【続く】
「続かない、途切れた」
「また、ダメかも…」って
聴こえて来る時がある
周りから、
そして自分のインナートークからふさぽさん「自分を責めてないか?」
20代の頃、経営者に言われた言葉が
今でも心に残ってる。
続いて、神の様な言葉
「やってみた自分に、…— ふさぽ@経営者 (@future_support) June 22, 2026
「続かない…」と自分を責めてしまう経営者へ
「またダメだった」が積み重なる苦しさ
経営者という立場になると、誰よりも「続けること」の大切さを理解しています。
健康づくり、情報発信、読書、人材育成、営業活動、社内改革……。どれも一度や二度取り組めば成果が出るものではなく、小さな積み重ねがやがて大きな違いを生み出します。
だからこそ、途中で途切れてしまうと、自分自身に対して厳しい言葉を投げかけてしまうことがあります。
「また続かなかった。」
「やっぱり自分は意志が弱いのではないか。」
「何をやっても長続きしない。」
実は、こうした言葉は、周囲から聞こえてくる以上に、自分自身の心の中から聞こえてくることが少なくありません。
私はこれを「インナートーク」と呼んでいます。
経営者は、日々多くの意思決定を行い、社員やお客様、取引先、そして家族への責任を背負っています。そのような環境だからこそ、自分には厳しくあろうとする傾向があります。その姿勢自体は決して悪いことではありません。
しかし、その厳しさが「自分を責めること」に変わってしまうと、行動するエネルギーまで奪われてしまいます。
本来なら、「今日はできなかったから、また明日やろう」と考えられる出来事が、「自分は続かない人間だ」という自己評価へとすり替わってしまうのです。
これは、継続できなかったこと以上に、経営者として大きな損失ではないでしょうか。
私はこれまで数多くの経営者やリーダーと関わらせていただきましたが、成果を出し続けている方ほど、「失敗しない人」ではありません。
一度立ち止まっても、また歩き始める人です。
だから私は、「続かなかった」という事実だけを見るのではなく、その後、自分にどんな言葉を掛けるのかを、とても大切にしています。
継続の第一歩は、行動の前に、自分との対話を変えることから始まるのかもしれません。
20代の私を変えた「まず、自分にありがとう」という言葉
このテーマを考えるたびに、私は20代の頃のある出来事を思い出します。
当時の私は、今以上に「続けなければならない」「結果を出さなければならない」という想いが強く、思うようにいかなかった時は、自分自身を責めることが少なくありませんでした。
そんな私に、ある経営者の方が静かに問い掛けてくださいました。
「水野君、自分を責めてないか?」
その一言に、私はハッとしました。
図星だったからです。
そして、さらに続けてくださった言葉が、今でも私の心に深く刻まれています。
「やってみた自分に、まず『ありがとう』だろ!!」
当時の私には、この発想がありませんでした。
できなかったことばかりを見て、できたことには目を向けていなかったのです。
挑戦したこと。
一歩踏み出したこと。
途中まででも取り組んだこと。
それらをすべて「できなかった」の一言で片づけ、自分自身の努力まで否定していました。
しかし、その日を境に、私のものの見方は少しずつ変わっていきました。
結果だけを見るのではなく、「挑戦した自分」を認める。
続かなかった事実よりも、「始めた自分」「再び立ち上がろうとしている自分」を受け止める。
すると、不思議なことに、「またやってみよう」という気持ちが自然と湧いてくるようになったのです。
経営者は、社員には「挑戦しよう」「失敗を恐れるな」と声を掛けます。
ところが、自分自身には、その言葉を掛けられていないことがあります。
もし、社員やご家族、仲間が何かに挑戦して途中で立ち止まったなら、「よく頑張ったね」「まず挑戦したことが素晴らしい」と声を掛けるのではないでしょうか。
それならば、自分自身にも同じ言葉を掛けてあげてもいい。
むしろ、経営者だからこそ、自分を認める習慣が必要なのだと私は思います。
自分を甘やかすことと、自分を認めることは違います。
自分を認められる人ほど、再び挑戦する勇気を持ち、未来へ向かって歩き続けることができるのです。
私にとって「まず、自分にありがとう」という言葉は、30年以上経った今でも、自分自身を前へ進ませてくれる人生の支えになっています。
「続ける努力」より「続く仕組み」が成果を生む理由
意志の強さだけでは長続きしない
「続けることができる人は、意志が強い人。」
そんなイメージを持っておられる方は少なくないでしょう。
確かに、強い意志は行動を始める原動力になります。しかし、長年、多くの経営者の方々とご一緒してきた中で、私は一つのことを実感しています。
