組織力のある職場は、やはりこれが浸透している!

経営者に必要なノウハウ

組織力のある職場は、やはりこれが浸透している!

2019年3月1日

どの様な職場ですか、と聞かれたらどう応えますか?

  • 「温かい職場、思いやりがある職場」
  • 「一人ひとりが自立している職場、個性を発揮できる職場」
  • 「明るい職場、前向きな職場、笑いのある職場」
  • 「ストレスが多い職場、刺激が多い職場」
  • 「何でも言える職場、会話が絶えない職場」等々

今回は、組織力のある職場について、ご提案します。

組織力のある職場とは?

水野秀則
水野秀則
皆さん、こんにちは、経営コンサルタント®水野でございます

職場の風景を形容するなら、何でしょうか?

今回は「組織力のある職場」、ということで皆さんと考えてまいります。

まず皆さんと一緒に考えたいのは、

「どのような職場ですか」と聞かれた時に、

皆さんはどのように答えられるでしょうか?

  • 「温かい職場なんですよ」
  • 「助かってるんですよ」
  • 「思いやるのあるすごい良い職場ですよ」

こういうようなことがあるだろうし、

「一人ひとりが自立していて強い、そしてへ個性が発揮できる職場ですよ」

あるいは「明るい職場」、

逆に「ストレスは多いけれども、刺激が多い職場なんですよ」とか、

「何でも言える職場」であったり、

「会話や笑いが絶えない職場」、

こういったものもあると思います。

その中で「組織力のある職場」とは、

ずばり理念と方針が浸透している」職場です。

「そんなこと分かってますよ」ということで、

この「理念と方針が浸透している」とは、どういうことかということを、

これから大きく2つ、さらに深めてまいります。

想いが浸透している

一つはやはり「想いが浸透してる」こと。

想いのベクトルが合っているか?ということです。

レベル1「知識」(繰り返し、伝える)

具体的には レベル1として、理念がお題目になっていないか?

あるいは形骸化していないか?という着眼点ですね。

ここについてはやはり「知識」。

知らないわけですから、それを繰り返し伝えていく。

これがリーダーとして、すごく大事なことではないでしょうか?

「繰り返す」「伝える」、これがレベル1です。

レベル2 「理解」(アウトプットしてもらう)

そしてレベル2は、

知っているけど、あまり重要と感じていないところ。

これは知っているわけですから、知識としてはあります。

だけど理解が進んでない、という形でございます。

だからこそ本人にアウトプットしていただく。

「うちの方針をどう理解している?」

「ちょっと伝えてもらえる?言ってもらえる?」

という形でアウトプットしてもらえれば、

だいたいその相手が、どのようなことを大事にしているか?

これが見えてまいります。

知識として知っているけれども、そのことをどの程度深く理解しているか?

こういったものが見えてくると、これがレベル2です。

レベル3 「実感」(本人の気持ちに寄り添う)

そしてレベル3は、

理解はしているけれども、他人事になっていないかという着眼点です。

キーワードとしては、やはり「実感値があるかどうか」。

実感していることは、人は実行に繋げていくことができます。

ですから本人の気持ちに寄り添う。

理解はしているけれども、どういう気持ちなのかっていう その感情を、

頭に入っているのではなくて、心にきっちり響いてるかどうか?

ここを露わにしていくためには、

相手の気持ちに寄り添っていくことが、大事ではないでしょうか?

こういったところで、まず1番目の「想いのベクトルを重ねる」、

というテーマがあるかと思います。

行動のベクトルを合わせる

そして2番目は さらに我々が、

「組織力のある職場」にしていくためには、

「行動のベクトルを合わせる」ということですね。

行動のベクトルを合わせる。

やはりお伝えしたいのは、「行動こそ真実」なんですね。

実感があれば実行に繋がっている、場合が多いのかなと。

ですから先程のレベル1からレベル3まで、

こういったところを、きっちり押さえていくということで、

実感したことは実行に繋がっていく。

だから 感じているか?

自分自身がそれを実感しているかどうか?

こういったものが我々リーダーから、

メンバーに伝えていくということではないでしょうか?

そして最後に、極めて大事だと思っているのは、

  • 「想いを重ねる」
  • 「行動を合わしていく」

こういったことも、もちろん大事なんですけれども、

我々リーダーのチェックポイントとしては、

「重なっているかどうか」

あるいは「合わさっているかどうか」、

という事実でございます。

ここが大事かなと思っています。

合わせよう合わせよう、重ねよう重ねようとしているけれども、

事実が意外と 本人であったり、メンバーの視点から見れば、

「重なっていない」「合わさっていない」

ということがあるのではないでしょうか?

最後に 大事なのは「重なっている事実」、

「合わさっている事実」、

方針や理念がきっちりと、メンバーとベクトルが合ってる。

ということが大事ではないでしょうか?

それでは 今日は以上でございます。

ありがとうございました。

まとめ

リーダーはメンバーと、想いのベクトルを重ねる

  • レベル1:理念がお題目や形骸化している⇒知識:繰り返す
  • レベル2:知っているけど、重要と感じていない⇒理解:アウトプット
  • レベル3:理解しているが、他人事になりがち⇒実感:本人の気持ちに寄り添う

想いが重なれば、次に行動のベクトルを重ねる

  • 「行動こそ、真実」チームとしてやり続ける習慣は何か
  • 「実感なくして、実行なし」
  • 重ねる・合わせるだけでなく、重なる・合わさるが大事

水野からの問いかけ

水野秀則
水野秀則

  • あなたがリーダーの組織を見て、どの様な形容詞が浮かぶ?(現在地の確認)
  • 理念や方針が伝わらないと感じる時、やっていることは?

YouTubeでも詳しく解説しています

今回の、「」について、

YouTubeでも、わかりやすく解説しています。

ぜひ、動画でも「」について理解を深めてください。

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