経営コンサルタントへの従来型の相談でいいのか【若手経営者後継者の専門家活用】

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経営の専門家で思い浮かぶ方は、中小企業診断士・税理士・公認会計士・弁護士・コーチ・カウンセラー等々。実に、色々な方がご活躍されています。
 
わが社の大切な未来を託すのに、どの様な方に相談をもち掛けるのか?経営コンサルを依頼するのか?とても大切な経営判断ではないでしょうか。そもそも相談しないという選択肢もありますね(笑)
 

今回は、中小企業の経営者、その中でも次世代の経営を真剣に考えておられる若手経営者や後継者にとって、どの様な経営コンサルや専門家を欲しておられるのかを一緒に考えていきます。

 

1.多くの人に囲まれながらも、若手経営者や後継者は孤独?

こんにちは 経営写®コンサルタントの水野秀則です。
 

今、我々中小企業の経営者・次世代リーダーにとって、変革が迫られています。企業間競争の激化、グローバル化、働き方改革、AI・RPA等々。

 

日々、自社の理念を深め、戦略を構築し、現場をマネジメントし、人財を育む。実に様々な状況に合わせて、経営判断を下す「本当にこれでいいのか?」「これが最善と言えるのか!」と迷いながらも、前に進んでいく。
ベストではないかもしれないが、選択肢の中でベターの判断を選び決行していく、これが若手経営者や後継者の日常ではないでしょうか。
 

ともすれば、番頭さんと言われる古参の自社の役員や幹部に決断する前に相談しても、「的確な応えが返ってこない、、、」 また、奥様や親しい友人に経営の複雑なことなので「家族や友達には心配を掛けたくない」という想いから話を濁してしまうことがあるかもしれません。

 

さらには、業界の会で繋がっている同業の経営者に打ち明ける。地元で出会った異業種の経営者に相談を持ちかける。しかしながら、同業だとどうしても腹の探り合いの面が残っていたり、異業種と言えどエリアが同じで噂が広まってしまわないか気が引けてしまったり、、、。

 

「経営者は孤独だ、、、」と思わずつぶやいてしまう。そんな場面があるのかもしれません。そこで、専門家に相談してみようかとなるのではないでしょうか

 


2.経営スキルをもった専門家を欲すると共に、
中小企業経営者・後継者の求めはそれだけではない?

専門家という言葉、皆さんはどの様な響きがしますか? ーーその分野の専門技術がある人。
さらに突っ込んでいけば、経営の専門家であれば、経営の知識 経営スキル 経営の各機能ごとの知見をもっている人。

 

具体的には、マーケティング ヒューマンリソース ファイナンス アカウンティング ロジスティックス イノベーション 最新の経営成功事例等々に詳しい人と成るのでしょうか。

 

ただ、中小企業の現場を歩く中で、大手企業や仕組みやシステムで動いている会社と、中小企業とでは、専門家に求めるものは何か違うのではないでしょうか。

 

医療の現場の例をあげます。高い専門性もつ大学病院や地域を代表する医療施設や専門病院があります。
一方で、小規模ながら町医者や主治医と言われるドクターもいます。専門性は大学病院と比べると高くないかもしれないが、何でも相談できる。

 

数十年にわたりつながりがあり、自分の身体や体質や病気のことを一番知っている存在がいることの安心感や信頼感

 

3.中小企業の若手経営者後継者だからこそ、専門家に求める13の条件

大手企業の経営者や経験豊富な中小企業経営者であれば、経営哲学や判断基準等、経営者としての軸はほぼ固まっています。

 

そこには、市場の変化や時代のテーマについて、新しい知見や情報を中心に専門家に求めているのではないでしょうか。

 

ひるがえって、中小企業の若手経営者や後継者は、ズバリ、専門家に何を求めておられるのでしょうか。

 

31年にわたり、中小企業の経営現場を歩く中で感じるのは以下13項目です。

 

 1(守秘義務絶対で)経営者としての本音の話しを聴いて欲しい

 

 2資金繰りや先行投資等、経営判断で背中を押して欲しい

 

 3上から目線の経営指導でなく、横から目線の経営支援・経営者の見守り

 

 4専門技術だけでなく人間的な対話や交流の中に、いい会社を一緒に創ろうという意気込みがある

 

 5日々の経営の事例を交換する中で、安心感がふくらみ居心地がいい

 

 6かっこをつけなくとも自分らしさを自然と出せる居場所があり、経営者の素の自分を出せる場がある

 

 7ともすれば幹部や周りに言うと否定されがちなことでも、照れもなく未来や夢を語れる

 

 8これまでの番頭さんをはじめ現在の社員やスタッフでできなくはないが、さらに加速を付けたい

 

 9経営のことだけでなく、将来の不安や困っていることがいくつかあり、家族のことや人生・生活のことで相談したい

 

10経営やマネジメントの知識やテクニックも大事だが本に書いてあることでなく、わが社にそった実践的なものを教えて欲しい

 

11同規模の優秀企業の事例や、他社の経営事例で刺激をもらいたい

 

12メンタル面での支援だけでなく、経営数値やロジックに基づいた指摘も欲しい

 

13経営者としての自分ははたしてこれでいいのか、直言や諫言(かんげん)も率直に伝えて欲しい等々。

 
 

いかがだったでしょうか? 次世代の経営者・次世代のリーダーであるあなたにとって、身近なものはどの程度あったでしょうか?

 

「そうそうそう」と、どこか共感いただける面があったでしょうか。
 
 

4.経営コンサルタントでなく、経営者コンサルタント・経営写コンサルタント®へ

そもそも、経営者とは何か? 何をする人なのか? どの様な想いをもっている人なのか? 何を実現したいと願い行動している人なのか?

