最近、経営者や幹部の方々からよく耳にするテーマがあります。
それは、「任せられない! 」ということに関してです。
「自分でやった方が速い」
「自分は任すようにしているが、直属の部下が抱え込んで業務スピードが遅い」等々。
つい、先週も、この「任せられない」というテーマで
この12日(木曜日)に近づいてきた東京都内の講座の内容について
経営者の方からお問い合わせがありました。
お聞きされたのは、
「講座全体のテーマは、『人に伝わり、人が動き、業績があがるリーダーの決め手』
というものですよね。
資料の中には、「任す」というテーマがカリキュラムにあるようですが、
どれ位このテーマについて盛り込まれているのでしょうか?」
というものだったのです。
「この講座は、対象こそ部下をもつリーダー(経営者・幹部)というものは決まっていますが
各回は参加者の自発的なご意見やご要望に応じて、内容が変わります。
指示待ち型ではないリーダーを生み出すためにも、講師から押し付けのテーマでなく
参加者一人ひとりが問題意識や要望のあるものをもとに学んでいるのです。
ですので、今回はご要望が強い『人に任す』というテーマを
他の受講生にはかりながら進めます」
とお伝えしました。
結果、この会社では幹部クラスを2名派遣されるかたちとなりましたが、
この電話での会話を通じて感じたのは、この講座で最も大切にしているあるキーワードです。
それは、「真のリーダーは人を通じて成果を生み出す!」
経営者は自らもそうだが、部下である経営幹部に、
「任す」ということを通じて、チームで成果を生み出すことに願いをもっていることを
再認識したのです。
当日は、この「任す」というテーマの実践具体策や推進策について、
参加者とより深めていきます。
キーとなるのは、
任す側が任すことへの負荷ばかり感じて、
2つのことを見過ごしていること。
それは、
1. 「任す」ことを推進することでの大きなメリットの実感
2. 「任す」ことの展開方法が具体的に見えていない点
これら等について、具体的に深めていければと感じます。
9月12日木曜日、
皆さんと2か月ぶりに実践状況も踏まえ、対話できること愉しみにしています。
水野