今の職場・部門に配属になって、どれくらいが経ちますか?
- 「後継者として家業に戻ってきて、1年です」
- 「後継経営者ではないが、今の部門になってまだ半年です」
- 「配置転換で新しい部門にいくので、何からやればいいか不安です」
- 「1年半経ちましたが、門外漢なので現場のことが今もよくわかりません」
等々、次世代リーダーになれば、転勤や転配属は多いですよね。
今回は、新しい部署での実務経験が少ない中、短期間で強い企業や革新が巻き起こる部門をつくる方法をご提案いたします。
部門のリーダーが変わる時は、変革の渦を巻き起こすチャンス
今回は、後継者・次世代リーダーが“いかに現場感覚を身に付けていくのか?”
こういったことを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
もっともっとスピードを上げたい!
早くこの部門のことを掴んで成果を上げて、また次の部門に行きたい
という中でどうしたらいいのか
このような意見をよく耳にします。
この「現場感覚」あるいは「現場経験」を、短期で身につけるためには、どのようなことをしたら良いのでしょうか?
中小企業の後継者が、主任との次世代研修プロジェクトを推進
1.後継者が現場経験を短期で身に着ける最適の方法は、主任との交流
- 後継者・新リーダーが力を発揮しづらいのは、現場経験の不足や現場感覚とのズレ
「大学の経営学部やMBAで学んだのはわかるけど、現場は違うんだ、と言われる」
- 主任クラスが力を発揮しづらいのは、課長や上長に押さえられ発言権が少ないから
「Web・SNS活用やIT対応、海外への販路拡大等、声を上げてもなかなか上長が理解してくれない」
後継者・新リーダーと主任、両者の課題を相互補完するのが「主任研修プロジェクト」です。
現場感覚や現場経験の足りない後継者・新リーダーは、実務に強く、現場感覚に強い主任クラス人からノウハウ・スキルを学ぶ。
一方、意見が通りづらい主任クラスは、発言権のある後継者・新リーダーにサポートしてもらうことで、社内に大きな変革の渦を巻き起こすことができます。
2.後継者に求めれるのは、ノウフー(know who)と主任の意見を引き出すこと
後継者に大切なのは、
ノウハウでなく、社内の「誰」がどのノウハウを持っているか(ノウフー)
主任や若手クラスに、何でも言える場を提供すること(意見を引き出す)
後継者は、具体的なノウハウを知らなくても
「これは山田主任に聞けばわかるな」 「これは川口主任に聞けばわかるな」など、
社内の人脈、それぞれの社員との関係性をきっちり構築してさえすれば、全てのノウハウを
自分のもとに吸い寄せることができます。
ノウハウを一つ一つ身につけていることも、もちろん大事ですが、加速度をつけるためには、ノウハウだけではなくてノウフーにこだわることが大切です。
また、主任クラスにとっては「自分の言いたいことを、新しい後継者や部門長が聞いてくれる!」と実感できます。
主任や周りへの謙虚さや感謝がなくては、後継者・新リーダーの監督指導は機能しません。
こうした雰囲気の中で、後継者と主任クラスが一体となって社内に変革を巻き起こすことが、企業の業績・社員の成長に繋がっていくのです。
YouTubeでも詳しく解説しています
今回の「現場経験不足は、主任研修を通じて補い加速させよ!」について、
YouTubeでも、わかりやすく解説しています。
ぜひ、動画でも「現場経験不足を埋めるためには」について理解を深めてください。
水野からの問いかけ
- 後継者、後継部門リーダーとして、主任クラスとの交流は?
(現在地の確認) - 後継者として変革を生み出す、どの様な手立てを考えていますか?
主任とは?その役割とは?~主任と係長の違いはこう伝える~
主任と係長の違いって明確ですか?「主任は一般職、係長は管理職」「スポーツに例えると、主任はキャプテン、係長以上はコーチ」「主任はプレーヤー要素が多く、係長は管理職要素が多い」「通常の上下関係でいえば、主任が下で係長が上」
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