続いている人は、意志が強い人というより、「続く環境」をつくることが上手な人なのです。
経営者の毎日は、予定どおりには進みません。
急なトラブル、お客様からの連絡、社員への対応、資金繰り、判断しなければならない案件……。
朝に立てた計画が、夕方にはまったく違う一日になっていることも珍しくありません。
そのような毎日の中で、「今日は疲れたけれど、気合いでやろう」「意志の力だけで乗り切ろう」と考えていては、いずれ限界が訪れます。
私は、継続とは精神論ではなく、仕組みづくりだと思っています。
例えば、毎日続けたいことがあるなら、時間を決める、場所を決める、誰かに宣言する、仲間と一緒に取り組むなど、自分の意志だけに頼らない工夫はいくらでもあります。
経営でも同じです。
売上を伸ばしたいからと、毎日「頑張ろう」と言い続けるだけでは成果は続きません。
営業の仕組み、会議の仕組み、人が育つ仕組み、情報が共有される仕組み――。
成果を出し続けている企業ほど、「頑張る人」を増やすのではなく、「成果が生まれやすい仕組み」を磨き続けています。
これは人生も同じではないでしょうか。
続けられない自分を責めるよりも、「どうすれば自然と続くだろう」と考える。
視点を変えるだけで、行動は驚くほど変わり始めます。
経営とは、企業の仕組みを整えることでもあります。
そして人生もまた、自分自身が主人公となって、自分が続けやすい仕組みを育てていく営みなのだと、私は感じています。
3日坊主の連続が、やがて習慣になる
私は今、「3日坊主」という言葉を、以前とはまったく違う意味で受け止めています。
昔は、「3日坊主」と聞くと、「根気がない」「意志が弱い」「最後までやり切れない」という、どちらかと言えば否定的な印象がありました。
しかし、今は違います。
3日坊主でも、また始めればいい。
それを何度でも繰り返せばいい。
そう考えるようになってから、継続に対するプレッシャーが驚くほど軽くなりました。
多くの方は、「一度途切れたら終わり」と考えてしまいます。
だから、一日休むと二日休み、気づけば一週間、一か月と遠ざかってしまう。
ところが、「また始めれば、それで一歩前進」と考えられる人は、途中で止まっても、必ず戻ってくることができます。
私は、この「戻ってくる力」こそが、本当の継続力ではないかと思うのです。
経営も同じです。
新しい事業が思うように進まないこともあります。
採用がうまくいかないこともあります。
改革が途中で止まることもあります。
それでも、そこで終わりではありません。
現状を受け止め、改善し、再び一歩を踏み出す。
その積み重ねが、企業の成長を支えていきます。
だから私は、「継続」を一本の長い直線ではなく、何度も描き直しながら前へ進む曲線のようなものだと考えています。
止まる日があってもいい。
立ち止まる日があってもいい。
大切なのは、「もう一度やってみよう」と思える自分を失わないことです。
私自身も、完璧に続けられてきたわけではありません。
それでも今日まで歩み続けてこられたのは、「途切れないこと」を目指したからではなく、「何度でも戻ってくること」を大切にしてきたからです。
だから私は、今でも自分にこう言い聞かせています。
「3日坊主の連続でいい。」
その積み重ねが、やがて習慣となり、人生となり、経営の成果へとつながっていくのです。
私が自分に問いかけ続けている3つの質問
「なぜやる?」──本当にやりたいことか
「3日坊主の連続でいい。」
そう考えられるようになってから、私は一つのことを意識するようになりました。
それは、「続けること」よりも、「なぜ、それをやるのか」を自分自身に問い掛けることです。
何かが続かなくなった時、多くの人は「意志が弱かった」「根性が足りなかった」と考えがちです。
しかし、本当の理由は別のところにある場合があります。
それは、その取り組みが自分自身の心から望んでいることではなかったという可能性です。
だから私は、立ち止まった時こそ、自分にこう問い掛けます。
「なぜやる?」
そして、さらに問いを深めます。
「これは、本当に私がやりたいことなのか。」
経営者は、日々多くの「やらなければならないこと」に囲まれています。
売上を上げること。
利益を確保すること。
社員を育てること。
取引先との関係を築くこと。
もちろん、どれも大切です。
しかし、「やらなければならない」という義務感だけで走り続けていると、いつしか心が疲弊し、本来の情熱が見えなくなってしまうことがあります。
一方で、「これを実現したい」「この人たちの役に立ちたい」「この未来を創りたい」という想いから始まる行動は、不思議と困難があっても前へ進む力を与えてくれます。
私は、「志事(しごと)」という言葉を大切にしています。
