リーダーのタイムマネジメントに効く書籍、カエル?
こんにちは 水野です。
みなさんは、「忙しい」「時間がない」という言葉を、日頃どのくらい口に出しているでしょうか?
この様な言葉が出ていなくとも、経営者やリーダーの方が常に意識している1つがタイムマネジメントだと感じます。
「もっと時間があれば!」「時間を味方につけたい」と想う方の処方箋となる1冊の本のご提案です。
何ともユニークなタイトル!原題を、ダイレクトに邦題にしているそうです。
サブタイトルが邦題では掲げられていないので、ぱっと見ると何の本かわからないと感じるのではないでしょうか。
が、逆に一度知ると、「カエルの本」ということで、誰にも強烈なイメージを残す本の様に感じます。
あの成功哲学の大家であり、経営者をはじめ多くの方が影響を受けたというブライアン・トレーシーの本である点がさらに興味を引きます。
この本でいうカエルとは、一番大きく重要なこと!
これを先ずは取り組んでやっつけてしまうことの大切さを
シンプルに伝えているだけの本かもしれません。
しかし、この本は実践の書。
購入し手に取ったとしても、どれだけの人が
「大原則の(1)書き出しみる 」
ということをやったでしょうか!
それこそが、ここでいうカエル
(重要なこと:この場面では書き出してみること)を食べず(やらず)に、
他のことに時間を奪われ
忙しい忙しいといつまでも嘆いている状態になっている実は証かもしれません。
さらに原則(2)では
“する必要のないことに精を出すことほど、つまらない時間の浪費はない!”
と檄が飛びます。
「時間管理は実は、人生管理! 」
「敗者は“不安が解消される”ことをし、勝者は”目標を達成される”ことをする 」(デニス・ウエイトリー)
「全てのことをするだけの時間はないが、最も大切なことをする時間は十分にある 」
「デスクの上を片付けることから始めよう 」
「ぐずぐずするのは主に、その仕事の重要な部分に自信がないから。苦手なところがあると、なかなかとりかかれない 」
「重要な仕事を得意になること 」
「人から調子はどうかと聞かれたら、いつでも『絶好調!』と答えよう」
「立派な人とつまらない人の違いは、エネルギー ──ゆるぎない決意── である」
言霊が次から次に散りばめられています。
自分に矢印が当たり、身体が熱くなってくる のが実感できるのではないでしょうか。
この言葉の刺激を活かしながら、冒頭の「書き出してみる」ということを実践さえすればビジネスの進め方はもとより、人生の歩み方までもが大きく変わってくるのは間違いがない様に感じます。
結局のところ、最初の入り口を素直に聴き入れ、ここから入るかどうか…ではないでしょうか。
この本は実践の書です。ページも130ページ程。
知っているかどうかが問われるのではなく、(大事なことを)やっているかが問われる書籍です。
頭ではわかっていても、意外と最初の一歩が踏み出せず、ぐずぐずする体質は我々リーダー誰にも少しはある様に感じます。
大事なことから真っ先に取り組む体質を 今回の本を読み、やってみる、ことから一緒に高めませんか!!