稲盛和夫氏著 「働き方」 に学ぶ仕事との向き合い方(スタンス)

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稲盛和夫氏著 「働き方」 に学ぶ仕事との向き合い方(スタンス)

2013年7月17日

先日より、ある会社のコンサルティングがスタートしました。

そのご契約が決まる前の出来事です。

私がご縁をいただいた経営者に必ずお聴きする
影響を受けた本や映画って、何ですか? 」という質問。

間髪入れずにこの経営者の方から返ってきた返事が、
(京セラ設立者の)“稲盛和夫さんの本”というものでした。

そこで、次回お伺いした際に、稲盛和夫さんの本を十数冊ご持参し、
色々と情報交換をさせていただこうと、
事務所にある本を一冊一冊パラパラと見ていた時のこと。

どの本もボロボロになるくらい読み込んでいる中で、
他に比べて、あまり読み込んでいない1冊が目に留まりました。
それが、

です。


今回はこの本を読み返し、味わってみました。

ちなみに、私が稲盛さんの本の中で、読み込んでいる本の
筆頭はこの3冊。

ⅰ) 心を高める、経営を伸ばす
特に、この1冊目は、尊敬するF社長から直接
いただいたものです。

ⅱ) 生き方
これも闘病時のことを振り返りながら、よく手にしているもの。

ⅲ) 実学
こちらも、数字という感覚を忘れないために
よく見せていただいています。

しかし、なぜか冒頭の「働き方」だけが
読み込んでなかったので、今回じっくりと味わってみました。

──今まで、なぜ読み過ごしていたのか!

こころが打ち震える言葉が並びます。

1.働くことは、人生を好転させていくことができる「万病に効く薬」 

2.仕事に恋をする

3.製品を抱いて寝たいという想い(自分の製品を抱きしめたい)

4.できないと言ってはなりません。今はできないかもしれないがきっとできるはずだ
  と自分の可能性を信ずる
新入社員が4月に入ってきて、はや4ヶ月。
皆さんの会社の新人はいかがでしょうか?

秋に多かった新入社員フォローアップ研修も、
この夏7月8月に実施をするため
そのご支援をさせていただく場合もあります。

現場や実務が見えてきた今だからこそ、
新入社員にとって今の仕事ぶりを見直す良い機会になるのではないでしょうか!

そして何より、新入社員や若手社員に
この本を薦める(ひどい場合は、押し付ける)のではなく、
我々経営者や組織のリーダー(部門長・拠点長)が今一度この本を
噛みしめる必要があるのではないか、と思うのです。

そう反省をした瞬間でもありました。

部下に仕事を愛せ、商品を抱きしめろ、という前に
我々が今一度本音・本気・本心
そう行動がなっているか点検することの重要性を
改めて感じた素敵な時間でした。

仕事の方法論(スキル・テクニック・知識)と共に、
仕事のスタンス(向き合い方)を
定期的に見直し、高まりを確認する

大きな気づきをまたいただき、ありがとうございました。

PS:冒頭の経営者は、弟さんに、“「生き方」から先ず読んでは?”
と薦めておられました。

今日のメッセージ

  1. 働くことは、万病に効く薬
  2. 仕事に恋をし、製品を抱きしめる

今日の問い掛け

  1. あなたが稲盛和夫さんの本で、読み込み、実践で高めているのはどの1冊ですか?

以上

水野秀則

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