組織の雰囲気や風土は、そのリーダーによって大きく左右されるもの。
だからこそ、経営者として自分の個性は? リーダーとしての強み弱みは?
と、常に意識してそれを明らかにする取り組みをされていると感じます。
今回は、ある極限に自分をおき、どの様な自分らしさや自分の癖が出てくるのか
自分を探求する1つの取り組みのご提案です。
こんにちは!水野です。
このゴールデンウィークは、リーダーとして、経営者として
どの様に過ごされたでしょうか?
きっと素敵な気付きや学び、そして出会いや感動があったことと感じます。
私自身は、年初から設定していた1つの取り組みを決行(笑)して参りました。
それは、以下の目的と目標です。
目 的:自分自身を探求する
目 標:91kmに及ぶロングトレイルを、24時間という時間内に完走する
UTMF=ウルトラトレイル・マウントフジ 名誉実行委員長 三浦雄一郎氏 実行委員長 鏑木毅氏
世界最高峰ウルトラトレイル・デュ・モンブランとウルトラトレイルの精神を共有する世界初の姉妹大会。
今回私は、この中のSTYコース―静岡から山梨(英名=SHIZUOKA To YAMANASHI)に参戦してきたのです。
私は、日頃から経営者や組織のリーダーの方々に
「(成果をあげるには自分が目指している)目的地だけでなく、現在地をつかむ」
ということをお伝えてしてきました。
人に伝えるだけでなく、自分自身がその現在地をより浮かびあがらせる取り組みを継続することを大切にしてきたのです。
そして、私自身今まで体験をしたことの無い様な、ある意味極限に追い込まれた時、
どうなるのか?
私のこころの奥底に宿る、深い意識や個性といったものを
浮かび上がらせたいと願ってきました。
その様な時にであったのが、
ULTRA-TRAIL Mt. FUJI(ウルトラトレイル・マウントフジ)
という3年前に始まった大会であり、何よりその大会理念です。
そこには、3つあるうちの理念の筆頭にこう記載があったのです。
「自分自身を探求する」
この言葉に魅せられた私は、これまでいくつかの
トレイルランニングレースに参加して、自分の限界値を伸ばしてきました。
そして今回、距離91km 標高差4700m 昼夜を通して走り制限時間24時間、
というレースに挑んだのです。
その中での気付きや学びは、日頃からうすうす感じていたことも含め
実に多くのものがありました。
が、ただ一つあげるとすれば、
「命があること、活動ができることは素晴らしいことだ!!」
ということです。
過去に両脚が全く動かなくなった経験をもつ自分だからかもしれませんが、
歩くこと、走ること、活動すること、仕事をすること…
このどれもが当たり前でなく、授けていただいたもの、いとおしいもの。
だからこそ、今の自分の与えられた環境を感謝し、
前に進んでいくことの大切さを実感したのです。
自分の奥深くに、この様な想いが深く根付いている
という現在地を確認できた22時間の旅でした。
仕事・事業はゴールの無いマラソン競走。
皆さんは、何を通して自分自身を探求し、深い現在地を浮かびあがらせますか?
また、極限に追い込まれた時、どの様な想いが自分に去来すると想いますか?
スタート会場から、我々を見守ってくれた世界遺産 富士山
レースの前半戦は、この様な(↓)感じ。アップダウンに挑む(やや渋滞気味か)
今日の問い掛け
1.何を通して自分自身を探求し、深い現在地を浮かびあがらせますか?
2.極限に追い込まれた時、どの様な想いが自分に去来すると想いますか?
今日のメッセージ
1.目的地だけでなく、現在地をつかむ
2.自分の与えられた環境に感謝!
(水野秀則)