チームビルディングミニ研修 ~具体例に学びリーダーが、日常で簡単にできる2つの方法~

経営者に必要なノウハウ

チームビルディングミニ研修 ~具体例に学びリーダーが、日常で簡単にできる2つの方法~

2019年3月4日

チームビルディング、日常で何をやっていますか?

  • 「チーム力を高めたいと思えど、意外と日常でと言われると、、、」
  • 「挨拶や、コミュニケーションは意識しているけど」
  • 「つながりや、絆に、直接効果のあがるものが明確ではないです」
  • 「リーダーとして、雰囲気作りのため笑顔を絶やさないこと」等々

良いチームをつくりたいと思えど、実行具体策が見つかっていないという声を聴きます。

チームビルディングのポイントとは?

水野秀則
水野秀則
皆さん、こんにちは、経営コンサルタント®水野でございます

今回は「チームビルディング」が、テーマでございます。

人と人をつなぐ技法や、言葉

チームを作る上で「良いチーム作りたいんだ」、

という声はよく聞くんですけれども、

「具体的にどんなことを、やっておられますか?」と聞くと、

意外と出てこないんですよね。

例えば「チームの雰囲気を明るくするために、笑顔を絶やさないようにしてますよ」とか、

あるいは繋がりや絆ということで、

「コミュニケーションをとにかく頑張ってますよ」

というような意見が、割と多いのではないでしょうか?

さらにどうしていけばいいのか?

具体例や具体的にどうかということを、

今回ご提案したいと思います。

「我々」がキーポイント

その前に前提となる、1つ事例をご紹介したいと思います。

これはビジネスの事例ではないんですけども、

国を挙げて すごく大事な見解をされた、事例ということで、

参考になるのかなと思います。

それは東日本大震災のときの、復興スローガンです。

皆さん覚えておられるでしょうか?

大震災が起こった後に、この復興スローガン。

みんなの気持ちをひとつにして、東北だけではなくオールジャパンで、

日本を挙げて この災害に対して、

どう立ち向かっていくのかっていう時のスローガン。

大事な大事なスローガン、どんな言葉があったでしょうか?

「がんばれ東北」だったでしょうか?

「がんばれ日本」だったでしょうか?

違いますよね。

「がんばれ」ではなくて、

がんばろう東北」「がんばろう日本」、

ではなかったでしょうか?

ここがやはり、すごく学べるポイントなのかなと。

「がんばれ」っていうのは、あなただけ頑張れっていう感じに届きませんか?

「がんばろう」と言ったら「一緒に」、というような言葉・感覚が届かないでしょうか?

ですから まず1番目の提案は、人と人を繋ぐ「言葉」であり「技法として、

我々はどうすればいいんだろうかっていう、

この「我々」を意識できる言葉、これが大事なのかなと思います。

ですから「我々」ということで、先ほども言いましたように、

「がんばれ」と言ったら、「あなた一人で」という感じになりますので、

「がんばろう」と言ったら、「あなたと私で一緒に」というところがあるので、

具体的な事例として、ご紹介をさせていただきました。

「私」と「あなた」という対立の構造ではなくて、

「我々」という形で包み込んで、

包み込んで言葉を投げかけていく。

その具体例が、我々はどうすればいいだろうか?

未来志向で我々はどうすればいいだろうか?

こういう投げかけ 言葉がけを、まず1番目にご提案させていただきました。

「一緒に」がキーポイント

そして2番目は

もう既に少し漏らしてしまいましたけれども、

一緒にという言葉です。

これは「我々」という言葉にも結びつきますけれども、

リーダーとメンバーは対立ではなくて、「一緒にやっていく」。

「一緒にやっていきたい」という言葉、これが具体的に使える言葉で、

「これこれを一緒にやっていきたい」、

それがどうでしょうか?

日頃 指示・命令ということで、

「これをやってもらいたいんだよ 山田くん」

という風になっている場合が、ほとんどではないでしょうか?

もちろん急を要する時やそういった時は、

そういう言葉でも良いかと思いますけれども、

「一緒にやる」

この「一緒に」という言葉を、言葉の端々に入れ込んでいくことによって、

絆であったり、「チームとしてそのことを取り組んでいくんだ」

「あなた一人じゃないんだ」ということが伝わる、

コミュニケーションになるのではないでしょうか?

リーダーとしての温かく見守る姿勢と態度、

こういったものを具体的に表現するなら、

「我々」という言葉を日常の中で、どれだけ数多く使っているだろうかという視点で、

我々リーダーの行動であり言動を、見つめていただけたらと思っております。

それでは 今回は「我々」は、どうすればいいだろうかという言葉とともに、

「一緒に」というこの2つをご提案して、終わりたいと思います。

ありがとうございました。

まとめ

「われわれは、どうすればいいだろうか」

  • 東日本大震災の復興スローガンに学ぶ、具体事例
  • がんばれ東北・がんばれ日本⇔がんばろう東北・がんばろう日本
  • わたし(リーダー・上司)とあなた(メンバー・部下)⇔われわれ

離れた存在ではなく、絆でつながった存在を意識する「一緒に」

  • リーダーとメンバーは、対立するものではなく一体となったもの
  • 「これを『一緒に』やっていきたい」 ×やってもらいたい
  • リーダーとしての温かく見守る姿勢と態度

水野からの問いかけ

水野秀則
水野秀則

  • チームビルディングで日頃からやっていることは?(現在地の確認)
  • 絆やチームづくりに結び付く声掛けで行っているものは?

YouTubeでも詳しく解説しています

今回の、「チームビルディングミニ研修」について、

YouTubeでも、わかりやすく解説しています。

ぜひ、動画でも「チームビルディングミニ研修」について理解を深めてください。

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