健康経営

リーダーとして健康管理を続けるコツは?<蓼科へのロングライドより>

2013年10月16日

皆さん、こんにちは 水野です。

「事業はゴールのないマラソン競走」「石の上にも3年」等々、

継続の大切さは誰しもが理解しています。

しかし、続けるコツって言われたらスタッフやメンバーに

自分の体験を交えて熱く語ることができるでしょうか?

続、け、る・・・

この力を我々経営者・リーダーが手にできれば

どれだけのことが実現できるか!

自転車やトレランで長い距離を走ることを、おこなっている私。

周りの方々から、よくこういう言葉を投げ掛けられます。

あそこまで自転車で行ったのですか!? 」

あれだけの距離(時間)よく走れますね! 」

どうしたら長く走り続けれるのですか? 」

健康に良いと思っていても、三日坊主で終わってしまうのです。」

短い距離ならまだしも、数時間にわたる距離は走れない・・・」

等々。

最近で一番強烈だったのは、

「(無茶をして)命を削っているんじゃないですか!」というお言葉まで・・・。

そんなこんなの中、先日長野県蓼科まで行く予定があり、
自宅から自転車で行ってまいりました。

ロングライドの道中を通して感じた「続けるコツ」をご一緒に考えていきたいと想います。

1)その価値を本人が見出している

続けるために、まず最初にあげられるのは、当たり前ですが本人がそのことに
やる意味や意義を感じているかどうかです。

 

たかが自転車、されど自転車。

自転車に乗る意味を見い出せないと
私も長距離走るどころか、自転車に触るのも所有するのも嫌です。

しかし、日常を離れ普段触れ合えない人や景色に出会える。

しかも、自分の力だけが頼りで、その力はどれだけのお金を積んだとしても
手に入れることはできない。まったく己の力のみの世界。

私の場合、自転車に乗る意味はいくつもあります。

経営者としての健康管理

経営者としての考えない時間(頭が真っ白な時間)を取る

普段会えない仲間との交流等々。

ビジネスでも事業でも、いかに意味づけをして
自分の腹にやる意味合いが落ちているか、が先ず大切ですよね。

これは有名なアウシュビッツの強制収容所で
生をかち得た人と死んでしまった人の違いは何なのかを
心理学者ヴィクトール・フランクルが伝えた
「夜と霧」で伝えていることと全く同じですね。

今、それに気づきました。

(今後、このブログでもご紹介しますね しばらくお待ちを)

2)数字で成長や進化の跡が見える

同じことを続けていると、人は当然飽きてきます。

ママチャリで何時間も走れと言われても、なかなかきついものがあります。

しかし、私はロングライドで自転車を乗る時には、5つのマネジメント(PDCA)があり、
それが愉しみにつながり、自己成長を感じられるから
長い距離走り続けることができていると感じます。

<1> 距離計 「ここまで自分の脚でこれたんだ」

今回の場合、自宅のある西東京市から蓼科まで、約208km

<2> 獲得標高差「これだけ登ってきたんだ」

208km走る中で、累計9200m登り

(西東京市は標高100mに満たない場所から、約1200mの蓼科まで)

(途中、6つの峠クリアを含み、平坦はほとんどなくアップダウンばかり
[1] 笹仁田峠   181m [2] 小沢峠 406m [3] 山伏峠606m
[4] 志賀坂峠 780m [5] ぶどう峠1510m [6] 麦草峠2127m )

<3>  時速「この速さで今走っているんだ」

平地は約25km/h 登りは10km/h前後

<4>  心拍計「これ位の負荷が掛かっているんだ」

130拍/分前後   (最高心拍190に対して70%前後)

ビジネスの世界であれば、売り上げや利益、販売個数や単価等々
どの様な指標を日々楽しんでいるかどうか

数値は管理されるためにあるのではなく、
自分の成長を確認するためにある

達成感や自己成長感が、自分のやる気を自然と高め
継続の力に代わっていっているのは間違いないと想います。

続けるためには、

1.価値を見出す 「何のためにこれをやっているのか?」

2.数字で成長や進化の跡を確認する  

「指標では目標と現状、どういった形になっているのか?」を常に自分に問い続けることで、
継続力が高まって来ている様に、今回のロングライドで感じました。

遊びの中から、やらされ感ではない

自然な意欲の高まりや継続力の強化を見直してみませんか?

