健康経営の取り組みは中小企業こそ、人材採用の武器!~自社イメージアップやブランディングづくりに~

健康経営

健康経営の取り組みは中小企業こそ、人材採用の武器!~自社イメージアップやブランディングづくりに~

2018年2月22日

経営者にとって、健康がコストだった時代は終わった。自分自身の健康を高めることは、集中力・判断力・実行力を磨く先行投資である感覚をもてる経営者は多い。が、一方で社員の健康となると、それは自己管理であり会社の経費や時間外で取り組むものという認識がまだまだ一般的かもしれない。最低限の法律で定められた健康診断費用やその時間でさえ、コストや負担にうつっている経営者も事実存在する!

1.中小企業の健康経営に取り組むメリット

こんにちは、経営者コンサルタントの水野秀則です。

働き方改革・残業時間削減・採用難・企業間競争激化等々、時代の変革が進んでいる。我々経営者として、人が採れないではなく、学生や求職者に選ばれる企業づくりが必須のテーマではないだろうか。セールスがマーケティングに転換した様に、提供者側の理論でなく、受け取る側の視点からの変革が絶対条件の時代が来ている様に想う。新たに入社した社員が働きやすい環境づくり、ワークライフバランスにあるように、人生も志事も両立できる環境づくり。そのことこそが、時代がわれわれ経営者に求めているテーマの1つではないだろうか。

その突破口として、この健康経営に取り組む意義は明確にあると想う。

その中でも、健康経営優良法人認定制度を活用することにより、健康経営の取り組み具合や周囲へのアピール度合が図れるものとして、我々中小企業にプラス面が大きいと感じている。

経済産業省のこの制度の説明 :  http://www.meti.go.jp/press/2016/02/20170221008/20170221008.html

2.中小企業の健康経営への取り組み~認定取得の道は開けている~

お陰様で、この健康経営優良法人中小企業法人部門として、三回目となる2018年2月20日、弊社も認定をいただけた。つい一昨日のこと。この認定は2017年2月に始まり、その第一回は95社の法人。第二回は318社、そして今年は775社が認定。と、急激に増えて来ている。この制度に注目し、企業イメージづくり・企業ブランド価値向上等々経営に活かそうとしている中小企業が増えていることの証でもある。

「先ずはやってみる」という想いのもと、弱小チームである我々も認定を実際に志して約一年、社員や専門家のご支援で実現に至った。

水野社長

認定証

3.どの様な中小企業が、今回の健康経営の認定を受けたのか

私が日頃から活動している、主だったエリアである関東と関西。その認定企業一覧が以下だ。同時認定された健康経営銘柄やホワイト500等の大企業と違い、一般的な知名度はやや低いかもしれない。が、きっと貴殿にとって身近な会社がいくつか見つかるのではないだろうか。何より、ご自身発で健康経営企業に名乗りを上げられ、地域に伝播させていくリーダーとして先陣を切ってみるのはいかがだろうか。

資料

資料

資料

以下、経済産業省の該当ページで全国775法人のリストです。

http://www.meti.go.jp/press/2017/02/20180220003/20180220003-2.pdf

4.特長なき企業はつぶれる

私が経営の師匠である、先をいく経営者からアドバイスをいただいたのが、この言葉。この想いが、小さくともキラッと光り輝く企業ーーそれがダイヤモンド経営の基盤づくりに繋げれたのは言うまでもない。その一歩として、微力ながら取り組んできた健康経営。今回、弊社の本社所在地東京都から、認定を手にしたのは143番から194番、約50社(団体)である。その中に入らせていただけたのは光栄以外の何ものでもない。中でも有限会社は、弊社一社のみであった。これからも、自社の特徴である、健康(個人)と経営(組織)のバランスはもとより、人生と経営を熱く見つめる一人であり一社で居続けることを、再確認した出来事であった。制度に関わられた方はじめ関係者の皆様に熱く御礼を申し上げます。『ありがとうございます』

健康経営が深まる、あなたへの問い掛け

  1. 組織のリーダーにとって、そこに集う一人ひとりの健康はコストではなく何なのでしょうか?
  2. わが社の特長は何でしょうか 3つあげていただけますか?

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