会議と聞いて、湧いてくるイメージは?
- 「また会議、時間がないのに」
- 「うちの会議、あまり意味感じないんだけど」
- 「会議がダラダラと長く、どうにか変えたい」
- 「会議で発言するのは上ばかりで、もっと自主的に発言する会議にしたい」
- 「会議より、少人数でのミーティングの方が効果的」等々
今回のシリーズではカンタン即取り組める会議の改善7つのポイントをご提案します
会議体系を見直ししたい
今回は、会議について皆さんと一緒に考えてまいります。
- 意外と時間をかけている割には、成果が出ないんだよ
- うまく討議ができない、あるいは 決定事項が不明確なんだよ
- 実践につながっていかない等々
いろんな意見を聞きます。
その中でもやはり、
- 会議がダラダラとしている
- どうにか変えたい
- 会議で発言するのは上ばかりでなかなか現場の声を自主的に、発言することがあまりない
まあこういったところが強いのではないでしょうか?
そういう中で我々リーダーは、会議をどうを見直しをしていけばいいのか?
一緒に考えてまいります。
提案1:発言が出てこない処方箋
閉じている「貝」、「貝議」とは?
まず1番目にご提案をしたいのは、
先ほども言いましたように、発言がなかなか出てこない。
会議は「会」って「議」するという、漢字が付いているにもかかわらず。
それを私は造語で「貝」、
閉じてる「貝」ですね。
海にいる「貝」を取りまして、「貝議」と申し上げております。
誰も喋らない、そして、上だけが一方的に何かを伝えている。
それであれば書面やそういうもので、伝えていけば済むにも関わらず、
一緒に現場の声を聞いたり、耳を傾けたり、
あるいは一緒に打ち合わせをしたり、
そういったものが極めて少ない会議が、まだまだあるんではないでしょうか?
こういったものを変えていくことが、大事かなと思っております。
「貝議」の処方箋
その中で 閉じてしまった「貝」、口をつむんでしまった「貝」、
こういった「貝議」に対しての処方箋は、
まず冒頭に『この1か月間で、印象に残っていることは何か』
これをぜひ問いかけてもらいたいな、と思っております。
会議は通常定例で毎月1回とか、毎週1回とかなっていると思いますので、
前回の会議以降で、現場で起こっていること、
あるいは印象に残っていることを一つ、
隣の人と対話してもらいたい、という時間をとってはどうでしょうか?
会議の中で、下の、あるいは参画したメンバーから出てくるのは、
発言したいんだけれども、すごく緊張する場面であったり、
あるいは発言したとしても、それではダメなんだと、
そういう考え方をしてるからダメなんだ、
というお叱りばかりをいただいて、
何でも言える雰囲気がなかなか作れていない。
そういう雰囲気じゃないんですよ、という声が下から出てきます。
ですから我々リーダーは、
会議で伝えることが何でも言っていいんだ、
というような雰囲気をまず作るために、
前回の会議から今日までで、
現場でどんなことが起こったのか、印象に残っていること、
例えば 嬉しいこと、あるいは悔しかったこと、
あるいは残念に思ったこと、色々とあるので、
それを出し合ってもらえないか、ということです。
まずはお隣同士、2人のペアから
しかもそれを全体の場面へ出そうと思うと、
また緊張する場面になってしまいますので、
お隣同士2人で この1か月、こんなことあったんだよということを、
発言してもらうといったところから、始めていただければどうでしょうか?
そして徐々に慣れてくれば、発言した内容を話してもらう、
全体でも話してもらう、
あるいは良かったこと、楽しかったことは、
割と言いやすいんですけれども、
失敗したことっていうのは、なかなか言いづらい部分もありますので、
そういったところに、次のレベルでは、
入っていって頂ければと思っております。
まずは「会」って「議」する、
こういった会議にするために、
口をつぐんだ 「貝議」から、
「会」って「議」するといったところから、
始めてみてはいかがでしょうか?
それでは今回は以上でございます。ありがとうございました。
水野からの問いかけ
- 会議の雰囲気や発言の量や質は?(現在地の確認)
- 会議で何を変えたいと願っていますか?
YouTubeでも詳しく解説しています
今回の、「【会議体系の見直し】閉じている「貝」、「貝議」とは?」について、
YouTubeでも、わかりやすく解説しています。
ぜひ、動画でも「【会議体系の見直し】閉じている「貝」、「貝議」とは?」について理解を深めてください。
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