諦めちゃだめだ!「刀鍛冶」の小鉄くんに伝わる、炭治郎の言葉

経営者に必要なノウハウ

鬼殺隊に学ぶ、組織力を発揮するには?

1人ではできないことも、チームでやれば達成できる!

そんな経験はありませんか?

今回は「チーム力=組織力」が発揮する効果について、

皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

鬼殺隊の高い組織力

皆さん、こんにちは。

フューチャサポートでブログ・YouTubeを担当しています、中角です。

今回のテーマは「組織力」です。

引き続き、大ヒット漫画「鬼滅の刃」から、

鬼殺隊の組織力について、分析していきたいと思います。

そもそも組織とは?

水野からもお伝えしているとおり、

組織=チームとは、共通の「目的」「目標」「絆」を持った集団です。

企業は、もちろん会社そのものが1つのチームです。

「鬼滅の刃」の鬼殺隊はまさに組織であり、

さらにその組織力は、不死身の鬼をも倒す力を持っています。

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鬼殺隊のトップ「お館様」

97代目当主、産屋敷耀哉

鬼殺隊のトップは「お館様」と呼ばれる、産屋敷うぶやしき家の当主です。

産屋敷家が代々トップを務めていますが、

実は、宿敵である「鬼舞辻無惨きぶつじぶざん」も同じ血筋の人間です。

産屋敷家は一族から鬼を出してしまったために、呪いにかけられています。

一族の子供は病弱に生まれ、すぐに死んでしまうのです。

97代目の耀哉かがや(23歳)も病に侵され、顔の一部が変質しています。

炭治郎が初めて会ったときにはすでに失明していました。

トップに必要な能力とは

「鬼を倒すこと」を目的とした鬼殺隊の当主が病弱ということは、

トップが組織の目的を直接果たすことができないということです。

不思議に思いますか?

でも、よく考えてみてください。

飛行機を製造する会社の社長さんは、自ら飛行機を製造しているでしょうか?

リーダーシップに必要なのは、

組織の目的を果たすための人財を育て、力を最大限に発揮させる力です。

耀哉は、隊員の名前・生い立ちを全て記憶しています。

命をかけて鬼と戦う隊員たちを、心から敬っているのです。

こうしたお館様の「隊員(部下)を思う気持ち」は、隊員にも伝わり、

その優れた人格から、隊員はお館様を心から慕っています。

そして、この「お館様(トップ)を慕う気持ち」は、

鬼討伐という組織の目的を果たす原動力になっています。

鬼殺隊のフロントオフィス(直接部門)

幹部「柱」と幹部候補生「継子」

鬼殺隊の中で最も位の高い、

ずば抜けて強い剣術を持つ9名の剣士たちを「はしら」と呼びます。

お館様の直下にいるのが、この柱です。会社でいう幹部といった存在です。

お館様と柱は半年に一度(または緊急時に)柱合会議を開きます。幹部会議ですね。

さらに、柱には自ら育てる隊士「継子つぐこ」がいます。

継子は相当の才能があって、優秀じゃないと選ばれません。

幹部候補生までいるとは、かなり構成のしっかりした組織です。

その他の隊員

隊員には階級があります。強い者から、

  • 甲(きのえ)
  • 乙(きのと)
  • 丙(ひのえ)
  • 丁(ひのと)
  • 戊(つちのえ)
  • 己(つちのと)
  • 庚(かのえ)
  • 辛(かのと)
  • 壬(みずのえ)
  • 癸(みずのと)

の十段階です。柱は「甲(きのえ)」にあたります。

鬼殺隊に入るためには、選別テストに合格しなければなりません。

合格した者はまず「癸(みずのと)」からスタートします。

同じ選別を突破したものは同期となりますが、

階級の上がるスピードは人それぞれです。

もちろん、後輩が先輩を超えることも多々あります。

鬼殺隊のバックオフィス(管理部門)

隠(かくし)

鬼殺隊には、剣士以外の役割を持った隊員たちがいます。

1つは、事後処理部隊の「かくし」です。

鬼殺隊と鬼が戦った後の始末する部隊です。

生還者や遺族の扱いから、戦闘区域の周辺に住む人々の避難誘導、

重傷で動けなくなった剣士の搬送や隊服の縫合まで、

様々な裏方仕事をこなします。

彼らは最終選別を突破した元剣士ですが、

構成員の殆どは、剣技の才に恵まれなかった人たちです。

しかし炭治郎は、鬼殺隊の一員として、隠には常に敬意を表しています

このあと説明する刀鍛冶のいる村に向かう際、

炭治郎は、複数の隠に変わる変わる背負って運ばれましたが、

そんな場面でも敬意は忘れませんでした

『ありがとうございました』『お疲れ様です』『よろしくお願いします』

炭治郎が引き渡しの際 必ずこう言うので 隠たちはホッコリした

刀鍛冶(かたなかじ)

もう一つは、剣士たちの刀を作る職人の「刀鍛冶かたなかじ」です。

彼らは剣士ではないので、鬼を倒すことはできません。

しかし、やはり炭治郎は刀鍛冶を仲間として尊重しています

ある日、柱の一人である時透無一郎ときとうむいちろうは、鍛錬のために、

訓練用のからくり人形の鍵を、刀鍛冶の少年に要求しましたが、

少年は壊れかけの人形を修理する自信がなく、それを拒みました。

すると、無一郎はこう言い放ちます。

柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う

少し考えればわかるよね?

刀鍛冶は戦えない 人の命も救えない 武器を作るしか能がないから

これを聞いていた炭治郎は反論します。

刀鍛冶は重要で大事な仕事です

剣士とは別の凄い技術を持った人たちだ

だって実際 刀を打ってもらえなかったら俺たち何もできないですよね?

剣士と刀鍛冶はお互いがお互いを必要としています

戦っているのはどちらも同じです

組織とは、同じ能力を持った人たちが集まるものではなく、

様々な能力を持った人が集まることで、

お互いの力を発揮し合い、一つの目的を達成していくものです。

総務より営業のほうが偉いとか、経理より製造のほうがすごいとか、そんなことはありません。

組織のために働いているのはどちらも同じ」なのです。

まとめ

「鬼滅の刃」に学ぶ、組織力を発揮するための問いかけ

  • 1.リーダーとして、部下・後輩を大切にできていますか?
  • 2.後輩を育てるために、何を意識していますか?
  • 3.働く部署に優劣をつけていませんか?

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