単に仕事をこなすのではなく、自分の志と重なる仕事を育てていく。
その積み重ねが、経営者としての人生を豊かにし、企業の発展にもつながっていくと信じています。
もちろん、すべての仕事が楽しいことばかりではありません。
時には気が重い仕事もありますし、避けて通れない責任もあります。
それでも、その先にある目的が明確であれば、人は再び歩き始めることができます。
だから、続かなくなった時ほど、自分を責める前に問い掛けてみてください。
「私は、なぜこれをやろうと思ったのだろう。」
その問いへの答えが見つかった時、「続けなければ」という苦しさは、「続けたい」というエネルギーへと少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
「楽しめている?」──苦しさだけでは続かない
二つ目に、自分へ問い掛けているのが、
「楽しめている?」
という問いです。
ここでいう「楽しむ」とは、楽をすることでも、遊び感覚で取り組むことでもありません。
「やりがいを感じられているか」「自分らしく取り組めているか」という意味です。
経営には、思いどおりにならないことが数多くあります。
計画どおりに進まない。
期待していた成果が出ない。
社員との考え方がすれ違う。
時には、自分の判断に迷い、不安を抱えながら決断しなければならないこともあります。
そんな毎日の中で、「苦しいから頑張る」「我慢して続ける」だけでは、いつか心が悲鳴を上げてしまいます。
もちろん、努力は必要です。
しかし、努力だけでは長く走り続けることは難しいのです。
だから私は、「楽しめているか」という視点を、とても大切にしています。
例えば、私は経営者の方々と対話を重ねる時間が大好きです。
お一人おひとりの想いに触れ、未来を一緒に描き、行動の変化や笑顔が生まれる瞬間に立ち会えることは、私にとって何ものにも代え難い喜びです。
だからこそ、30年以上この仕事に携わってこられたのだと思います。
楽しさとは、「簡単だから生まれるもの」ではありません。
誰かのお役に立てた。
昨日より少し成長できた。
仲間と喜びを分かち合えた。
そんな小さな充実感の積み重ねが、「また明日もやってみよう」という気持ちを育ててくれます。
経営者は、社員やお客様に「笑顔」を届けたいと願っています。
であれば、その中心にいる経営者自身が、仕事の中に喜びや充実感を感じられていることも、とても大切ではないでしょうか。
もし最近、「続かない」と感じていることがあるなら、一度立ち止まって自分に問い掛けてみてください。
「私は今、この取り組みを楽しめているだろうか。」
楽しさが見つかれば、人は無理に続けようとしなくても、自然と次の一歩を踏み出せるようになります。
それもまた、「続く仕組み」の一つなのだと、私は思っています。
「誰かとつながっている?」──応援し合える環境をつくる
三つ目に、自分自身へ問い掛けているのが、
「誰かとつながっている?」
という問いです。
経営者は孤独だと言われます。
私自身、多くの経営者の方々と歩ませていただく中で、その言葉を何度も実感してきました。
会社ではトップとして振る舞い、社員の前では弱音を見せられない。
家族にも心配を掛けたくない。
取引先には自信を持って接しなければならない。
そうしているうちに、本音を話せる相手が少なくなり、一人で抱え込んでしまう経営者は決して少なくありません。
しかし、人は一人では続きません。
私は、「継続力」の正体は、人とのつながりの中にあると感じています。
例えば、誰かが応援してくれている。
「頑張っていますね」と声を掛けてもらえる。
自分の挑戦を見守ってくれている仲間がいる。
たったそれだけでも、人は「もう少しやってみよう」と思えるものです。
私自身も、多くの経営者の方々や仲間との出会いに支えられてきました。
20代の頃に掛けていただいた「まず、自分にありがとう」という言葉も、一人では決して気付けなかった人生の財産です。
だからこそ私は、人との出会いは知識を得るためだけではなく、自分では気付けない「現在地」を映し出していただくためにもあると考えています。
経営者は、企業の未来を描く人です。
しかし、その未来を一人で創ろうとすると、視野が狭くなり、自分を責める方向へ進んでしまうことがあります。
だからこそ、時には立ち止まり、自分の想いを言葉にし、それを受け止めてくれる人との時間を持つことも、「続く仕組み」の一つではないでしょうか。
私はこれまで、「経営は人と人との良い関係が土台にあって成り立つ」と考え、多くの経営者の方々と向き合ってきました。経営を支える前に、経営者という一人の人間に寄り添うこと。その積み重ねが、結果として企業の発展につながると信じているからです。
