こんにちは! 水野です。
しばらく間が空きましたが、経営者に関する書籍の情報を発信させていただきます。
今回は、次の様なお困りを寄せていただいた方に向けたご提案です。
それは、
「経営幹部との温度差を感じる時が続いたので、そこを埋める何かいい方法はないか?」
というものでした。
経営者と幹部とのギャップ、そこまでもいかないにしても温度差。
「どうしてそうやってしまうのか?」
「会社の方針をわかってもらえないのは何があるからだろうか?」
「日頃から判断基準を示すも、どうしてもズレてしまう、、、」
等々。
右腕や経営幹部に矢印を当て責めていても仕方がないので、私はよく経営感覚を磨く書籍の読み合わせをご提案しています。
よくご紹介するのが以下の3冊です。
経営センスの論理 (新潮新書) 楠木 建 (著)
経営に終わりはない (文春文庫) 藤沢 武夫 (著)
イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル (Harvard Business School Press)
Clayton M. Christensen (著)、Hal Gregersen (著)、Jeffrey Dyer (著)、櫻井祐子 (訳)
特に、経営者感覚の1つとして
イノベーションというキーワードについて
トップと幹部との肌感覚の違いを共に深めることをお薦めしています。
私なりの言葉で表現すると、
幹部は改善になりがちで、
経営トップは変革(イノベーション)を生み出す!!
ということです。
このイノベーションというキーワードの大切さは、
ドラッカーの著作等でも、お馴染みですよね。
ぜひこの3冊をもとに、
- 経営者の方には、経営幹部に感じるギャップ感の源をさぐって欲しい
- そして、そこから経営者として幹部に何を伝え、何を肌感覚としてもってもらいたいかを具体的な提案を
- 経営幹部の方は、トップとの違いは何かその感覚を深めて欲しい
- そして、今の自分に何ができるのか、やるのか、トップにも読むことを薦め、変革の一歩に
最初の2冊は、このブログでも
過去にご紹介させていただきましたので
合わせてご参考にしていただければ嬉しいです。
新書「経営センスの論理」から感じる、経営者感覚!
https://e-keieisya.com/2968
『経営に終わりはない』 経営者の右腕とは? 歴史的補佐役に学ぶ4冊
https://e-keieisya.com/2497
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
水野秀則
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