KEN OKUYAMA氏の書籍「伝統の逆襲」に学ぶ

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KEN OKUYAMA氏の書籍「伝統の逆襲」に学ぶ

2015年6月11日

なぜフェラーリは高くても買い手が殺到するのか?

高級車

あの人を魅了するマセラッティやフェラーリのデザイン!

それを手がけた一人の日本人の熱い想い!

これだけでも私はそそられてしまいました。(笑)

オーラを発し、人を自然と惹きつける力とはいったい何なのか。

人を魅了してやまない真のブランドとは? モノづくりの神髄とは?

日本人の技は米独伊と何が決定的に違うのか?

その一つひとつの明確な応えを我々に与えてくれる、変革を生み出し続ける素敵なリーダーの本質を感じる発見が沢山ありました。

皆さん、こんにちは 水野です。

今回は工業デザイナー、特にカーデザイナーで

世界的に著名な奥山清行さんのお話です。

その人物や想いをつづった書籍「伝統の逆襲」から感じた内容です。

伝統の逆襲

経営者やビジネスリーダーから見れば、営業や人事、財務は比較的身近なテーマの様に日々の活動の中で感じています。

しかし、デザイン・設計と言えば専門家任せだったり。

大切なものと想いつつも、意外と遠い存在になっているものではないでしょうか?

ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、ライフデザイン等々、デザインという言葉を日常や仕事でも使ってはいます。 でも、そのデザインという言葉に込められた本質について、はっと気づかせてもらえる熱い語り。

・デザイナー(コンセプター)の本来の役割は、ものづくりをして、その物語性を含め、世界とコミュニケーションすること。

・イタリアの職人は、自分にしかできないことを探す。

・世界に誇る切り捨て(?)の文化、日本。

・日本を表現する2つのキーワード、想像力(思いやり)と自己犠牲(全体をいかす)

・仕事の3つの絶対条件、自分の学び、相手の求め、楽しい。

・いらないけど欲しくてしかたないもの、をつくる。

そして、冒頭のマセラッティやフェラーリーに買いが殺到するのは、、、

・真のブランディングが存在しているから。

・真のブランディングは
「いくら払っても、周りが何といおうとも自分は買う」と、顧客に納得させること。

・ものづくりが色褪せることなく、コモディティ化を防ぐ方法がここにある。

これらの力強い言葉に勇気を与えられ、それを私だけのものにしてはいけない。

高級車

*トリノを本拠地とする世界的に著名なデザイン会社「ピニンファリーナ」

その時代に手がけたマセラッティのボディにロゴが光る。

皆さんは

熱い想いの言葉、本質を見抜いた言葉の数々に何を感じられ、明日からデザインという言霊を使う時に、何を周りに伝えていかれますか?

最後に奥山さんと懇意にされ、この熱い本もご紹介いただいた
経営者にお礼を申し上げたいと強く感じています。

『ありがとうございますっ!!』

水野

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