もし今、何かが続かず、一人で悩んでおられるなら、ぜひ信頼できる誰かに話してみてください。
答えをもらうためではありません。
話すことで、自分の本当の想いに気付き、もう一度歩き始める力が生まれることがあります。
人とのつながりは、継続を支える「見えない仕組み」です。
そして、その仕組みは、経営だけでなく、人生そのものを豊かにしてくれると、私は信じています。
「過去を認め、未来に挑み、今を行動する」という生き方
過去は反省材料ではなく、未来への土台
私は、「過去を認め、未来に挑み、今を行動する」という言葉を大切にしています。
今回のXへの投稿も、この想いを込めて発信しました。
私たちは、過去を変えることはできません。
続かなかったことも、失敗したことも、判断を誤ったことも、消し去ることはできないでしょう。
だからといって、その過去を背負い続け、自分を責め続ける必要はありません。
過去は、未来へ進むことを妨げる重荷ではなく、これからの自分を支える土台にもなります。
大切なのは、「何があったか」ではなく、「その経験をどう意味づけるか」です。
例えば、「3日しか続かなかった」と考えれば、それは失敗かもしれません。
しかし、「3日間は取り組めた」「一歩を踏み出すことができた」と受け止めれば、その経験は次の挑戦への財産になります。
事実は一つでも、意味づけは自分で選ぶことができます。
経営も同じではないでしょうか。
思いどおりにいかなかった事業。
期待した成果が出なかった新しい取り組み。
社員とのすれ違い。
どれも、その瞬間だけを切り取れば苦い経験かもしれません。
しかし、その経験を振り返り、「だから今の自分がある」と言える日が必ず訪れます。
私自身、人生の中で三度、九死に一生を得る経験をしました。
その時は、「なぜ自分だけが」という想いもありました。
しかし、振り返ると、その経験があったからこそ、経営者の孤独や不安、苦しさに寄り添える今の私がいます。
人生には、無駄な経験は一つもない。
そう信じられるようになってから、過去を見る視点が変わりました。
反省は必要です。
しかし、反省とは、自分を責め続けることではありません。
未来をより良くするために、過去から学ぶことです。
だから私は、過去を否定するのではなく、まず認めることを大切にしています。
認めるからこそ、未来へ挑む力が生まれる。
そして未来へ挑むために必要なのは、今日という一日を行動することです。
昨日ではありません。
明日でもありません。
「今、この瞬間に何ができるか。」
そこへ意識を向けた時、過去は足かせではなく、未来を支える確かな土台へと変わっていくのだと、私は信じています。
行動を止めない人が、最後に結果をつかむ
経営の世界では、「成功している人は、一度も失敗していない人」だと思われることがあります。
しかし、私がこれまでお会いしてきた多くの経営者の姿は、そのイメージとはまったく違いました。
成果を出し続けている方ほど、数多くの失敗や挫折を経験されています。
新規事業が思うようにいかなかったこと。
採用で苦労したこと。
資金繰りに頭を抱えたこと。
組織づくりで悩み抜いたこと。
そうした経験を積み重ねながらも、最後に違いを生み出しているのは、「失敗しなかった人」ではなく、「行動を止めなかった人」です。
私は、経営者とは「決める人」であると同時に、「動き続ける人」でもあると思っています。完璧な答えが見えてから動くのではなく、その時点での最善を信じ、一歩を踏み出す。そして、結果を受け止め、必要であれば軌道修正しながら、また次の一歩を踏み出す。その繰り返しが、企業の未来を切り拓いていくのです。
もちろん、走り続けることだけが正解ではありません。
時には立ち止まり、振り返り、休息を取ることも必要です。
けれど、それは「終わる」ためではなく、「もう一度歩き始める」ための時間です。
だから私は、「止まること」を恐れるより、「止まったままになること」を恐れたいと思っています。
今回のテーマである「3日坊主の連続でいい」という言葉も、まさにそのためにあります。
三日続いた。
一日休んだ。
また三日続けた。
その積み重ねは、一見すると遠回りに見えるかもしれません。
しかし、長い人生で振り返った時、その小さな一歩一歩が、確かな道となっているのです。
経営も人生も、短距離走ではありません。
だからこそ必要なのは、一気に成果を求めることではなく、歩みを止めない工夫を重ねることです。
今日できることを一つ行動する。
明日、また一つ行動する。
その積み重ねが、やがて周囲から「順調ですね」「成功していますね」と見える結果につながっていきます。
結果は、ある日突然生まれるものではありません。
目には見えない小さな行動の積み重ねが、時間をかけて育ててくれるものです。
