新入社員が辞めた

経営者に必要なノウハウ

辞めない新入社員が、研修で身につけた働くスタンス(始めに) vol.1

新入社員が辞めてしまった!!あれだけ心血を注ぎ、採用、内定、現場配属と、大切に育んできたのに、、、。

今こそ切り替えていきましょう!

さぁこれから一緒に、新人が身につけると辞めない視点を出し合っていきますよ。

辞める新入社員と、辞めない新入社員の決定的な違いとは?

水野秀則
水野秀則
皆さん、こんにちは、経営コンサルタント®水野でございます

今回は、新入社員が辞めない、これをテーマに、一緒に考えてまいります。

いかがでしょうか?

去年の4月に入社された新入社員の方々、その後、どうでしょうか?

定着されておられるでしょうか?

残念ながら、一人辞めた、二人辞めたという声も、中小企業の現場を歩いてますと、出て参っております。

その中で、この、

「辞める新入社員、辞めない新入社員」

何が、決定的に違うと、皆さんは、お考えでしょうか?

今回は、そこのところを特に、一緒に考えて参りたいと思っております。

大きくは、2つのことを一緒に考えてまいります。

辞めない新入社員はスタンスができている

1つはですね、やはり、辞めない新入社員はというのは、スタンスができているなぁと、いうふうに感じております。

で、新入社員研修の現場を歩いてますと、やはり、ビジネスマナーに終始していると、ビジネスマナーがもちろん、悪いわけではないんですけれども、そこの、表面上だけ、あるいは、形式上だけになってしまっていて、すごくもったいない場面っていうのは、時々、見ます。

ですから、やはり、「スキルよりスタンス」ということで、

新入社員として、あるいは、社会人として何が大事なのか、そして、そもそも働くとはどういうことなのかということをですね、やはり、新入社員が、気づいているっていうことが、すごく大事なのかなぁというふうに思います。

「教えてもらって当たり前」というスタンスがあればですね、いつまで経っても、なかなか自立しない、そして、云われたことしかやらないという新入社員になってしまう、そして、いろいろやってもらって当たり前、っていう意識があればですね、

常に、不平不満ってところが、くすぶっている状況にあるのでは、ないでしょうか?

あるいは、我々リーダーとしてもですね、逆に教えることが、当たり前になっていると、常に、教えなければいけない、あるいは、教えることが大事であって、新入社員がどう感じているかといったところに、なかなか、目が回ってないと、いうような傾向が出てしまう場合も、あるのかなというふうに思います。

まず、1番目は、やはり、スタンスに違いを生み出すと、働くとはどういうことなのかっていうことをですね、新入社員ときっちり、確実に掴むということが、まず、一点目で大事な視点ではないでしょうか?

辞めない新入社員は実感している

そして、2点目ですね、2点目ということで、大事なのは、実感っていうキーワードでございます。

どういうことかっていうと、先ほどのビジネスマナーであったり、色々と新入社員として、社会人としての基本動作で、

名刺交換であったりとか、働く現場での営業としてどういうことが大事か、事務職としてどういうことが大事か、生産職として、どういうことが大事か、色々と教えているんだけれども、

知識に終始してしまっていると、頭には入るんだけれども、

心に入ってるかどうかって言ったところが、課題になっているとですから伝えた方は伝えているんだけれども、本人の方には届いてないので意外と現場に現場配属されたときにそれが使えていない。

あるいはもう忘れてしまっている、そして大変だというようなところで苦しいって言った所にすごくたってしまっているという形があるのかなと思います。

で私の関係先の経営者をですね、まずは大事なのは、

コップがあれば下に向けているのではなくて、新入社員の気持ちをですね、上に向ける、コップを上に向けるということをよくおっしゃられます。

ですからまずは、意識を高めるって言ったところをどう作っていくか、そのためには実感なくして実行なしっていう言葉が、私はよく使うんですけれども、やはり、

実感してもらう、本人が新入社員が、実感する、あるいは、リーダーとしても、本人が実感するようにどう伝えていくのか、こういった視点がすごく大事なのかな、この実感っていうのが2番目の大きなテーマではないでしょうか?

そして、その実感を作るために、新入社員が実感してもらうために、我々リーダーとして、出来ることとして何があるんでしょうか?

その一つはですね、やはりご自身の成功体験、失敗体験、この体験をエピソードで語るということが大事ではないでしょうか?

そして、そのエピソード、これを自慢話だけではなくてですね、やはり失敗したこと、自分も新入社員の時、こういう失敗をやらかしたっていうような事をですね、体験でどれだけ伝えるかということがあると思います。

そして新入社員が何を感じたのか、ということで、やはり、問いかけをしていくことで、

新入社員が、どこまで理解できているのか、実感できているのかということが、結果、新入社員に伝わるのではないでしょうか?

そういうことで、新入社員が辞める辞めないということで、今回はスタンスというキー
ワードと、

実感というキーワードをみなさんと確認を致しました。

それでは、引き続きよろしくお願いします。今日はここまでです。

水野秀則
水野秀則
弊社の新人研修については、下記ページをご覧ください
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まとめ

スキルより、スタンスを身に付ける意味

  • スタンスとは、意識・姿勢・立ち位置など、目に見えない
  • 教えてもらって、当たり前病に罹ってないか
  • 逆に、教えることが当たり前病に罹ってないか
  • 応用や持続する

新入社員本人が、研修テーマを実感しているか

  • 意識を高める
  • コップを上に向ける
  • お勉強にさせない
  • 強制ではやらない
  • 実感なくして、実行なし
  • リーダー自らの体験
  • エピソードで伝える
  • ストーリーテリング
  • 新入社員の想いを引き出す
  • 問いかける

新人が辞めないために、あなたへの問いかけ

水野秀則
水野秀則
  • あなたの新入社員時代で覚えていることは?
  • その後の社会人人生や仕事で活きていることは?

YouTubeでも詳しく解説しています

 

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