ファイナンシャルリテラシーの意味とは何か? おススメの本は?

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ファイナンシャルリテラシーの意味とは何か? おススメの本は?

本「金持ち父さん貧乏父さん」の著者の講演会参加【事例】

先日、ある講演会に参加した。

130万部のベストセラーとなった本「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキ氏が日本でお話をされたのである。

まず目に飛び込んできたその演題は、ズバリ「あなたは金持ちになる道を選ぶことができる!」。

私はこれを見てファイナルリテラシーを高める機会と感じ、胸の高鳴りを押さえる事が出来なかった。

何も「大金持ちになりたい」という想いからではない。

人は、自分が現在置かれている状況や周りの環境のせいにして、やる前から諦めていることが案外多いのではないかと想ったからである。

具体例を経済的な豊かさについて挙げると、

「どうせ私なんかお金持ちには縁遠い」

「あの人は特別だから豊かになれたのだ」

「彼は才能があるから、彼は家柄が立派だから金持ちなのだ」等々。

そんな私にとって講師の魅力もさることながら、講演テーマを見て何かピ~ンとくるものがあったのである。

こうして「意志あるところに道あり」「人生は己の選択で決まる!」ということを大切にしている一人として、講演を心待ちにする日が続いた。

ファイナンシャルリテラシーを高める意味

氏が発するメッセージは、著書や講演でもいたってシンプルだ。

「お金持ちはお金のために働かない、お金持ちは自分のためにお金を働かせる

「お金のことは学校では教えてくれない、ファイナンシャルリテラシー(お金に関する読み書き能力)を自ら高め、その意味を問い続ける」

「講演会等に参加することも大切だが、自ら実行することのほうがもっと重要だ」等々。

時の経つのを忘れるほど、あっという間に過ぎた4時間であったが、私にはとても内容の濃いもので、期待を大きく上回る気付きがあったのは間違いない。

聴講を終えた時に湧き上がってきたのは、次のようなもので今後の指針として大切にしていきたいと考えている。

それは、自分が経済的な自由を手に入れるということは思っているほど難しいことではなく、誰にでもそれを手にする無限の可能性が広がっている。

でも、多くの人は自分のお金に対する変な価値観(とらわれ)があり、それをそのまま信じようとはしない。

知らず知らずのうちに形作られてしまったお金に対する価値観こそが、経済的自由を手にすることを阻んでいるということに気が付いていない。(人が思っている事を変えにくいという点からは、確かに難しい面はある。が、いったん従来の価値観を手放して新しい価値観をそのまま受け入れると、意外なほど簡単である)

講演テーマにあったように、経済的な豊かさの道を「自らが」選びさえすれば、その道を得ることができるというものだと実感したのである。

経済的豊かさを手に入れるポイントは、人生を豊かにする上での大切な点でもある

氏の話を通じて私のこころの中には単なる方法論やテクニックではなく、人生の達人実績を挙げた人の心のあり方(姿勢)で大切な点が際立って見えてきた。

一つは、経済的な豊かさを手に入れることを決心することである。

否定的な考えや弱気な考えで自分の可能性を自ら断ち切ることなく、自分が真剣に取り組むことを決めることが何より重要だ。

二つ目には、教えをそのまま受け入れ、勝手に自分なりの解釈をして我流に走らないこと。最後の三つ目は、それを風化させずに日々学び続け取り組み続けることである。

そして、じっくりこの三つのポイントを味わって見ると、人生を豊かにする上で大切な点とも共通していることを今更ながらに実感したのであった。

「金持ち父さん貧乏父さん」の本から学ぶ「百の知識より、一つの実践」

氏の著書や当日の講演録を見直し、こころの在り方を深く見つめる中で、二十代に教わった熱き言葉がふと蘇ってきた。

それは、「百の知識より、一つの実践」という言葉である。

そこで私は、ロバート・キヨサキ氏から学んだことをあれこれと中途半端にやるのではなく、当日の講演で氏が最も強調されていたことの中から、たった一つのことに絞り込んでまず取り組むことを決めた。

それは、氏が経済的な豊かさを目指し始めた時から、今もなお重要視し、続けておられることである。

具体的には「自分のお金に対する記録(財務諸表)を作成し、お金の専門家と1ヶ月に1回話し合う機会をとる」ということである。

これまで企業の財務諸表(決算書)については職業柄多くの時間を割いてきたが、個人の決算書についてはまだまだ取り組みが甘い(一般的に、決算書は会社が作るもので個人がそこまでは・・・という固定観念やとらわれがある)ことを痛感した。

後は文字通り、学んだことを実践できるかどうかで、結果に差が出る。

今回の講演会に参加することで経済的豊かさを手に入れた人の在り方を「そのまま」受け入れ、「決め事少なく、やること多く」一つを着実に実行に移すことを、改めて肝に銘じた素晴らしい機会になったのである。

あなたご自身は何を感じられ、どのように進めておられますか?

ファイナンシャルリテラシーを身につけるあなたへの言葉

  • 「あなたは金持ちになる道を選ぶことができる!」
  • 「意志あるところに道あり」
  • 「人生は己の選択で決まる!」
  • 「ファイナンシャルリテラシー(お金に関する読み書き能力)」
  • 「決心する、そのまま受け入れる、学び続け取り組み続ける」
  • 「百の知識より、一つの実践」
  • 「お金に対する記録(財務諸表)を作成し、お金の専門家と1ヶ月に1回話し合う機会を とる」

正しいお金の知識を習得するあなたへの問いかけ

  1. あなたがイメージする「経済的な豊かさ」とはどのようなものですか?
  2. あなたはその「経済的な豊かさ」をつかむ上で、定期的にどんな自分として、何に、どのように取り組んでおられますか?

(2022年4月4日リライト)

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