だから私は、これからも完璧を目指すより、一歩を積み重ねることを大切にしていきたいと思います。
そして皆さんにも、「続けなければ」と自分を追い込むのではなく、「また始めよう」という気持ちを大切にしていただけたら嬉しく思います。
その一歩が、未来の大きな成果へとつながっていくことを、私はこれまで多くの経営者の姿から教えていただいてきたのです。
経営者に必要なのは「継続力」ではなく「続く仕組み」
一人で頑張る時代から、支え合う時代へ
ここまで、「続く仕組み」について、私自身の経験を交えながらお伝えしてきました。
その中で、改めて感じていることがあります。
それは、これからの時代は「一人で頑張る時代」から、「支え合いながら成長する時代」へ変わっているということです。
かつては、「経営者は孤独であるべき」「最後は自分一人で決断するもの」という考え方が強くありました。
もちろん、最終的な意思決定を担うのは経営者です。
しかし、その決断に至るまでのプロセスまで、一人で抱え込む必要はありません。
私はこれまで、数多くの経営者と向き合ってきました。
その中で強く感じるのは、長く成果を出し続けている方ほど、「相談すること」を決して恥ずかしいことだとは考えておられないということです。
自分では見えない現在地を教えてくれる人。
時には厳しい意見も率直に伝えてくれる人。
そして、自分の可能性を信じ、背中を押してくれる人。
そのような存在との対話があるからこそ、迷った時にも立ち止まったままで終わることなく、再び歩き始めることができるのです。
私は「経営写コンサルタント®」という言葉に、「写」という一文字を込めています。
それは、私自身が主役になるためではありません。
経営者という主人公の姿を、そのまま写真のように映し出し、ご本人では気付きにくい現在地や可能性を一緒に見つめていきたいという想いからです。
企業の成長は、経営者の成長と切り離すことはできません。
そして経営者の成長は、一人だけで実現するものでもありません。
家族、社員、仲間、お客様、取引先、そして時には経営を客観的に見つめてくれる存在。
そうした多くの人とのつながりがあるからこそ、「続く仕組み」はより強く、より確かなものになります。
「頑張る」ことは素晴らしいことです。
しかし、それ以上に大切なのは、「頑張り続けられる環境」を自ら育てていくことではないでしょうか。
その積み重ねが、経営を豊かにし、人生を豊かにし、周りの人たちの笑顔へとつながっていく。
私は、これからもそのような経営者の皆さんを、一歩後ろから支え続ける存在でありたいと願っています。
あなたは、どんな「続く工夫」をされていますか?
私は、「継続」という言葉を聞くたびに、こんなことを思います。
継続とは、誰かと競い合うものではなく、昨日の自分と向き合いながら育てていくものではないでしょうか。
だからこそ、私は「続ける努力」以上に、「続く工夫」を大切にしています。
自分を責めるより、自分を認める。
意志の強さに頼るより、続きやすい仕組みをつくる。
一人で抱え込むより、人とのつながりを大切にする。
その積み重ねが、「また始めよう」という気持ちを育て、やがて経営にも人生にも大きな違いを生み出していくのだと思います。
今回のXへの投稿では、最後にこんな問いを投げ掛けました。
「続けようとする努力ではなく、《続く工夫》を。あなたはどうされていますか。」
この問いには、正解はありません。
経営する業種も、企業規模も、人生経験も、一人ひとり違います。
だからこそ、それぞれに合った「続く工夫」があるはずです。
ある方は、朝の10分を未来のための時間に充てることかもしれません。
ある方は、仲間と定期的に語り合う場を持つことかもしれません。
ある方は、一日の終わりに「今日できたこと」を一つだけ書き留めることかもしれません。
大切なのは、「自分に合った仕組み」を育て続けることです。
私はこれからも、多くの経営者の皆さんとの出会いを通じて、新しい「続く工夫」を学び続けたいと思っています。
経営とは、企業を育てる営みであると同時に、経営者自身が人として成長し続ける旅でもあります。
その旅路において、ときには立ち止まり、ときには遠回りをしながらも、また一歩を踏み出していく。
その姿こそが、社員やご家族、お客様、そして次の世代に勇気を与えるのではないでしょうか。
もし今日、このブログを読んで、「もう一度やってみよう」と思っていただけたなら、とても嬉しく思います。
3日坊主でも構いません。
また始めればいい。
その小さな一歩が、未来のあなたをつくり、企業の未来をつくり、周りの人たちの笑顔へとつながっていくことを、私は信じています。
さて、あなたは今日から、どんな「続く工夫」を始められますか。