以下、ご興味があれば、今回のロングライドのご紹介です。

一緒に208kmの自転車ツアーに参りましょう!

距離が長いため、文も長くなってしまいました。

早朝、4:45分に自宅出発。

青梅街道、岩蔵街道を通り、1時間少しで
最初の笹仁田峠(峠六兄弟とすると末っ子)をラクラククリアするも・・・

都内に唯一ある温泉郷である岩蔵温泉手前で、後輪パンク。

さすがに暗雲が立ち込めたのですが、やる意味やゴールイメージをふくらませながら
10分ほどでスペアタイヤにして再度スタートします。

パンクという事実は変えられないが、事実の捉え方は変えられる

いいイメージをもっていると、青梅市成木に入ると、農村の原風景が・・・。

童心に返り、癒されます。

自転車に乗っていると、秋の訪れを否が応でも感じる機会が増えて
ありがたい!

DSC_5364

 

AM6:43(スタートして約2時間)

小沢峠(5男坊、東京側から行くと最後の300m位の直線だけが苦しい)を越え、
名栗湖の分岐。

DSC_5366

AM7:09(ここまで約2時間30分、いつもの練習で来る時より30分程遅い)

3つ目の峠山伏峠(4男坊、ここは斜度10%超える位が4km少しで300m弱登り平均7%弱)
の急登に入る直前の名郷の分岐(10分程小休止)

DSC_5367

AM7:30

いざ、“峠六兄弟”の 4男坊を、クリアするために
スタート。

DSC_5368

AM7:40

ゆっくり28分もかけて登りました。

この後、国道299号線を秩父まで
ダウンヒルを楽しみます。(スタートから秩父まで約71km)

DSC_5369

AM8:08

東京都内の荒川とは雰囲気が違う、秩父市内を流れる荒川。

この299号線の橋の手前の右側にあるサイクルショップで
予備のタイヤを購入。さらなるパンクに備えます。

秩父の道の駅近くのコンビニでの朝食を含め長居をしてしましました。

DSC_5371

AM9:29

埼玉県秩父市を超え、小鹿野町を299号線でさらに西へ。

見えてきました。二子山

1166mと低山ですが、頂上はほぼ岩場ばかりで
難易度が高く人を惹きつける何かをもった山。
南側の百名山両神山(1723m)は有名ですが、
意外と知名度は低く、通好みの山か・・・

いつかは登ってみたい!!

そして、志賀坂峠に向け、斜度が容赦なくきつくなってきます。

DSC_5373

AM10:47

第3男坊にあたる、志賀坂トンネル(峠)到着。

2つ目の埼玉県にお別れし、3つ目の群馬県にここから入っていきます。

ここまで既に7時間。

距離は半分は超えましたが、次男ぶどう峠、
長男麦草峠を考えると、まだまだ半分という感じありません。

DSC_5374

AM11:42

短いけれども豪快なダウンヒルを愉しみ、
今度は清流神流(かんな)川を超えていきます。

が、やはり写真は二子山を群馬側から撮影。

どんだけ、この山好きやねん(関西弁・笑)

この後、道の駅上野で昼食を取りさらに西へ進んでいきます。

DSC_5375

AM11:53

まっすぐ行けば、299号線で十国峠(1356m)。

しかし、以前も通ったことがあるので
敢えて高度がさらに高いぶどう峠を登るために
迷わず左折!

DSC_5376

PM13:37

十国峠の手前は工事のため迂回とのことを
事前に聞いていましたが、十国峠そのものが10日間通行止めになるらしい。

通る方はぶどう峠しかないですね。

DSC_5377

PM13:38

影になって見にくいですが、
あの日航機事故の御巣鷹の尾根が
このすぐ近く(左折)です。

私は直進です。

DSC_5379

PM13:48

ぶどう峠への道をたんたんと登っていると、
やはりまた良いことが。

カエルさんが応援に!

