「LEAN IN(一歩踏み出す)」「LEAP!(リープ)」で感ずる2つのL
皆さん、こんにちは 水野です。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
たっぷりある時間を 趣味のトレランに捧げるだけでなく色々な本を手に取っていました。
今回、まず取り上げたいのは話題の書です。
帯にも書かれている様に、フェイスブックのCOOで世界に影響力のあるシェリル・サンドバーグさんの著作。
色々と感ずる所はありましたが、その中でも
「 女性が直面する障害物の頂点に君臨するのは、『恐れ』 」
「 自信がもてない時に私が使う技は、自信があるふりをする 」
2章で出てくる、この二行だけでも手に取った価値は非常にあった様に
感じます。
ただ今回は、このべストセラーとなったこの本のことを書き綴るというより「リーン・イン」を読みながら
脳裏に浮かんでいたある女性社長の人生と事業を変えたあるキーワードであり書籍(9年前の2004年初版)
と、からめて、私自身が感じたことをご紹介します。
“LEAP”──飛び跳ねる、という意味ですが、それだけではありません。
この4文字のそれぞれが、その頭文字をとって4つの言葉に繋がっていき、あるリーダーシップの4つの要素を構成しています。
この本で最も衝撃を受けた「○○を変えるリーダーシップ」とは?それは全ての文章の最後に書いています。(もうしばらくお待ちください)
著者であるスティーブ・ファーバーは、あのトム・ピーターズの右腕であり、副社長という要職に居たことからもこの本を時空間を経ても読む価値があると感じます。
しかも小説仕立てで読みやすい (T専務、お薦めですよ 笑)
では、先に4要素で感じいったポイントをご紹介します。
ポイント
L (Love:愛) 究極のリーダーは常に「気に掛かる」という行動をとっている(突き詰めればその行動は「愛」に根差したものといえる)
E (Energy:エネルギー)愛なしではなまけものになるだけさ(愛が強いほどエネルギーも強い)究極のリーダーの仕事とは? (個人の)ハートをつなぐこと ビジョンを発表するのでなく、リーダーがビジョンそのものになる
A (Audacity:大胆さ)大胆さとは何か?常識の限界を露骨に無視すること
P (Proof:立証)愛は証を求める あなたは自分と皆を納得させる必要がある
はい、いかがだったのでしょうか?
私が冒頭のサンドバーグさんの「LEAN IN」を読む中で頭を駆け巡っていたのは、この女性社長からご紹介いただいた「世界を変える」リーダーシップというスタンスだったのです。
そして、このストーリーの主人公が声高らかに語る場面を最後にご紹介して終わります。
「根底から変わった。私は自分の仕事に惚れた。もっと正確にいうと、仕事ではなく天職についた。私が特別だからということでなく決してなく、地球上で生きている間に成しとげたいと想うことが、ついにはっきりしたのだ」
われわれ一人ひとりがこの様な瞬間を感じながら、志事をできれば世界なんか簡単に変わると感じたのは私だけでしょうか?
水野 秀則
今日のメッセージ
1. 「女性が直面する障害物の頂点に君臨するのは、『恐れ』 」
2. 「自信がもてない時に私が使う技は、自信があるふりをする」
3. 「究極のリーダーは常に「気に掛かる」という行動をとっている」
4. 「ビジョンを発表するのでなく、リーダーがビジョンそのものになる」
1. 究極のリーダーの仕事とは?
2. “大胆さ”とは何でしょうか?