もうやめません
「時間がない」
「成果が出ない」
「こんな事あり得ない」
出てくる「ないない」の不足に心を動かすのをやめたい
物事のスタートの想い
「変わりたい」
「成長したい」
「あの世界に行きたい」
自分の想いの原点から心を働かせたい私は【未来づくり】を全力で応援していきたい— ふさぽ@経営者 (@future_support) June 14, 2026
経営者を苦しめる「ないない思考」とは何か
「時間がない」「成果が出ない」に心を奪われる瞬間
経営者という立場は、日々さまざまな判断を求められます。
「時間がない」
「成果が出ない」
「人が足りない」
「思うように進まない」
こうした言葉が頭をよぎる日は、決して珍しくありません。
私自身、多くの経営者の方々とご一緒してきましたが、順調に見える会社の経営者であっても、心の中では「ない」という言葉と向き合っている場面を何度も見てきました。
経営者は会社を守る責任があります。社員やお客様、取引先、そしてご家族のことまで考えながら意思決定を重ねる立場だからこそ、不足や課題に敏感になること自体は決して悪いことではありません。
しかし、注意したいのは、「ない」という現実ではなく、「ない」という言葉に心が支配されてしまうことです。
例えば、「時間がない」と思い始めると、本来できていることよりも、できていないことばかりが目に入るようになります。
「成果が出ない」と感じると、これまで積み重ねてきた努力まで意味がなかったように思えてしまうことがあります。
現実には少しずつ前進していても、心が不足ばかりを見続けていると、その前進に気づけなくなってしまうのです。
私は、経営とは数字だけで成り立つものではなく、「経営者のこころ」が大きく影響するものだと考えています。
だからこそ、現実を冷静に受け止めることと、不足に心を奪われることは分けて考える必要があります。
経営者の心が何に向いているのか。
その視点一つが、これからの判断や行動、そして会社の未来にまで大きな違いを生み出していくのではないでしょうか。
不足に目を向けるほど、未来への力が弱くなる
経営には、課題を見つける力が欠かせません。
現状を正しく把握し、問題点を洗い出し、改善を積み重ねていく。その積み重ねが企業の成長を支えていることは間違いありません。
しかし、課題を見ることと、不足に心を支配されることは別の話です。
「まだ足りない。」
「まだできていない。」
「もっと何とかしなければ。」
こうした思いが強くなり過ぎると、いつの間にか心は未来ではなく、「足りない現実」の中に居続けるようになります。
私は、経営者の方々とお話をしていると、「ない」という言葉が口癖になっている方ほど、行動力まで落ちてしまう場面を少なからず見てきました。
時間がないから始められない。
人がいないから進められない。
成果が出ないから自信が持てない。
もちろん、それぞれ事実なのでしょう。しかし、その言葉を繰り返すほど、「できない理由」を探す思考が強くなり、未来へ向かうエネルギーが少しずつ失われてしまいます。
一方で、未来を切り拓いていく経営者には共通点があります。
現実の厳しさから目を背けることはありません。それでも、「どうすれば実現できるか」「自分たちはどこを目指すのか」という未来に心を働かせています。
つまり、見ている現実は同じでも、心を向ける方向が違うのです。
今回のXへの投稿で私がお伝えしたかったのも、まさにこの点です。
「時間がない」
「成果が出ない」
「こんな事あり得ない」
そうした不足に心を動かし続けるよりも、
「変わりたい」
「成長したい」
「あの世界に行きたい」
という、物事を始めた頃の想いに心を働かせたい。
未来づくりとは、特別な才能や環境がある人だけのものではありません。
不足を見ながらも、不足に心を奪われず、自分が本当に目指したかった未来へ意識を戻し続けること。その積み重ねこそが、経営者自身の未来をつくり、やがて会社の未来をも形づくっていくのではないでしょうか。
なぜ人は「ないもの」に心を動かされてしまうのか
経営者ほど不足を見つける力が鍛えられている
「なぜ、自分はこんなにも『ない』ばかりに目が向いてしまうのだろう。」
