財務諸表と聞いて、どの様なイメージが膨らみますか?
得意/苦手、さらには面白い/嫌い等々我々、経営者や組織のリーダーにとって決算書、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー等々、どれもが身近な存在でありたいもの。
そこで今回は、あのビル・ゲイツを抜き、世界長者番付でトップになったことでも有名であるウォーレン・バフェット氏の財務や、ひいては経営に対する氏の着眼点を深める提案です。
ウォーレン・バフェット氏の名前を聴いて、どの様なイメージがわいてくるでしょう?
肩書で最もつくのは“投資家”という名称になるのでしょうか。
資産運用や株式投資をしない人にとっては、意外と縁遠い存在なのかもしれません。
しかし、彼は我々と同じ、経営者であるという紛れもない事実であり、そこから学べるものは極めて多いのです。
彼が、経営しているバークシャー・ハサウェイ社。
その経営権を取得して以降この約45年で、すさまじいばかりに企業価値を高めてきました。
それは、株価は約82万%超というイメージができない程の上昇を見ればわかるでしょう。
そこで今回は、経営者と投資家の両方の視点をもつ彼から、何より、企業価値を創る経営者の視点だけでなく、企業価値を吟味する視点から財務であり経営を見つめることをご提案したいのです。
ずばり、この本を読むことのお薦めです↓
そこには
「大不況に陥った時、危機から脱出するための充分な収益力があるかどうか」
「ユニークな製品、ユニークなサービス」
「一貫性が、永続的な企業の競争優位性を保証する」
「利益そのものより、利益の源がどこにあるか」
「多額の研究開発費を必要とする企業は、競争優位性に先天的な欠陥を内包」
「総売り上げに占める売掛金の割合が、一貫して同業他社より低いのは競争優位」
という言葉や視点が並びます。
この本を手に取られ、自社の財務諸表を今一度、見つめられることをご提案したいと考えます。
水野