“目標を達成できるかどうか、それはスタート段階で決まっている”、
と言われたらどの様に感じますか?
何事もスタートが肝心、とは日頃からよく耳にします。
そうは想いつつもあまり深く考えずに、
先ず取り組んで見ようと目標に向け走り出したものの
達成意欲が高まらなかったり、踏ん張りがきかず、
結果未達に終わってしまう・・・・。
そんな苦い経験をしたことは誰にもあると感じます。
こんにちは! 水野です。
今回は昨日の主催講座で参加者の経営者やリーダーの方々と深めた気づきをお伝えします。
☆目標達成を引き寄せる、スタート段階でのチェックポイント<1>
~こころの負担を少なくする、イメージの点検~
講座では、ある言葉のイメージの違いが、テーマにあがりました。
ノルマ ⇔ 目標
参加者それぞれの業種や業態の特性からくる普段何気なく使っている言葉の違い。
様々な参加者がいるからこそ、顕著にその違いが浮かびあがりました。
そのひとつがこのノルマという言葉。
当たり前の様に使う人もいれば、この言葉は使わない様にしている、と宣言される方も。
「言葉には香りがついている」というのが私の考えです。
ノルマと聞いて、よりやる気が高まり使命感にもえるのであればこの言葉はその人にとって効果的な言葉だと感じます。
しかしながら、ほとんどの人がノルマと聞けば、
機械的な目標配分でやらされ感が高まってしまう様に感じるものではないでしょうか。
ノルマという言葉には、マイナスイメージのにおいがついてしまっているのかもしれません。
ひるがえって、目標は自らが決めて取り組むイメージが広がるのではないでしょうか。
少なくともプラスイメージの香りまでいかないとしても、
無色透明で香りがあまりしないというところまでで、
マイナスにはふれないのではないかと感じます。
ここで何がお伝えしたいかと言うと、
目標設定の言葉の中に、マイナスの香りがする言葉が含まれていないか、
ということです。
この点を確認し、よりプラスのイメージが湧くものに変えることができればより軽やかに目標達成に向け取り組めるのではないでしょうか。
例として、いくつかあげます。
個人差があるので、自分にとって効果的な表現を探ることがもちろん大切になります。
これ以外にもまだまだあると想いますので、ぜひご意見をお聞かせください。
1. 問題(悪いイメージ) ⇔ 課題(現状をさらに良くするイメージ)
2. 頑張る(無理をしているイメージ) ⇔ 張り切る(より軽やかなイメージ)
3. 欠点(後ろ向き) ⇔ 伸びしろ(前向き)
4. ダイエット(苦しいイメージ) ⇔ 減量(スポーツ感覚で挑戦しがいがある)
今日の問い掛け
1. あなたにとってこれらの言葉のイメージの違いは?
ノルマ ⇔ 目標 、問題 ⇔ 課題
頑張る ⇔ 張り切る 、 欠点 ⇔ 伸びしろ
ダイエット ⇔ 減量
今日のメッセージ
「言葉には香りがついている」
目標達成を引き寄せる、スタート段階でのチェックポイント<2>は後日お伝えします。
(次回へ続く)