そう感じたことがある経営者の方も少なくないのではないでしょうか。
実は、それは決して能力が低いからでも、悲観的な性格だからでもありません。
むしろ、その逆です。
経営者という立場は、常に会社の未来に責任を持っています。そのため、「何が足りないのか」「どこに問題があるのか」「今のままで本当に大丈夫なのか」と、課題を見つける視点が自然と鍛えられていきます。
もし、その視点がなければ、組織の変化や市場の動きを見逃し、大きな経営リスクにつながることもあるでしょう。
だからこそ、不足を見つける力そのものは、経営者にとって大切な能力なのです。
しかし、その優れた能力が、いつしか自分自身に向いてしまうことがあります。
まだ足りない。
もっと頑張らなければ。
もっと成果を出さなければ。
周りから評価されていても、自分だけは自分に満足できない。そんな経営者にも数多くお会いしてきました。
これは、成長意欲が高い経営者ほど陥りやすい状態でもあります。
現状に満足しない姿勢は企業を成長させます。一方で、「不足しか見えない状態」が続くと、自分自身を認めることも、周囲の成長を喜ぶことも難しくなってしまいます。
私は、経営者に必要なのは、不足を見る力をなくすことではないと思っています。
不足を見る力と、未来を見る力。
この二つをバランスよく持つことです。
不足を発見する視点は経営に活かしながらも、自分自身の心まで不足感で埋め尽くしてしまわないこと。
そのためにも、ときには立ち止まり、「自分は何を実現したくて、この道を歩み始めたのか」と原点を振り返る時間が必要なのではないでしょうか。
未来づくりは、不足を数え続けることではなく、未来への想いを育て続けることから始まるのだと、私は感じています。
問題発見と不足感は似ているようで違う
経営者には、「問題を発見する力」が求められます。
現場で起きている小さな変化に気づき、市場環境の変化を読み取り、会社の課題を見つけて改善へつなげていく。この積み重ねが、企業の成長を支えていることは言うまでもありません。
しかし、この「問題発見」と「不足感」は、似ているようで本質的には異なります。
問題発見とは、未来をより良くするために現状を客観的に見つめることです。
一方、不足感とは、「足りない」という感情に心が引っ張られ、自分自身や会社を必要以上に否定的に見てしまう状態です。
例えば、売上が目標に届かなかったという事実があったとします。
問題発見の視点であれば、「原因は何だろう」「次はどう改善しよう」と、未来へ向かう問いが生まれます。
ところが、不足感に支配されると、「やはり自分には無理なのかもしれない」「何をやっても成果が出ない」と、自分自身を責める思考へと変わってしまいます。
同じ出来事であっても、心の向け方によって、その後の行動は大きく変わるのです。
私は、経営者にとって最も大切なのは、「現実を正しく受け止める力」だと考えています。
良いことも、厳しいことも、そのまま受け止める。そして、感情に振り回されるのではなく、「ここから何を学び、未来へどう活かすか」を考えることです。
以前から私がお伝えしているように、経営には「感情」と「勘定」の両方が必要です。
数字だけを追えば、人の想いを見失うことがあります。
逆に、想いだけでは、事業を継続し発展させることはできません。
だからこそ、問題は冷静に見つめる。しかし、心まで不足感に支配されない。このバランスが、経営者には欠かせないのではないでしょうか。
今回のXへの投稿でお伝えした「『ないない』の不足に心を動かすのをやめたい」という言葉には、課題から目を背けようという意味はありません。
不足という現実を見ながらも、心は「変わりたい」「成長したい」「あの世界に行きたい」という未来へ向け続けたい。
未来づくりとは、問題を見つけることではなく、問題を乗り越えた先にある未来を見失わないこと。その姿勢こそが、経営者自身の可能性を大きく広げてくれるのではないでしょうか。
未来づくりの原点は「変わりたい」という想いにある
スタート地点にあった純粋な願いを思い出す
会社を立ち上げた日。
事業を引き継ぐ決意をした日。
新しい挑戦を始めようと一歩を踏み出した日。
そのとき、皆さんはどんな想いを抱いていたでしょうか。
