なぜフェラーリは高くても買い手が殺到するのか?
あの人を魅了するマセラッティやフェラーリのデザイン!
それを手がけた一人の日本人の熱い想い!
これだけでも私はそそられてしまいました。(笑)
オーラを発し、人を自然と惹きつける力とはいったい何なのか。
人を魅了してやまない真のブランドとは? モノづくりの神髄とは?
日本人の技は米独伊と何が決定的に違うのか?
その一つひとつの明確な応えを我々に与えてくれる、変革を生み出し続ける素敵なリーダーの本質を感じる発見が沢山ありました。
皆さん、こんにちは 水野です。
今回は工業デザイナー、特にカーデザイナーで
世界的に著名な奥山清行さんのお話です。
その人物や想いをつづった書籍「伝統の逆襲」から感じた内容です。
経営者やビジネスリーダーから見れば、営業や人事、財務は比較的身近なテーマの様に日々の活動の中で感じています。
しかし、デザイン・設計と言えば専門家任せだったり。
大切なものと想いつつも、意外と遠い存在になっているものではないでしょうか?
ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、ライフデザイン等々、デザインという言葉を日常や仕事でも使ってはいます。 でも、そのデザインという言葉に込められた本質について、はっと気づかせてもらえる熱い語り。
・デザイナー(コンセプター)の本来の役割は、ものづくりをして、その物語性を含め、世界とコミュニケーションすること。
・イタリアの職人は、自分にしかできないことを探す。
・世界に誇る切り捨て(?)の文化、日本。
・日本を表現する2つのキーワード、想像力(思いやり)と自己犠牲(全体をいかす)
・仕事の3つの絶対条件、自分の学び、相手の求め、楽しい。
・いらないけど欲しくてしかたないもの、をつくる。
そして、冒頭のマセラッティやフェラーリーに買いが殺到するのは、、、
・真のブランディングが存在しているから。
・真のブランディングは
「いくら払っても、周りが何といおうとも自分は買う」と、顧客に納得させること。
・ものづくりが色褪せることなく、コモディティ化を防ぐ方法がここにある。
これらの力強い言葉に勇気を与えられ、それを私だけのものにしてはいけない。
*トリノを本拠地とする世界的に著名なデザイン会社「ピニンファリーナ」
その時代に手がけたマセラッティのボディにロゴが光る。
皆さんは
熱い想いの言葉、本質を見抜いた言葉の数々に何を感じられ、明日からデザインという言霊を使う時に、何を周りに伝えていかれますか?
最後に奥山さんと懇意にされ、この熱い本もご紹介いただいた
経営者にお礼を申し上げたいと強く感じています。
『ありがとうございますっ!!』
水野