 

ここを明確にすることで、自社の経営に求める専門家の姿が明確になるのではないでしょうか。
経営者とは何かを見つめていきましょう。

 

まず、経営者は決める人。しかも、経営は部分最適でなく全体最適をつかさどるもの。こちら立てれば、あちらが立たずではなく 総合判断や調整力が必須。中小企業であればなおのこと。後ろを振り返っても、上司が居ないのが経営者。最終の判断を下し前進する際に、心の拠り所があるか無いか。自分やスタッフの感情と、自社の勘定のバランスを取れるかどうか。

 

次々と決めることに迫られる日常が経営者。優柔不断は経営者の罪悪と頭で学びながらも、エイヤーとなかなか決めることができない。経営判断に悩み苦しみ、ブレてはいけないと想えど、トップの英断はやはり重い。
お客様のことはもとより、番頭さんや幹部・社員、家族の顔が浮かぶ。この決断したことをに伝えた時、どういった反応があるか? 受け入れ実践してもらえるだろうか等々。

 

理論上の乾いた経営判断だけではなく、支える周りの人の想いをも含めたある意味ウエットな経営者判断が求められるのが中小企業経営者ではないだろうか。
 

その経営者人生に寄り添う、その様な存在があってもいいのでは? 聴く・受け止める・一緒に創り上げる。経営に寄り添うだけでなく、人生にも寄り添う存在でいたい。

 

人生観に裏打ちされた事業観を打ち立てることで、若いから経験がないからと周りを落胆させることはしたくない。若いからこそ経験がないからこそ、温かで誠実な人間力を磨き、周りの応援や力を引き出す
それでこそ学生時代に学んだ経営学や経済学が、ひときわ活かされ来るのではないだろうか。空理空論を振りかざし、上から目線でこれまでの番頭さんやスタッフに対してダメ出しをしていても、亀裂が深まるばかりで瓦解しかねない。
 

だからこそ、経営でなく、経営者のサポート 造語ではあるが、経営者コンサルタントという存在を、創業時の16年前から追い求めて来た経緯がありました。中小企業経営者が専門家に求める姿の一つとして。

 

次に、経営者は実践の人
経営は理論より実際、行動こそ真実」というリーダーの実行力の大切さを伝える言葉があります。経営者は机上の人ではなく、現場の人です。

 

また、「経営者は一人で始めなければ何も始まらない、一人では何もできない」という組織力の重要性を伝える言葉もあります。リーダーとしてチームビルディングを行い、経営者は組織の人であることも間違いはありません。
 

しかも、経営はプロの世界。「頑張っています」「一生懸命やっています」は、アマチュアの世界でありそれだけでは評価されることはない。また、経営者自身はリーダーシップを発揮をしているつもりでも、上から目線や強権的な命令指示で現場は逆に疲弊してやる気を失っているいるのかもしれません。

 

言わば、経営者の「やっているつもり」「できているつもり」「喜んでもらえてるつもり」という、つもり病になってしまっている。周りもこのスパイラルから抜け出れず、誰も何もリーダーには言えず言わず。組織の活性化は唱えども、組織が硬直化したり、良い人材から辞めていく兆候が出ているのかもしれない。

 

そこで、わが社の今の行動の体質や状況を数字や習慣で冷静に判断し、結果から見てどうなのかという着眼が支援する専門家に強く求められている様に感じます。
経営は実際であり、経営は業績や数値を避けて通ることはできません。ただ、分厚い経営方針書や現場とかけ離れた会議を、専門家の手を借りて延々と繰り返すことはどうでしょうか?

 

あるべき姿や、経営者としてのありたい姿を明確にし追い求めることは大事です。ただ、そのアプローチを専門家と共に重きを置きすぎていないかということです。

 

目的地と現在地、この2つを明確にすることで、 始めて方向性が生まれ、効果的な行動が継続でき、成果につながります。

 

現在地の大切さを、名古屋への出張が決まり行動する場合の身近な例であげます。目指す目的地が名古屋が明確になっても、今の現在地がわからなければどうします? 我々は一歩も前に踏み出すことはできないものではないでしょうか。仮に歩みだせたとしても、実際は大阪に居るのに、間違って東京に居ると現状把握をしてしまっているとどうなるでしょう。名古屋を目指し西に向かうミスをおかしてしまう。当然、実際は東京でなく大阪に居たので、西に向かえば広島に行ってしまう訳です。しかも、戻るのに大幅なコストや時間を食ってしまいます。
 

だからこそ、今現在の自社や経営者自身の現在地こそを浮かび上がらせる専門家がいてもいいのでは想うのです。経営や企業の現在地を浮かび上がらせること、例えば決算書の数値分析はやってこられると想います。しかしながら、リーダーとしてどの様な采配や癖があるのかという現在地には気づき切れていない。

 

写真の様に経営者の行動や状況を写し出す専門家が、より求められているのではないか。写真機能をもつ経営コンサルタント、言うなれば経営写コンサルタントとの取り組みが、中小企業の経営の伸びしろとしてある様に感じます。
経営に寄り添うだけでなく、経営者の人生に寄り添う。加えて目的地だけでなく現在地を写真の様に写し出す存在を活用する。
 

次世代を担う若手経営者や後継者として、あなたはどの様な専門家をそばに従来置いてきましたか。そして、これからはどの様な選択をされますか?

 


5.気づきや行動が深まる、あなたへの問い掛け

1.中小企業の後継者として、あなたがそばに置きたい方はどの様な方?

 
2.目指す目的地が明確になっても、

  今の現在地がわからなければどうします?
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