「変わりたい。」
「成長したい。」
「もっとお客様に喜んでいただける会社にしたい。」
「あの世界に行きたい。」
きっと、そんな前向きな想いが胸の中にあったはずです。
経営というものは、不思議なものです。
事業が動き始めると、毎日のように判断を迫られます。目の前の課題への対応に追われ、資金繰りや人材育成、営業活動など、優先しなければならないことが次々に押し寄せてきます。
すると、いつしか「何を実現したかったのか」という原点よりも、「今日をどう乗り切るか」という現実に意識が集中するようになります。
もちろん、それも経営者として大切な役割です。
しかし、現実への対応だけを続けていると、心のエネルギーは少しずつ消耗していきます。
私は、多くの経営者の方々とお会いする中で感じることがあります。
壁にぶつかったとき、本当に前へ進まれる方は、特別な才能を持っている方ではありません。
一度立ち止まり、自分の原点を思い出せる方です。
「なぜ、この仕事を始めたのか。」
「誰の笑顔を増やしたかったのか。」
「どんな未来を実現したかったのか。」
その問いに向き合うことで、曇っていた視界が少しずつ晴れ、次の一歩が見えてくるのです。
私は、「経営者の人生が豊かになることで、企業が発展する」と考えています。事業と人生は表裏一体です。
だからこそ、経営の原点とは、売上や利益だけではありません。
経営者自身の「こう生きたい」という人生観や、「こんな未来を創りたい」という志があってこそ、事業は本来の力を発揮します。
もし今、「ないない思考」に心が引っ張られていると感じるなら、一度、事業を始めた頃の自分に問いかけてみてください。
「あのとき、自分は何を願っていたのか。」
その答えの中に、未来づくりをもう一度動かす力が、きっと眠っているはずです。
「あの世界に行きたい」が行動のエネルギーになる
私が今回のXへの投稿で、特に大切にしたかった言葉があります。
「あの世界に行きたい。」
この一文には、未来づくりの本質が凝縮されているように感じています。
経営者は、日々の仕事に追われていると、どうしても「今」に意識が集中します。
今日やるべきこと。
今月の数字。
目の前で起きているトラブル。
もちろん、それらに向き合うことは経営者として欠かせない責任です。しかし、「今」を乗り越えることだけが目的になってしまうと、心は次第に疲弊してしまいます。
そんなときこそ思い出していただきたいのが、「あの世界に行きたい」という未来への憧れです。
会社をもっとこんな組織にしたい。
社員が誇りを持って働ける職場をつくりたい。
お客様から必要とされ続ける企業でありたい。
地域や社会に、もっと貢献できる存在になりたい。
そのような未来を思い描いたからこそ、今日まで歩み続けてこられたのではないでしょうか。
人は、義務だけでは長く走り続けることができません。
「やらなければならない」という責任感は、行動を始める力にはなります。しかし、困難を乗り越えながら歩み続けるためには、「こうなりたい」「こんな未来を実現したい」という希望が必要です。
私はこれまで、多くの経営者の方々とご一緒してきました。
その中で強く感じるのは、成長し続ける経営者ほど、未来を語る時間を大切にされているということです。
現実を見ていないのではありません。
厳しい現実を受け止めながらも、その先にある未来を見失わないのです。
だからこそ、判断に迷ったときも、「この選択は、自分が行きたい世界につながっているだろうか」という視点で考えることができます。
私は、未来づくりとは「未来を予測すること」ではなく、「未来を選び続けること」だと思っています。
目の前の不足に心を奪われるのではなく、自分が本当に行きたい世界へ心を向け続ける。
その積み重ねが、日々の言葉を変え、行動を変え、周囲との関わり方を変え、やがて会社の未来そのものを変えていきます。
未来は、ある日突然やって来るものではありません。
「あの世界に行きたい。」
その想いを持ち続け、一歩一歩歩み続けた先に、自ら創り上げていくものなのだと私は信じています。
経営者が取り戻したい、心の向け先の選び方
不足ではなく可能性に心を働かせる
経営者の仕事は、毎日のように判断の連続です。
