小学生から学ぶ生活力を高めるために大切なこと

事例体験から学びたい!

小学生から学ぶ生活力を高めるために大切なこと

2020年2月1日

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水野秀則

企業のリーダー(経営者・後継者・経営幹部)に焦点を当て、「志事(仕事)と人生」の両面にバランスの取れた支援を行う“経営『者』サポート”に日々邁進しています。

1.日々の習慣が生活力を高めてくれる

まだ小学生だった息子が、熱心にあるものの記録を続けていたことを思い出した。

一つは生活表と呼ばれるもの、そしてもう一つは日記である。

気を付けて見ている算数や国語等の宿題より、意外にもこの二つのことに取り組む姿を目にする機会が多い。

生活表は、生徒一人ひとりが自分で決めた普段の生活の中で大切にすることを項目として取り上げ、それに毎日取り組めたかどうかを振り返るものだ。

息子の生活表には、手洗い・うがい・元気な挨拶といった項目が並ぶ。

それらの項目の横には、日付ごとに、○・△・×が記入されている。

また、日記は毎日の生活の中で起こったこと、気付いたことを、自由に書き綴るというものだ。

日記帳を開けると、日常の些細な出来事(といっても本人にとってはとても大事であったこと)が、ひらがなと習いたてのほんの少しの漢字を使ってマス目一杯に元気に書かれている。

それに担任の先生の赤字でていねいに書かれたコメントが対照的だ。

子供が取り組むこの生活の一コマから、私は、「単に漢字や九九の暗記だけではなく、日々の習慣を大切にし生活力を高めることに力点を置いているのだ」と改めて感じたのである。

人間として日々新たなことを理解し、様々なことを記憶し、使いこなせるようになることはもちろん大事である。

だが、長い人生の道のりの中で、毎日の生活を素直に振り返り、自分を深く見つめるとを習慣にすることは、それ以上にもっと大事なことのように映ったのである。

2.学力よりも大事なものがある

私はごく自然に自分の小学校時代を思い浮かべていた。

手洗い・うがい・挨拶・日記はもとより、大きな声での返事、整理整頓、忘れ物をしない、そして約束を守る等々、当時の先生に教え導いていただいていた言葉が次々とよみがえる。

しかし、中学・高校と進む中、知らずしらずの内に知識重視・学力偏重の環境に染まり、ともすれば日々の生活で大切なこと、つまり「基本」を忘れていたきらいがあるように感じた。

一歩社会に出れば、学力も大事だけれど、生活力がより大事としみじみと想う。

手洗い・うがい一つをとっても、人生で誰もがかけがえのないものと思う健康に直結する「基本中の基本」である。

日々これを熱心にやり続ければ、風邪等への抵抗力も随分と違ってくる。

挨拶・返事は、人間関係を育む上でとても大切なことだ。

ただ実行しているか実行していないかだけである。

そして、これらは日々やり続けてこそ成果があがるという、習慣の大切さをも教えてくれている。

小学生の時に教えていただいたものは、今から思えばすべてが日々の生活や自分の人生にとって土台となる『基本』であったように想う。

子供の姿に、極めて当たり前のことではあるがとても大事なこととして、「基本」の深い意味を考えている自分に気がついていた。

3.大人になると忘れてしまいがちな基本の基本

野球・サッカー・ゴルフ等々、スポーツの世界でも基本を重視する言葉はよく耳にする。

「プロは基本に忠実!」

「アマチュアは基本をないがしろにして我流に走り、応用練習に時間をかける」等々。

人生においても、スポーツのように基本練習と応用練習があるとすれば、これまでの私の人生は、どれだけ「基本練習」に時間とエネルギーを掛けていたことかと反省しきりである。

原点に戻り、誰もが大事だと思いつつ意外に徹底ができていないこと、当たり前のことを徹底する。

―――― 子供の日々の生活を見る中から果たして「小学生の頃に学んだ教え(基本の基本)を日々実践に努めよう!」という自分自身への檄が飛んだ。

4.基本に立ち戻り生活力をつける絶好のチャンス!

今回の出来事を通じて、自分自身を振り返り見つめることの大切さを噛みしめると共に、小学生の頃には意識していたが、今はともすればないがしろにしがちな「基本的な教え」を改めて徹底することの大切さを感じた。

この3月・4月は、卒業・入学・入社・転勤シーズンを迎え、職場や生活の場がにわかにあわただしくなる。

また、新たな出会いも多くなる。こういう時だからこそ、今一度基本とは初歩ではなく、生活力を高める上で最も大切なものという原点に戻り、日々の生活を見つめ直して、「基本の徹底」を図っていきたいという想いを新たにした。

あなたご自身は何を感じられ、どのように進めておられますか?

5.生活力を高めるための言葉

  • 「日々の習慣を大切にし生活力を高める」
  • 「日々の生活を素直に振り返り、自分を深く見つめる」
  • 「学力よりも、生活力」
  • 「果たして小学生の頃に学んだ教え(基本の基本)を日々実践しているだろうか」
  • 「基本とは初歩ではなく、生活力強化に最も大切なもの」

6.水野からの問い掛け

水野秀則
水野秀則

  1. あなたは小学校の時に学ばれた教えで、今も実践されておられることは何ですか? また、大人となった今、ともすれば忘れがちなことはどのようなことですか? そして、これらの二つのことを今後どうしていきたいとお感じになられておられますか?

(2020年2月1日リライト)

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