経営者に必要なノウハウ

部下から報連相がないと嘆きたくなったら、リーダーシップをここでこそ発揮するコツ

部下から報連相がないと、嘆きたい気持ち、誰にでもあるのではないでしょうか?

この気持ちをグッとこらえて、リーダーとして自分にできることは何か?

報連相は組織の情報共有の上でとても大切なこと。

しかし、部下が「やらされ感」で報連相をしている段階だと、どうしても抜けも多いものです。

どうすれば、自発的に報告がリーダーである自分にタイムリーにあがってくるのか。

今回は、報連相が、部下からより進んで、あがってくるための、

リーダーシップの発揮を一緒に考えていきます。

部下からの報連相がないと言うが、そもそもその目的の共有は?

水野秀則
皆さん、こんにちは、経営コンサルタント®水野でございます

今回は、報連相がないということで、部下の行動について、どうしても愚痴が出たり、なげいてしまうっていう場面は、我々リーダーにとってあるんではないでしょうか?

この報連相が、もっともっとスピーディーに、そして、的確に我々上司に、あがってくるにはどうしたらいいか?

そのためのリーダーシップの発揮ということで一緒に考えてまいります。

まず、この「部下から報連相がないんだよ」という声は非常に多いです。

これがやはり現場での声なのかなと思っております。

もちろん 報連相の大切さや報連相のやり方、こういったものを伝えていくことは、もちろん、皆さんもやっておられると思いますし、私も数多くやってまいりました。

その中で、今回は2つ、ご提案したいと思います。

部下から進んで報連相のご提案 1つ目

まず1つはですね、この報連相がないということですけども、

そもそも、我々は部下に対して、

  • 何があるから、なぜ報連相が大事なのか?
  • 何のために報連相をするのか?

ということを、どのように伝えておられるか、

ここを今一度、確認することが大事かなと感じています。

どういうことかというと、報連相というものは、情報共有のためとか、情報をもらってスピーディーにお客さんや、他の部門に対応するために要るんだよということをもちろん、当たり前のことかと思いますけれども、こういったところでは、部下から見れば、報連相をしなければいけないという風に、なっているんじゃないかなと思います。

報連相をしなければいけないという風に、義務感にしてしまっていては、進んで、タイムリーに

「これを上長・上司に共有するぞ」

とは、なかなかならないのかなと思っております。

部下が進んで報連相したくなるにはどうしたらいいか?この視点を少し変えていただくことが大事なのかなと、そうすればどういったものが出てくるでしょうか?

例えば2つご紹介したいと思います。

事例.1「部下自身の成長につながる」と自覚させる

これは実際、研修の場面であったことですけれども、やはり部下から見れば、上長の判断基準や今までの経験を、報告・連絡・相談にいった時に教えてもらえる、学ばせてもらえるということは、すごくチャンスだし、良い機会という風に思っている場合が多いです。

だからこそ、報連相というのは、あなた自身が成長できるんだと、そういったところを強調しているという方が、やはり、いらっしゃいました。

ですから、報連相というのは、部下自身の成長のためにあるんだ、といったところをどれだけ伝えられるか、そして現場でも報連相が上がってきた時に、ワンポイントアドバイス的なものを入れれるかどうかが、すごく大事なポイントではないでしょうか。

あるいは、こういう経営者の方もいらっしゃいました。

事例.2「報告をしないと部下自身の責任になる」と脅す

「私は報連相というものを義務感でさせないために、

『報告がないとあなたの責任になるよ』

と部下には言っています」という方がいました。

報告がないと、上司はそれを知らないわけですから、部下にとっては責任が重くなってしまうということで、ある意味、合理的な脅迫をしていますよ、というようなことではないでしょうか。

ですから、責任であったり、負荷を軽減するという意味合いで、上司に報告を上げておいた方が得だよというような、言い回しをされておられる方もいらっしゃいました。

色んなやり方があると思いますけれども、とにかく この「やらされ感」で報連相をしなければいけないというところから視点を変えると、報連相をしたくなるように、どう部下・後輩たちと、報連相の目的を、共有していくかというのがあると思います。

部下から進んで報連相のご提案 2つ目

そして、大きく2番目は、これも部下から 現場の意見で出てくるのは、この報連相ということを、中堅層や若手層に、報連相をやっていきましょうよって言った時に、必ず出てくるのは、

「上司自身がやってないんですよね、どうしたらいいですか?」

という声が、本音では、やはり出てまいります。

上司がやっていないのに、部下だけがやらないといけないんですか?

というように聞こえてまいります。

だからこそ、まずは上司自身が「報連相」を、自分も人間として漏れることもあるし、できていないこともあるんだということ、これを部下と一緒にやっていこうと、なれるかどうかなんですよね。

部下だけがやるものでもない、そして、上長自身が部下と一緒に報連相や情報共有を、一緒に高めていくという姿勢を持つ、そのためには、誠実に、自分もできていないところがあるんだよ、ということを認められるかどうか。

リーダーシップの発揮ですごく大事なのは、やはり、この「誠実さ」があるかどうか。

これは、ドラッカーも言っていることではないでしょうか。

誠実に「自分もできていないけれども、一緒に情報共有・報連相を高めていきたい」と、部下と語らいを持てるかどうかということが、まずあるのではないでしょうか。

そして、私が常に伝えていることは、

「部下は言う通りにやらないけれども、やる通りにはやろうとするということでございます」

まず我々が報連相をやっていく、より情報を共有すること、こういったことを意識して取り組むことが、大事ではないでしょうか。

そして、具体的にはどうしても忘れてしまうこともあると思いますので、それが終わったときにすぐに連絡を取り合うことはもちろんのこと、意識を高めるだけではなくて、仕掛けをつくるということで、

5分ミーティングですね。

5分でいいから、朝であったり、夕方であったり、時間を決めて、部下・後輩と打合せをするミーティングをするということを、定例にしては、いかがでしょうか。

そういったところから「報連相がないんだよ」という前に、まだまだ、できることはあるんじゃないかなと思います。

そして、この「リーダーシップの発揮」ということで、

「誠実な対応」

ここがリーダーとして極めて大事なポイントではないでしょうか。

部下に報連相の仕方がある様に、我々リーダーには報連相の受け方がある

部下が報連相を「やらなきゃ」になっていないか

  • 義務感では、的確でタイムリーな報連相は生まれにくい
  • 報連相をする目的は、そもそも何だろうか
  • 情報共有・スピーディな対応だけでなく、学びのため負担を共有するため

部下から見ると、上司が報連相をやっていないという意見が多い

  • 部下を一方的に攻めるのではなく、一緒に改善していくリーダーの誠実さ
  • 部下は上司の言う通りにはやらないが、やる通りにはやろうとする
  • 何かあった時にではなく、まず5分ミーティングで癖づけを行う

報連相の受け方でリーダーシップが高まる あなたへの問い掛け

  • 報連相は何のためにそもそも行うと、部下と共有してますか?  
  • 部下と共に一緒に情報共有するために、今から取り組めることは?  

報連相の小冊子のご紹介

small-hourenso

部下が育つ報・連・相の受け方

発売日:2012年2月22日 単行本:28ページ サイズ:A5版 出版社:フューチャサポート 定価:2冊セット 500(税込)送料無料

※この冊子は、ご自身を基点に部下もしくは上司の方と報・連・相の強化を図り、組織力の向上を意図としているため、2冊セットでのご提供とさせて頂いております。 ※代金は後払いです。

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