DSC_5381

PM14:01

そして、何より水場がありました。

十国峠との分岐から約45分ほど、
ボトルの残量が少なくなっていたので、生き返ります。

ゴクゴク、、、うまい!!

DSC_5382

PM14:23

DSC_5383

PM14:23

そして、再スタートきってすぐに、
つづら折れのガードレールが3段。

左下から右へ、右中央から左上へ
左上から右上に!

DSC_5387

PM14:27

三段上のガードレールから
先ほどの撮影場所をのぞく。

DSC_5389

PM14:34

そして、高度感が出てきて
送電線の下をくぐり、
看板も小海まで24kmが出てきました。
短い下りがあって、紅葉の鮮やかさが増して・・・・!

(夕暮れが少し迫りやや暗く見えますが綺麗でした!)

DSC_5391

PM14:34

DSC_5394

PM15:20

DSC_5395

PM15:28

DSC_5396

PM15:28

御巣鷹の尾根が望める地点を超え、
ようやくぶどう峠到着。ここから4県目の長野県突入。

DSC_5398

PM15:43

DSC_5400

PM15:46

DSC_5401

PM15:47(スタートから11時間経過)

10kmを超える直線の多い豪快なダウンヒルを堪能し、
長野県小海町へ。

ここでも谷に降りてくると、やはり川が流れています。

日本海新潟に注ぐ、千曲川です。

DSC_5402

PM16:34

そして並行して走る、有名な高原列車JR小海線です。

どこまでも真っ直ぐ伸びる線路で、北海道を感じました。

DSC_5403

PM16:35

国道141号線を南下し、松原湖手前のコンビニで最後の補給と、
夜間走行に備え持ってきた長袖のウエアを重ねます。
(コンビニ発が、17:30頃)

松原湖に向けて、県道480号線を右折。

いきなりの勾配10%(水平距離100mで10mの垂直距離の上昇)の黄色看板が、
優しく、温かく、150kmを走ってきた私をお出迎え(笑)。

余裕がなく写真がありません、残念。

この段階ではまだ日は暮れていませんでしたが。

小海リエックス スキーバレーに到着。

車が時々通る程度で、人影がまったくありません。

あるのは鹿の鳴き声と、動物の気配。

この後、2つのトンネルをクリアした後、短い下りがあり299号線と合流。

さらにヘアピンカーブを12個程クリアし、
有名な白駒池の遊歩道、八ケ岳の登山コースに通じる駐車場をクリア。

後、もう少し・・・辺りは真っ暗闇です。

DSC_5404

PM18:32

そして、ついに、ついに

峠六兄弟の長男坊、国道の峠で標高が2番目にあたる
麦草峠制覇! やったぁ!

DSC_5410

PM20:27

後は下りですが、闇夜に自転車のライトだけなのでそんなにはスピードをあげれず・・・。

というより、動物の横断、主にシカが多かったために
自重して下っていき、蓼科温泉に到着。

疲れていたので、写真も撮っていないですね(笑)

ゴール!!!  (スタートから16時間少し 21時に到着です。)

トレラン時の夜間走行の練習にもなりました。

車道だともっと明るいかと想いましたが、
山道並みの暗さと動物の気配を感じていい勉強になったロングライド。

ここまで長文、お付き合いいただき、ありがとうございました。

蓼科までの道のり(マップや高低差グラフ)をご参考までに。
道のりが長く三分割になっております。

(また、秩父からの登りと、ぶどう峠からの下りのログが取れていません)

20131008map
20131008map2
20131008map3

高低差グラフ(上のマップと同順です)

20131008cimb1
20131008clmb2
20131008clmb3

以上

水野秀則

    この記事はご満足いただけましたか?

    メールアドレス(任意)

    ご意見・ご要望(任意)

    プライバシーポリシーに同意の上でお申込みください

    -健康経営
    -,

    PAGE TOP