事例体験から学びたい!

経営者から始める、かんしゃくの「く」の字を捨てて、ただ感謝!

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1.経営者が率先してかんしゃくの「く」の字を捨てて、ただ感謝!

先日ある企業の社長を訪れた。現地・現場・現品に興味がある私は、通された応接室だけではなく、ご了解を得た上で事務所の中を拝見させていただいた。まず経営理念が大きく掲げてあり、方針発表会の全社員笑顔での集合写真が置かれ、業界関係の雑誌が整然と並んでいた。その後、私の目に飛び込んで来たものがあった。それは関係先のある社長から毎月送られて来るという葉書だ。そこには「かんしゃくの「く」の字を捨てて、ただ感謝!」という高森顕徹氏の言葉が躍っていたのである。

私はその言葉の重みもさることながら、ご自身が大切にされている言葉を、毎月欠かさず自筆で葉書にしたため贈られる行為にこころを揺さぶられた。

そこには、単なる仕事上のお付き合いではなく、共にこころを豊かにして事業を繁栄に導こうという想いが伝わってくる。シンプルなことかもしれないが、なかなか継続できるものではない。それを徹底されておられる姿に、ただただ感じ入った私であった。

2.経営者が「ありがとう!」を伝えるこんな瞬間

毎月、周りに感謝を伝える行為を実践される姿を目の当たりにして、私は親しくして頂いている、ある外食産業の経営者の顔が浮かんだ。この方は「寝る前と朝起きた時に真っ先にする行為」があると、直接教えていただいた。それは、「ありがとう!」と、一言声に出し、周りへの感謝、自分が置かれている立場への感謝、生きていることへの感謝等を、自らが実感する時間をもつということだ。

自分自身に感謝の想いが深まっていないと、ついついそのまま寝てしまったり、目覚めた時、「ありがとう!」と口にすることを徹底するのは難しいことだと想う。

この社長が毎日・自然のうちに・無意識に、取り組めるのには、周りに感謝する習慣(体質そのもの)が備わっておられるからだと強く感じるのである。うわべだけの感謝、口先だけの感謝、社交辞令やテクニックとしての感謝では、到底続けることができないのは確かだ。

3.不平不満に陥らないために、ありがとう10を書き出す

そういう中で、私が取り組んでみて効果があがっている感謝の行為をご紹介させていただきたい。それは日記に、感謝の気持ちを10項目書くというものだ。「○○さん~~~、ありがとう!」これを継続することで、自分の今現在のこころの状況が手に取るようにわかるようになった。

イライラしていたり、焦りがでていたり、環境や相手のせいに少しでもしていたりすると、感謝の言葉がこころの底から出て来ない。また、仮に出て来たとしても、おざなりな形だけのものである場合が多い。しかし、これを続けると、自分がどれだけ多くの人に支えて頂いているのか!自分がどれだけ環境に恵まれているのか!自分がどれだけ幸せなのか!を実感する素晴らしい時間となってくる。

驕りや不平・不満といった人間が本来陥りやすい状況から、自分を遠ざける上で、たとえ少しづつであっても効果をあげているのは間違いのないことだ。

4.感謝を周りだけでなく、自分自身にも伝える

今回の出来事を振り返って、感謝の気持ちをもつことは大切。しかし、さらに大切なことは、どのような形であれ、

1.継続すること

2.こころの底から伝えること

3.自然のうちに無意識にできる様に徹底すること

を学ばせていただいた。

そして、感謝というものは周りだけでなく、自分自身にも伝えてあげることが大切だと感じたのであった。自分を「まだまだ!」と叱咤激励し鼓舞させることが大切な場面もあるが、自分自身を認め、ふっと自分に「ありがとう!」と感謝することで元氣・勇氣・やる氣が内側から高まってくるのではないだろうか。

「感謝」 ── この心の在りようが、人生や事業の基盤を築く上で、大きな、そして、深い意味を持つことを再確認させていただいた。
あなたご自身は何を感じ、何に取り組んでおられますか?

5.感謝の気持ちを深める、経営者のあなたへの言葉

  • 「かんしゃくの「く」の字を捨てて、ただ感謝!」
  • 「寝る前と朝起きた時、真っ先に、ありがとう!と一言声に出す」
  • 「日記に、感謝の気持ちを10個書く」
  • 「継続すること、こころの底から伝えること、自然と無意識にできる様に徹底すること」
  • 「自分を認め、ふっと自分に感謝することで元氣・勇氣・やる氣が内側から高まってくる」

6.感謝の心が深まる、経営者のあなたへの問い掛け

  1. あなたは周りへの感謝を、いつどのように伝えておられますか?
  2. あなたは自分自身に感謝する場面は、どの様な時でしょうか?

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