新しい投資をするべきか。
人材を採用するべきか。
この事業を続けるべきか、それとも方向転換するべきか。
その一つひとつの判断には責任が伴います。だからこそ、慎重になるのは当然のことです。
しかし、判断に迷うときほど、心は「できない理由」を探し始めます。
リスクがあるかもしれない。
失敗するかもしれない。
今はまだ早いかもしれない。
もちろん、リスクを見極めることは経営者の重要な役割です。ただ、その視点だけに偏ってしまうと、未来への扉まで閉ざしてしまうことがあります。
私がこれまで多くの経営者の方々と接してきて感じるのは、事業を発展させている方ほど、「可能性」にも同じくらい心を働かせているということです。
「どうすればできるだろう。」
「この経験を次にどう活かせるだろう。」
「この出来事には、どんな意味があるのだろう。」
このような問いを持つことで、目の前の課題は単なる障害ではなく、未来への材料へと変わっていきます。
私は、可能性を見るということは、楽観的になることではないと思っています。
現実を直視しながらも、「未来は創ることができる」と信じる姿勢です。
だからこそ、今回のXへの投稿でも、「ないない」の不足に心を動かすことをやめたいと書きました。
不足があることは事実です。
課題があることも事実です。
しかし、その事実に心まで支配されてしまえば、経営者本来の力は発揮できません。
一方で、「変わりたい」「成長したい」「あの世界に行きたい」という原点に心を働かせると、同じ現実を見ていても、不思議と次の一歩が見えてきます。
経営者が最も影響を与えるのは、自らの言葉であり、表情であり、姿勢です。
可能性に心を向けている経営者の言葉には、人を前向きにする力があります。
その言葉が組織の空気を変え、社員の挑戦を後押しし、お客様との信頼を育み、結果として企業の未来を形づくっていくのです。
未来づくりは、環境が整ってから始まるものではありません。
「ない」に心を奪われるのではなく、「どうありたいか」という可能性に心を働かせた、その瞬間から始まるのではないでしょうか。
感情と勘定のバランスが未来を現実に近づける
私はこれまで、「経営とはバランスである」と繰り返しお伝えしてきました。特に経営者にとって欠かせないのが、「感情」と「勘定」、二つの“かんじょう”のバランスです。
経営者は人です。
だからこそ、不安になる日もあります。迷う日もあります。悔しさや焦りを感じることもあるでしょう。
一方で、経営は事業です。
売上や利益、資金繰り、投資判断など、数字という現実から目を背けることはできません。
感情だけでは経営は続きません。
しかし、勘定だけでも、人はついてきません。
社員が安心して力を発揮できるのも、お客様との信頼関係が深まるのも、その根底には経営者の想いがあります。そして、その想いを事業として継続していくためには、数字という裏付けも必要です。
どちらか一方ではなく、両方を大切にすることが、持続可能な経営につながるのです。
「ないない思考」に陥ると、このバランスが崩れやすくなります。
不足ばかりに心を奪われると、感情は焦りや不安に支配されます。そして、その焦りが判断を急がせたり、本来見えていた可能性まで見失わせたりすることがあります。
逆に、数字だけを追いかけ続ければ、「利益は出ているのに、なぜか心が満たされない」という状態にもなりかねません。
だから私は、経営者には定期的に自分自身へ問いかけていただきたいのです。
「今の私は、不安に引っ張られて判断していないだろうか。」
「数字だけを追うあまり、事業を始めた頃の想いを忘れていないだろうか。」
「この判断は、自分が実現したい未来につながっているだろうか。」
こうした問いは、自分の現在地を確かめる大切な時間になります。
未来づくりとは、理想だけを語ることでも、数字だけを追い続けることでもありません。
経営者としての想いを大切にしながら、現実を冷静に見つめ、一歩ずつ未来へ近づいていくことです。
感情と勘定。
この二つの“かんじょう”のバランスを整えることができたとき、経営者の判断にはぶれない軸が生まれます。
その軸こそが、「ないない思考」に振り回されない経営を支え、思い描いた未来を少しずつ現実へと近づけてくれるのではないでしょうか。
