リーダーとして『褒める』『叱る』ことに
自信のある人は少ないのではないでしょうか?
何を褒めたらいいかわからない。どんな言葉で褒めたらいいかわからない。
今回は、そんなお困り事について、一緒に考えていきたいと思います!
部下を褒める言葉、何が浮かんできますか?
皆さん、こんにちは。経営写コンサルタント®の水野でございます。
リーダーとして、日常の『褒める』『叱る』どうされていますか?
会社の理念や方針に従ってきちんと実践していきたい!
と感じておられるリーダーの方は多いのではないでしょうか?
一方でここに自信を持っているリーダーは少ないのかもしれません。
褒めたいとは思ってるんですが
なかなか褒めるところが見つからなくて…
世代のギャップかもしれませんけど
どうしても見方が違うなと悩んでて…
自分がやった方が早いので先にやってしまって…
これはダメですよね…
パワハラやセクハラという問題があるので
ちょっと臆病になっているのかもしれません…
このような声を聞きます。
そんな中で、どう取り組んだらいいのでしょうか?
ズバリ!私から2つの着眼点をご提案したいと思います。
部下の褒め叱り、本質は愛情があり観察しているか
達成度合いではなく、変化度合いを認める
まず1つ目は、
達成度合いではなく、変化度合いを認める!
ということです。
もちろん上司である我々リーダーよりも
結果が埋まるということは最初はないわけですよね。
そういう中で「褒める」ことが
なかなか見つからないというのは当然のことです。
だからこそ、
以前はこのレベルだったけれども、これだけ上がった
という変化度合いをきっちりと承認していく、
認めていくことが大事なのではないでしょうか。
いきなり「褒める」のはなかなか難易度が伴うのであれば
「認める」「承認する」といったところから始められると
意外とハードルが下がっていくのではないでしょうか。
POINT
① とにかく、相手をよく観察すること
② 上司は部下の長所発見業
③ 現状のレベルは足りていないかもしれないが、進化・成長の度合いを褒める
能力でなく、労力を認める
そして2つ目は、
能力ではなく、労力を認める
ということです。
我々はリーダーとして、能力の高い人を求めているのかもしれません。
けれども、我々リーダーは打率を上げることが大事です。
できる部下であれば、どんどんどんどん自分でもできると思うんですね。
しかし、なかなかうまくいかない部下を
どれだけ一緒にチームとして成果を出せるか。
ここの成功率・育成率・打率を上げることが大事ではないでしょうか。
だからこそ、部下・後輩の労力や頑張ってること。
なかなか成果まではいかないんだけれども
一生懸命に真面目に取り組んでいること。
こういったところをきっちりと観察して、
認めていくという姿勢が大事ではないでしょうか。
もちろんやり方がまずかったり、うまくいかないこともあります。
だからこそ、我々リーダーは部下のまずは姿勢から認めていく。
そして成長したら、次に能力を承認していく。
そして、最後は成果に対して『褒め』『叱り』を行っていく。
こういうような順番になるのではないでしょうか。
POINT
① 誰しもが頑張っている、手を抜こうとしている人は少ない
② 慣れていなかったり、やり方がまずくて、成果まで至りついていない
③ 部下の成長度合いに応じて、姿勢<能力<成果の順に褒めるテーマを変える
まとめ
私の尊敬する経営者は、
「部下・後輩を弟や妹のように思っているのか。そこが原点だよ」
というお話をよくなさいます。
ですから、原点・本質としては
『部下を自分のパートナーとして温かく見つめているのかどうか』
というところがあるのではないでしょうか。
リーダーシップが高まるあなたへの問いかけ
- 1.部下や後輩を、弟・妹のように感じる時は?(現在地の確認)
- 2.あなたの部下は、今、どのレベルでしょうか?
YouTubeでも詳しく解説しています
今回の「褒める!認める!」について、YouTubeでも、詳しく解説しています。
動画を見て、「褒めるとは」をぜひ見直してみてください。
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