事例体験から学びたい!

健康をセルフコントロールできれば、おのずと人生に自信がみなぎる!

1.健康に意識を向けていますか?

 先日、前々から楽しみにしていた、あるセミナーに参加した。
それは、経営者のための「健康づくり体験セミナー」と銘打ったものであった。
「体験」という二文字がしっかりとインプットされ、単なる座学ではない点に興味が湧き、多忙な中であったが時間をひねり出しての出席である。

 事前に「生活状況調査」という生活習慣に関する質問への回答用紙を返送するなどしながらその日が来るのを待った。
当日は、まず「医学的検査」からスタートした。血液検査・尿検査等、通常の健康診断の内容に加えて、医師からの問診を受けた。
その後は一番楽しみにしていた「運動機能検査」という時間。
いわば学生時代の体力測定の様なメニューに取り組んだ。
また、午後からはスライドを活用したトータルヘルスプロモーションプラン(THP、働く人を対象としたこころと体の健康づくりのこと)の考え方や重要性を学ぶと共に、個別での健康指導(運動・メンタル・栄養・保健各分野)を受けた。
ハードではあったが、大変充実した一日であった。

2.健康管理は自分の体を知ることが第一歩

 私がこのセミナーで特に印象に残ったことは二つある。

まず一つはトレーナーの方が話された「健康づくりは、まず自分を正確に知ることから」という言葉だ。
具体的には次の5つ、「(1)脈拍 (2)血圧 (3)体温 (4)体重 (5)歩数をどの程度把握していますか?」という問い掛けがこころに響いた。
私は漠然と「これぐらいかなぁ~」というものはあったが、いずれも(それも自分自身の)直近の正確な数字を言い当てることはできなかったのである。

 二つ目は、カロリー計算であった。
毎日の食卓や外食する時の食事のメニュー ―― 例えば、ご飯・枝豆・魚の塩焼き・サラダ・ビール等の写真がテーブル上に置いてある。
今日の夕食をそれぞれが想定し、自分のこれまでの食生活をもとに写真からメニューを選ぶという体験だ。
その一枚一枚の写真の裏にはカロリーが書いてあり、今日の夕食の総カロリーがすぐ計算できる。
その合計と体重から割り出した平均的な必要カロリーとの数字を対比させ、参加者それぞれが何を感じるかといった取り組みが面白い。

私は実際に手元に取ってきたメニューの写真のカロリー合計が、必要カロリーをはるかにオーバーしており、ここでも食事で摂取する適切なカロリーに対する意識の低さに愕然とした。

 健康を強く意識しながらも、実際の生活ではここ数年寝込んだことがないと認識しているぐらいで、自分の健康状態や具体的な指標が何もわかっていないことに今更ながらに驚いたものだ。

 いわば、健康という人生で大事なテーマに対して、この時「無知の知」を改めて強く感じたのである。

3.未来のなりたい自分を想像すれば意識は変わる

  自分の至らなさや取り組むことへの意識が高まれば、人間何でもできるものかもしれない。

私はセミナーから帰って、健康管理やダイエットに関する本をむさぼる様に読み直していた。
また、具体的に、あるダイエットを始め、毎日、起床後・就寝前に体重計にのり、手帳に記録する習慣もついた。
以前購入していたが、付けたり付けなかったりだった万歩計も忘れず付けるようになった。
また、運動不足解消のため、好きだった自転車(ロードレーサー)も購入した。
何もゼーハーゼーハーいいながら無理をして運動するのが健康に有益とはいえない。
脈拍を数値で確かめながら、適正な運動量を15~30分程度続けるのが有効なようだ。
食生活もガラリと変わった。以前好物だったものも今では「体が受け付けない」という状況には自分自身がびっくりだ。

無理をしているのではなく、将来の自分の姿をイメージした時、自然にそのように行動してしまうという感じである。

その結果、約1ヶ月を経てなんと7kgのダイエットに成功、今もその勢いは止まらず、今年中には自分でも驚くほどの結果を出せそうである。

 今回実感したのは、健康管理は数値管理から ― 健康のバロメーターとなる自分自身の数値を正しく認識する。
そして、無理をせずその数値が増減するのを楽しみ、1回2回で終わることなく絶やさずやり続けることで、思いがけない大きな結果が自然とでるということだ。
はからずも、そのことを自らの体を実験台として取り組み気付かせていただいたのが今回のセミナーであり、本当に貴重な体験であった。

4.健康なくして会社の発展はない!

経営者の一番の仕事は健康管理」と日頃話していたものの、今回の出来事を通じて自分自身の健康管理の甘さを痛感させていただいた。

経営者・個人事業主としてのパワーの源として健康をとらえ、集中力・判断力に、より磨きをかけるためにも本物の『健康マニア』としての自分創りを徹底することをとことん継続する考えだ。
毎日が元気で、イライラが少なく、自信に満ち溢れた生活を送れるかどうかは、全てセルフコントロール次第ではないだろうか。
因果応報」今当面は大丈夫でも、長い年月で考えれば今の生活習慣の結果が5年後10年後の自分に必ずはね返ってくるのは間違いがない。

 若さは誰にも平等に与えられるが、若さを持続させることは本人の意識と行動のもとにしか平等ではないのだから。

 あなたご自身は何を感じられ、どのように進めておられますか?

5.健康をセルフコントロールするための言葉

  • 「健康づくりは、まず自分を知ることから」
  • 「(1)脈拍 (2)血圧 (3)体温 (4)体重 (5)歩数の重要性」
  • 「無知の知の実感」
  • 「経営者の一番の仕事は健康管理」
  • 「健康管理 ― 正しく・楽しく・絶やさずに」
  • 「健康マニア(真剣に健康のことを考えてしまう)」
  • 「因果応報(今の習慣が後で自分にはね返ってくる)」

6.自分を見つめる問い掛け

  1. あなたはご自分の健康増進のために、毎日何にどのように取り組んでおられますか?
  2. あなたはどのようにして、セルフコントロールする力を高めておられますか?

※ 今回ご紹介した健康セミナーは、中央労働災害防止協会主催のものです。 
 

(2019年9月19日リライト)

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