皆さん、こんにちは!水野です。
変わらないことを是とするのではなく、変化し続けることを是とするので、この様な挨拶になってしまいます。
さて、今回は経営感覚がテーマです。ファッションの知識は知ることができても、ファッション感覚は磨きあげるもの、と言われますよね。
と、同じように、経営の知識は学べても、経営感覚はつかみとるもの、であるように想うのです。
組織のリーダーとして、この経営の知識や情報・手法を学ぶだけでなくこの経営感覚をあなたはいかに磨いておられますか?
今回は、日頃から研修やコンサルティングの中でお伝えしていることと同じ香りがする素敵な本のご紹介をしたいと考えます。
経営センスの論理(楠木建著)は既にチェックしていますか
ズバリ、楠木 建さんの
最近の本・「経営センスの論理」です。
日頃の講演会や、役員研修会、経営者との語り合い…といった場面で私がよく話していること、
例えば、
1.改善だけでなく、革新(シフト)が経営者には求められる
2.できることをやることに終始するのではなく、できないことを挑戦してみる
3.現状延長線(アクセルを踏み込む)だけではなく、高次元のところに飛び移る(シフトアップ、ギアを転換させる)
4.その時、空白(駆動がかかなってない)時間があり強く不安を感じるが、セカンドギアに入ればアクセルを戻しても自然とスピードは出てしまう
5.参入障壁が、最大の利益
等々。
経営センスの論理から感じる2つの問い(書評)
変革を生み出すには、知識やノウハウ・スキルだけではなく、革新を生み出すスタンス(感覚)が経営者・経営幹部には必須と日頃から感じています。
楠木氏のこの本では
ポイント
1.革新は進歩と違う革新の本質は?
2.戦略の本質は?
といった問い掛けの後に、際立った、実に明確な回答が用意されているのです。
この2つの回答を氏と一緒に考えながら読み進むだけでも、経営感覚が飛躍的に高まる様に想います。
現時点では、その回答をここに書き記すことはあえてしないので、ぜひ手に取ってみられてはどうでしょうか?
新書版で非常に読みやすいですよ。
経営者はもちろんのこと、時代は部門管理者ではく、部門経営者を求めています。
その本質は、改善だけではなく、革新が求められているからに違いがないでしょう。
経営学は学べても、経営はつかみとるもの!
経営感覚があなたになお一層高まることを願っています。
楠木建氏のおススメ戦略本
水野秀則