基本をあたまに、習慣をこころに!

事例体験から学びたい!

基本をあたまに、習慣をこころに!

2019年11月21日

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水野秀則

企業のリーダー(経営者・後継者・経営幹部)に焦点を当て、「志事(仕事)と人生」の両面にバランスの取れた支援を行う“経営『者』サポート”に日々邁進しています。

我流の習慣が招いた失敗

先日、大切にしている歯のことで、大失敗をしていたことに気付いた。

40歳を過ぎ、年を重ねるごとにひそかに進行していた歯周病。

2年前その治療に専念し、完治していたように見えていた。

が、久しぶりに伺った歯科衛生士の先生から思いもかけず「ここ半年で逆戻りしていた」ということを知らされ、大ショックを受けた。

それは、3ヶ月に1回の定期健診を忙しさにかまけて一度とばしたのが発端であったらしい。

その時点で逆戻りの徴候が少しずつ現れていたが、その変化を知らせる貴重な機会を自らの手で握りつぶしていたようだ。

歯磨きを毎日続けてやっていることで、変な安心感を抱いていたのが大失敗の要因だった。

今から思えばすべてが我流で自己満足の世界であった。

具体的には、歯磨きはしているが、歯垢のたまりやすい箇所に歯ブラシをきっちりと当てきれていなかったり、歯間ブラシ(歯と歯の間を掃除する先が尖ったブラシ)を通さなかったり、食後すぐに磨いていなかったり、外出時の食後の歯磨きは無理だと勝手に決めつけていた自分がいたのである。

私のこれまでの歯磨きは、専門家がアドバイスする基本にほど遠いもので、日々確実に実行して新しい生活習慣になるまでには至っていなかったようだ。

歯周病は歯の成人病であり、歯に対する生活習慣病と言われる所以がここにあることを改めて実感した。 病気は医師からの薬や治療だけで治すものではなく、自らの意志と新たな習慣がともなってはじめて完治するということを身にしみて感じたのである。

我流の習慣は芸の行き止まり

今回の失敗を通じて、私のこころに浮かんできたのは、「我流は芸の行き止まり」という言葉であった。

自分では一生懸命やっているつもりだが、見かけ倒しで自分の都合のいいように我流で実行しても、本当の成果はでないということだ。

専門家や、結果や実績を出している人からすると、理にかなったことを実行しないで成果を求めるのは滑稽に映るのではないか。

自分なりに勝手に解釈し、自分がやり易いようにして基本から離れたことをやっていた自分が恥ずかしくなってきた。

また、「習慣は第二の天性」という言葉も蘇ってきた。

日々の生活の中で習慣にしてしまえば、そのことは生まれつき身に付けていたのと同じ体質となり、とても貴重であるという考えだ。

生まれつきの「素質」だけに頼らず、自らの「体質」転換を図っていくことの大切さを今回の失敗から感じたのである。

そして、自分でやろうと決めたことが、非継続(やったり、やらなかったり)では決して良い習慣にならないこと、体質改善にまで結びつかないことを実感したのである。

我流と非継続は向き合いたくない自分の弱さ

自分では本来認めたくない癖や、向かい合いたくない自分の弱さが、歯の手入れという何気ない生活の一ページの中からくっきりと浮かび上がり、「我流と非継続は、怖いもの」であることにハッと気付いたのであった。

そこで新たに、これぐらいはいいだろうと自分の我が出てきた時、怠け心が出た時、支えて下さっている歯科衛生士のお顔を想い出した。

「『何が何でも治す』というその熱い想いに絶対自分は応えるのだ」という気持ち──それが自分流ではなく徹底した継続に向かわせたように想う。 (最新の診察結果では、前回同様に一本の歯を抜くこともなく、健康な歯へと驚異的な回復を見せた。)

人は支えられ人間になった時に強くなれる

今回の体験を振り返るまでもなく、人は本来弱いものかもしれない。

しかし、専門的な立場からアドバイスする人や、自分のことを心底考え支え続けてくれる人が身近にいると感じた時、人は見間違えるばかりの強さを発揮する様だ。

人は独りでは弱い

が、周りに支えてくれる人がいて(もちろん、自立心は大切だが)、人と人との深い関わりの中、いわゆる「人間」となった時に強くなれる

ただ、そこには専門家のアドバイスを基本ととらえる素直さ、そして、そのことを徹底して継続することをこころに刻む固い決意が大切なのは言うまでもないことだ。

今回の失敗体験では、『基本をあたまに(叩き込み)、習慣をこころに(刻む)』ということを本当に強く実感し、志(仕)事や生活全般にわたって自分の体質転換に結びつく素晴らしい機会を得たように想う。

あなたご自身は何を感じられ、どのように進めておられますか?

習慣を継続するための言葉

  • 「病気は医師からの薬や治療だけで治すものではなく、自らの意志と新たな習慣がそろって真に完治するもの」
  • 「我流は芸の行き止まり」
  • 「習慣は第二の天性」
  • 「「素質」だけに頼らず、自らの「体質」転換を図っていく」
  • 「我流と非継続は、怖いもの」
  • 「基本をあたまに、習慣をこころに」
水野秀則
水野秀則

  1. あなたが成功する上で、陥りやすい自分のパターンや癖はどのようなものですか?
  2. あなたは何をすることで、習慣化や継続力に磨きを掛けておられますか?

(2019年11月21日リライト)

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