「ないない思考」を手放すための小さな実践
口癖を変えると、見える世界が変わる
私は、これまで数多くの経営者の方々と向き合ってきましたが、その中で強く感じていることがあります。
それは、「口癖は、その人の未来を映し出す鏡になる」ということです。
もちろん、たった一言で人生や経営が変わるわけではありません。しかし、日々繰り返している言葉は、自分自身の思考や行動に大きな影響を与えています。
例えば、
「時間がない。」
「どうせ無理だ。」
「成果が出ない。」
こうした言葉を何度も口にしていると、脳はその言葉を現実として受け止め始めます。すると、「なぜできないのか」という理由を探す思考が自然と働くようになります。
一方で、
「どうすればできるだろう。」
「この経験から何を学べるだろう。」
「一歩でも未来へ近づこう。」
そんな言葉を意識して使うようになると、不思議なことに見える景色が変わってきます。
課題がなくなるわけではありません。
忙しさが急になくなるわけでもありません。
それでも、「できない理由」ではなく「できる方法」に心が向くことで、次の行動が生まれやすくなるのです。
今回のXへの投稿で私が「『ないない』の不足に心を動かすのをやめたい」と書いたのも、まさにこのことをお伝えしたかったからです。
経営者の言葉は、自分自身だけに向けられているものではありません。
社員は経営者の言葉を聴いています。
ご家族も、その言葉を受け止めています。
そして何より、経営者自身が、一番その言葉を聴いているのです。
だからこそ、まず変えたいのは「現実」ではなく、「言葉」なのかもしれません。
今日からすべての口癖を変える必要はありません。
ただ、「ない」という言葉を口にしそうになったとき、一度立ち止まり、「私は本当はどうなりたいのだろう」と問い直してみる。
その小さな積み重ねが、やがて思考を変え、行動を変え、未来を変えていくのではないでしょうか。
一人で抱え込まず、想いを映し出す時間を持つ
経営者は孤独だと言われます。
私もこれまで、多くの経営者の方々と歩ませていただく中で、その言葉の重みを何度も感じてきました。
社員には不安を見せられない。
家族にも心配をかけたくない。
取引先の前では毅然としていたい。
そうした責任感が強い方ほど、悩みや迷いを一人で抱え込んでしまう傾向があります。
しかし、私は経営者だからこそ、「一人で考える時間」と同じくらい、「想いを映し出す時間」が必要だと思っています。
人は、自分のことを意外なほど客観的には見ることができません。
鏡がなければ自分の表情が見えないように、心にもまた、自分を映し出してくれる存在が必要です。
だからといって、答えを教えてくれる人を探すということではありません。
経営者に必要なのは、答えを与えてくれる人ではなく、自分自身の想いや考えを整理し、本当に進みたい方向を映し出してくれる存在ではないでしょうか。
話をしているうちに、自分でも気づいていなかった本音が見えてくる。
「本当は、これを実現したかったんだ。」
「私は、この未来を目指していたんだ。」
そんな瞬間が訪れることがあります。
私は、経営者を支える仕事とは、経営のノウハウだけをお伝えすることではないと考えています。経営者ご自身の「こころ」や「人生」に寄り添い、その方が本来持っている想いを映し出し、未来への一歩を後押しすることも、大切な役割だと感じています。
今回のXへの投稿の最後に、
「私は【未来づくり】を全力で応援していきたい」
と書いたのは、こうした想いがあるからです。
未来づくりとは、誰かに未来をつくってもらうことではありません。
未来をつくるのは、経営者ご自身です。
私は、その未来づくりの主人公は経営者であり、私たちの役割は、その想いや現在地を映し出し、一歩踏み出す勇気を支えることだと思っています。
もし今、「ないない思考」の中で立ち止まっていると感じるのであれば、一人で抱え込み続けるのではなく、信頼できる人と想いを言葉にする時間を持ってみてください。
その時間が、忘れかけていた原点を思い出させ、未来への歩みを再び力強く動かし始めるきっかけになるかもしれません。
