経営者に必要なノウハウ

『ある会社の営業所長研修ご支援から学ぶ、わかっていても陥りがちな指導スタイル』

皆さん、こんにちは 水野です。

8月に入って暑い日がさらに続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

ゲリラ豪雨による被害の出ている所もあったり、
熱中症のリスクが日中高まっていますので、ご留意ください。

さて、今日はある企業との研修実施や
その後の振り返りの場面から感じたことをご紹介します。
この企業では、毎年年1回の方針発表会の際に
全国の営業所長クラスや本社スタッフを集められ、
教育研修を実施しておられました。
今年は、ご縁がありお声を掛けていただき、
私が担当させていただくかたちになったのです。

今回、このお取り組みを通じて、感じ入ったことが多くの場面でありました。

20130808-1

まず、研修前の打合せでは、営業所長クラスの現状の課題や改善点を
ご多用の中社長自らの言葉で時間をかけて的確に伝えられたこと

次に、研修当日は、社長ご自身はもとより、全役員が営業所長と共に席を並べ
研修を受講された点。

さらには、研修後、受講生の生の声をつぶさに拾ったアンケートを元にした振り返りの徹底。
そして今後の他の階層への展開等々の検討・・・。
一緒にお取り組みさせて頂きながら感じたことは何か?

それは…

そこそこの企業規模になると、人事部や管理部門に
研修企画や実施のかじ取りを委ねられる企業トップが多い中、
人づくりは経営そのものだから、トップ自らが(関わって)推進する!」
といった声が聴こえてくるような人を真に大切に考えておられる姿勢。
ここで、先方社長の
人づくりは経営者として優先順位の高い大切な仕事』という
明言されなくともしみじみと伝わった、
研修実施後の振り返りでのエピソードを1つ。
組織の長としてリーダーは人をいかに育てるか?”というテーマで意見交換をしていた時。

(先方社長)
「指導というものを、どうも勘違いしてしまっているリーダーが世の中には多い。
例えば、
指導とは、『違う!』と部下を叱りつけること、

指導とは、持っている知識をひけらかすこと、

等々と、間違った常識やこびりついた先入観を手放せずに小手先のスキルだけを磨こうとしている

この様なことではなく、
『俺の話を聴いてくれた』という安心感が部下のこころをオープンにし
この人の言うことなら本気でやってみようかという真のこころの繋がりが生まれ、指導効果が結果的に現れる」と。
この言葉を聴いて、今回営業所長クラスに実施した研修でお伝えしたことが、
社長が描くリーダー像に重なる点が多い様に感じ、嬉しくおもいました。

リーダー自身に矢印をあてる (部下との関わり方の現在地を見つめる)
部下のこころを受け止める   (監視ではなく、関心をもつ!)
一緒に何ができるか考える (何がやれるか、部下自身の意見を)

等々。

これらが、全国の営業所の現場で花開き、社内にこれまで以上の信頼関係が醸成され
お客様との繋がりや業績アップとなって返ってくることを願うばかりです。

最後に、この経営者が話される「能力とは何か?」ということをご紹介して
終わりたい。

能力とは、知識ではなく、実行力である!』
今回の社長や人事担当役員の方々との対話を通じて、
以前取り上げたアーサーワードの言葉がまた蘇ってきました。

こちらも合わせて噛みしめ、今後のさらなる取り組みの糧としたいと思います。

今日のメッセージ

1. 人づくりは経営(マネジメント)そのものだから、トップ(リーダー)自らが(関わって)推進する

2. 能力とは、知識ではなく、実行力である

今日の問い掛け

1.指導するとは何でしょうか?
2.能力とは何でしょうか?

ご縁に感謝します。

合掌!

(水野)

 

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