会議での討議は、過去のこと、今のこと、未来のこと、どの時点の話が多い?
- 「前月の数値が未達に終わりました」
- 「この四半期では顧客クレームが8%減りました」
- 「前年対比で、売上が6%アップしました」等々
今回は、会議の質、討議の質を高める1つの視点をご提案いたします。
会議ではどの時点での討議が多いでしょうか?
今回は、討議について皆さんと一緒に考えてまいります。
過去を悔いる「悔議」になっていませんか?
過去・現在・未来、どの時点の話題が多い?
今回は会議のよく見る場面をもとに、
皆さんと一緒に 会議をどうしていったら、
改善できるのかを考えてまいりたいと思います。
まず会議の場面で、
「前月は未達で終わりました、申し訳ございません」と、
詫びている場面、
あるいは「クレームが前月中で10%ほどダウンしました」
というようなことであったり、
あるいは逆に「前年比で売り上げが6%上がってます」
とかそういうお話が割とあります。
その中で 私が申し上げたいのは、
会議の質・討議の質を高めるために、
どういう着眼点があるかというと、まず、
- 過去の話が多いのか?
- 現時点の話が多いのか?
- 未来の話が多いのか?
前月の話が中心となっているのか?
今月の話が中心になっているのか?
来月あるいは再来月あるいはこの半期、こういったところの話が多いのか?
いかがでしょうか?
よく例えて言うのですが、
サッカーでも 攻める時間と守る時間、
「攻守の時間」というのはデータ管理されてますよね?
それと同じように、我々も過去の話が多いのか?
未来に向けた話が多いのか?
こういったところの着眼から、
色々見えてくるのではないでしょうか?
「悔いる会議」、「悔議」は意味がない
会議ということで、
よく目にする場面は 「悔いる会議」ですね。
後悔の「悔」これを当てはめて、
前回あるいは前月こうだった、
申し訳ございませんが続くような「悔議」。
これでは本当に意味がないのかなと。
そうではなくて、
そこから対策をどう作っていくか?
未達ではなくて差額対策に時間をかける。
これを工夫することを、今回はご提案したいと思います。
ありがとうございました。
まとめ
過去は変えられないのに、【悔議】に時間を掛けてももったいない
- 「申し訳ございませんでした」だけでは、未来の業績は創れない
- 反省や悔いるばかりで、未来の対策は不明確なまま
- 会議の改善のポイントの1つは、未来に比重を移すこと
次回は、何があればできるのか
- 未達でなく、差額対策に時間を掛ける
- 業績の先読みは、何か月先まで見えているか
- ダム経営の実践(差額のダム、業績のダムづくり)
水野からの問いかけ
- 会議で前月の話しと、当月、次月の話し、どこが多い?(現在地の確認)
- 先見・先手・先行の会議にした場合、どの様なメリットが浮かびますか?
YouTubeでも詳しく解説しています
今回の、「【悔議で終わらせない】会議の改善点を洗い出すには? 」について、
YouTubeでも、わかりやすく解説しています。
ぜひ、動画でも「【悔議で終わらせない】会議の改善点を洗い出すには? 」について理解を深めてください。
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