未来づくりを全力で応援するという志事
経営者の原点に寄り添う支援の意味
経営者には、それぞれに歩んできた人生があります。
創業という大きな決断をされた方。
事業承継という重責を引き受けられた方。
幾度となく困難を乗り越えながら、今日まで会社を守り続けてこられた方。
その歩みは一人ひとり異なります。しかし、共通していることがあります。
それは、誰もが「こうありたい」「こんな未来を創りたい」という想いから出発しているということです。
だから私は、経営者をご支援するとき、経営課題だけを見ることはありません。
もちろん、経営には数字が必要です。
売上や利益、資金繰り、組織づくりなど、現実から目を背けることはできません。
しかし、それと同じくらい大切なのが、「その経営者は、何を実現したいのか」という原点です。
私は以前から、「経営者の人生が豊かになることで、企業が発展する」とお伝えしています。これは理想論ではありません。
経営者の言葉が変われば、組織の空気が変わります。
経営者の表情が変われば、社員との関係が変わります。
経営者の未来への姿勢が変われば、会社全体の進む方向も変わっていきます。
だからこそ、私は経営だけではなく、経営者ご自身の人生や「こころ」に寄り添うことを大切にしています。
課題を解決することは重要です。
しかし、それ以上に大切なのは、「この人は、どんな未来を目指しているのだろう」という想いを受け止めることではないでしょうか。
経営者は、会社のリーダーである前に、一人の人です。
だからこそ、事業だけではなく、人生そのものに寄り添う支援があってもよいと私は考えています。
未来づくりとは、事業計画をつくることだけではありません。
経営者自身が、自らの原点を忘れず、その人らしい未来を歩み続けること。
その積み重ねが、企業の未来を育み、関わる人々の幸せへとつながっていくのだと信じています。
想いを言葉にする場が、次の一歩を生み出す
想いを言葉にする場が、次の一歩を生み出す
経営者は、「答え」を持っている人ではありません。
「答え」を探し続ける人です。
会社の未来を考え、社員の成長を願い、お客様に喜んでいただくために、日々考え、悩み、決断を重ねています。
だからこそ、経営者に必要なのは、一人で考え続ける時間だけではありません。
自分の想いを言葉にする時間です。
頭の中だけで考えていると、同じところを何度も巡ってしまうことがあります。
しかし、誰かに話したり、紙に書き出したりすることで、不思議なほど考えが整理されることがあります。
「本当に悩んでいたことは、そこではなかった。」
「私が目指していたのは、この未来だった。」
そんな気づきが生まれる瞬間を、私はこれまで何度も見てきました。
言葉には、自分自身を動かす力があります。
だから私は、「口癖」や「日頃使う言葉」を大切にしています。同時に、自分の想いを言葉にする時間もまた、未来づくりには欠かせないと考えています。
未来は、頭の中だけで描いていても現実にはなりません。
想いを言葉にし、その言葉が行動となり、その行動が習慣となって、少しずつ未来が形になっていきます。
今回のXへの投稿でお伝えしたかったことも、決して「前向きに考えましょう」という精神論ではありません。
「時間がない。」
「成果が出ない。」
そんな現実があることを認めた上で、それでもなお、
「変わりたい。」
「成長したい。」
「あの世界に行きたい。」
という原点の想いを言葉にし続けること。
その言葉こそが、未来を創る力になると私は信じています。
私たちは、未来を予測することはできません。
しかし、未来を創るための今日の一歩は、自ら選ぶことができます。
もし、このブログを読みながら、ご自身の原点や未来への想いが少しでも心に浮かんだのであれば、ぜひその想いを言葉にしてみてください。
その一言が、明日の行動を変えます。
その行動が、一年後の会社を変えます。
そして、その積み重ねが、経営者ご自身の人生を豊かにし、企業の未来を育んでいくのではないでしょうか。
私はこれからも、「ないない」の不足ではなく、「変わりたい」「成長したい」「あの世界に行きたい」という想いを大切にする経営者の未来づくりを、全力で応援していきたいと思います。
