変化が激しい時代、先が見えない時代。
リーダーとして何を大切にして前に進んでおられますか?
今まで取り組んだことのないこと、先の想定がきかない状況。
この様な時に何が大切か?
ビジネスでは体制や準備ができているので
そうそう真っ暗闇の状況に追い込まれることは無いかもしれません。
が、登山という自然相手だからこそ想定を超える状況が迫ってきます。
そこから自分の癖がくっきりと見え、色々な気づきがあります。
自然や、それに挑む登山は、リーダーとしての自分自身を
浮かび上がらせる鏡であり、最高のテキストかもしれません。
こんにちは! 水野です。
前回では、自然からの贈り物、
癒し
についてお伝えしました。
今回はその逆の不安についてです。
リーダーとして組織をまとめる中で、
癒しを感じる瞬間が多ければいいですよね。
しかし、不安や緊張・ストレス等を感じる時も多いのではないでしょうか?
そういった時に何が前進への力になるでしょう?
不安が一掃され、癒しにまでいかなくとも、力が漲ってくるために我々には何が大事か?
私は、
ゴールイメージ
と感じています。
1. 到達点が明確に「ビジュアル化」できればできるほど、
2. その時の「達成感」が先に感じることができればできるほど、
不安は無くなりはしないが、力が身体の底から湧いてくるのではないでしょうか!
今回、甲武信ヶ岳という、本格的な登山に挑戦しました。
この「ビジュアル化」「達成感」を常に心に抱いているかどうかで
決定的な差をもたらすことを改めて実感したのです。
1. 真っ暗な中でのスタート、
2. 険しい山道の急登、
3. 下界とは違う強風と寒さ、
4. 天気予報とは違いいつまでもガス(霧)で視界が晴れない状況
等々であっても、
力づよく前に進めたのはこのお蔭ではないだろうか!と。
あなたはゴールイメージをありありと描くことを、
日常や仕事にどの様にいかしておられますか?
(以下、登山に関心のある方は続いてどうぞ!)
先日、まだ暗い道を進み、明るくなってきたところまでは、ご紹介しました。
今日はその続きです。
真っ暗闇だったのが、少しずつ明るくなってきました。
見える様になればなったで、やせ尾根と言われる
両側がストンと切れている足を踏み外すと危険な所も。
徳ちゃん新道を登ってきて、近丸新道と出会い
ルートが間違っていないことを実感し、ひと安心。
でも、人には誰一人とも会わず、まだまだ不安はつのります…。
会うのは、鹿や動物ばかり。
先日の台風の影響で、なまなましい倒木も多く見られます。
樹林帯を抜けると、岩場が出現。
朝露で滑らないように…
ガスが立ち込め、メチャクチャ寒い!!
と、思ったら、樹氷になっている!!!
下界は紅葉どまりなのに…。
ようやく、雁坂峠につながる道に合流。
笑顔も少しでてきました。
しかし、寒い!
木賊山(とくさやま)到着
そして山頂直下の甲武信小屋へ到着!
早くて誰もいません…。
トイレがギャラリーになっていて素敵☆
会いたかった、いつもお世話になっている荒川。
その源流に立てた!!
頂上への最後の登り!!
甲武信ヶ岳(標高2,475m)ゴール!!
達成というより、制覇!という感じ。
やればできる!
寒くて、顔が…
帰りは、徳ちゃん新道の途中から近丸街道を通り、下山。
そして前回もお伝えした感激の紅葉!
AM12:00 駐車場到着
2台の車だったのに、戻ってきたら満車。
今回も、多くの気付きをいただいた登山でした!
ありがとうございました!
今日の問い掛け
1. 不安を感じる時、何が前進への力になるでしょうか?
2. ゴールイメージを日常や仕事にどの様にいかしておられますか?
(水野秀則)