれるふくらはぎで、健康力を引き上げる!

(機関誌142号2012年11月) あなたが今年、年初に掲げた健康管理の目標はどのようになりました

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

人生はマラソン競技、仕事は駅伝競技!

(機関誌133号2012年2月) あなたはたすきを誰から受け、誰に何を伝えようとしていますか?

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

相手は自分のこころを映す鏡

(機関誌41号2004年5月) 相手に対する自分の見方をまず変えよう! 1.こんな出来事が!

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

人生という航海を羅針盤(コンパス)なしで進んでいませんか!

(機関誌19号2002年7月) 人生に正解を求めず、進路の選択を行なうことで毎日の行動が変わる!!

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

現状打開の斬新なアイデア――それは視点を変えることから生まれる!

(機関誌62号2006年2月) あなたはリーダーとして行き詰った時、どのようなことに取り組みますか

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

経営者のものの見方・考え方や性格が、企業の舵取りを大きく左右する

(機関誌49号2005年1月) 自分に色濃く影響を与えたエピソード(出来事)は何だろうか? 1.

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

人が影響を受け動き出してしまう“コミュニケーションのポイント”!

(機関誌91号2008年7月) 人にアプローチする(接触)する時、あなたのくせはなんですか? 1

記事を読む

リーダーのこの一言が組織を変える!

超一流のプロに学ぶメンタルタフネス(こころの真の強さ)!

(機関誌89号2008年5月) あなたは、責任・困難・ストレスに、どの様に向かい合っていますか?

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

スパム対策のため日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

no image
2016年の御礼と、2017年のご挨拶

2016年は、e-経営者.com並びに フューチャサポートをご愛顧い

関東食糧経営理念
仕事を通じて自分がどうなりたいか? ―“自分たちが地域の食を支えている”という想い 連載「新入社員が企業を変える?!」第1回(Part 3)

連載「新入社員が企業を変える?!」第1回 仕事を通じて自分がどうなり

関東食糧株式会社 社長 臼田真一朗様
仕事に情熱を傾け、真剣に取り組む上で一番大切なことは? ― 仕事と人生は表裏一体 連載「新入社員が企業を変える?!」第1回(Part 2)

連載「新入社員が企業を変える?!」第1回 仕事に情熱を傾け、真剣に取

関東食糧株式会社 代表取締役社長 臼田真一朗氏
新卒・若手社員の採用育成に懸ける想いとは? ― 社員が『教えていく』文化の醸成 連載「新入社員が企業を変える?!」第1回(Part 1)

連載「新入社員が企業を変える?!」第1回 新卒・若手社員の採用育成に

no image
2015年の御礼と、2016年のご挨拶

2015年は、e-経営者.com並びに フューチャサポートをご愛顧い

→もっと見る

PAGE TOP ↑