経営者は、SNSがどれかではもったいない
経営者が”使う”SNSは何ですか? と、聞いて何が浮かびますか?
Line YouTube Facebook TwitterX、Instagram…。ただ、大事はそこではなく、SNSと言うトレンドを、いかに経営に活かしているかが、重要ではないでしょうか。
今回の記事では、2023年のわが社でのTwitterXの活動実態からみた、皆さまへのおススメを発信していきます。ご用意はよろしいでしょうか…w。
- 経営者のSNSの今回の記事は、この様な方に効果的
- 企業公式のSNS、この様なお困りやお悩みをよく聞きます
- 経営者自らがXで、これを行って、新規の方とのツナガリ、フォロワーが増えた
以上が、メインになりますが、以下もお伝えします。
- (はじめに)SNS、特にソーシャルメディア系の年代別や使用実態etc.
- (終わりに)経営者と歩む、年ごとの歩み 2023-2024
*毎年の恒例である〈経営者と歩む、年ごとの歩み 2023-2024〉はこちらです。↓
SNSの使用実態(ソーシャルメディア系、年代別etc.)
「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表
総務省の研究機関である情報通信政策研究所から、SNSの実態は、統計数値をもとにその利用実態が見えてくる。しかも、11年間、毎年更新されており、直近のものは2023年6月にアップデートされている。
【経年】主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率(全年代)
別添: 令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
SNSの使用(受信)という視点では、Lineが圧倒的な比率でした。それが、発信視点でみた場合どうか、何が効果的か、後半の所で一緒に見ていきたいと想います。
まずは、SNSでの発信が、なぜ効果的かを一緒に考えていきましょう。
SNSの今回の記事は、この様な方に効果的
経営者にとって、SNSで発信しないリスクが増大(特に中小企業)
まずは、組織のブランディングを握る経営者こそ、SNSに着手し発信を日常にしたい。私も1年間、Xに本気で取り組んでみて、以下の経営課題の解決が見込めることを痛切に感じています。「これは、やらない手はないな」と。SNSでの発信がメリットあるというより、やってないと他社との差がつきますます置いていかれるのではないか。
Xは、集客・営業に効果━━コロナ(リモートワーク推進等)で直接訪問が敬遠されがちな中で
ネット販売やECの黎明期によくあった声。「ホームページで、モノが売れるか」「Webで信頼関係が湖地区で切るのか」 この様な感覚を、いまのSNSやTwitterXに対して、もっている方を見かけないだろうか。捨てていかないと、まったく時流から遅れていると。「ネット上やバーチャルだからこそ、新しい客層にモノやサービスを買っていただける」「会ってもない人や企業のことだからこそ、本音の意見を伝えることができ、信頼やツナガリを勝ち取れる」というものだ。
こういった考えに転換することで、モノ消費から、コト消費から、その次のトキ消費、イミ消費、エモ消費に対応していると言えるのではないか。私や弊社自体の自戒を込めて。
弊社もこれまで、Facebook TwitterX YouTube Line Instagram等々、運用自体は5年~10年近くになる。今年、2023年これまでと決定的に違うのは、①重点をXに絞って本格的に運用 ②担当者に任せるたり、法人としての発信ではなく個人の発信、 そのXの変化や実績が以下であり、ビフォアアフターは、以下の通り。
スタート(2023.1.1) フォロワー120 いいね0~3 リプライほぼ0
通過点(2023.12.31見込) フォロワー7000 いいね200~300 リプライほぼ10-20
よく話題にのぼる、フォロワー数でいけば、約60倍に増加。しかも、リアルでのつながっていた方が、Xでもつながったというのではなく、まったくの新規の方がほとんど。
Xで「人が採れない」の根本的解決━━大手の大量採用もあり、超売り手市場の中、コスト0から始めれる
コロナがあけて、人を採りたいけどホント採れないと現場をまわっていて聞く。しかも、採用コストが上がり続け、投資コストがあがるばかり。さらには、広告宣伝費となると、毎回のコストとなり、それだけでも毎年や各回のこととなる。経営を圧迫しかねない。その中で、<ダイレクトリクルーティング><SNS採用><X採用>が、注目されている。中でも、『Xでのツナガリは、自社資産』となり、ブランディングやノウハウは積み上がっていく。
また、採用でこれまたよく聞くのが途中離脱だ。「こんなはずじゃなかった」と、高い採用コストや内定者フォローを進めて、わずか数カ月で退職。しかも、エージェントとの返金契約が切れたころに決まって辞めてしまうという声だ。この点も、日々の発信や交流の中で、応募者や見込の人材と、『点でなく、線や面、立体での接点』を構築ができ、離職率を軽減でき、経営課題への貢献に早期でつながりやすい。
いかがでしょうか?
これからは、『Xで発信しないことこそが、経営者のリスクの時代』が到来している感覚が高まっています。
価格競争や規模の優位、特長を出しきれない、中小企業こそ、SNSに取り組む意味があること、ご理解いただけたでしょうか?
『特長なき企業はつぶれる』ぜひSNS発信を通じて、自社のブランディングを高めていきたいですよね。特に、上場企業でもなく中堅企業でもなく、またスタートアップ企業でもない、中小企業に。また、その経営者や企業支援を行う、士業や個人事業主の方々にとっても、転換点になると感じます。
わが社が実際、そうなりましたw。
SNSが集客、広報、人事採用のご担当の方々の独自ツールに (SNSの活用を検討、始めたばかり、苦戦中の方々にetc.)
経営者や上司から「フォロワー1万人」「バズらせて」と。言われたことないでしょうか?せっかくの自社の特長や個性があるにも関わらず、それを活かしていない。よく聞く声です。広告宣伝費を掛けて、関係業者に依頼するのも効果的な側面もあります。が、<細かなニュアンスで、エピソードを交えストーリ形式で、継続的に>と言ったら、SNS、特にテキストスタイルだと、Xの拡散力に勝るものはないと実感しています。
SNSの活用を検討中━━企業公式(中の人)や、経営者として発信
まず、Xの法人アカウントがない、もしくは法人アカウントしかない場合は、別アカウントの取得を検討してはいかがでしょうか。無料ですし、設定の手間もかかりません。何よりも「誰が発信しているのか」その個性を明確にした発信がポイントです。
始めたばかり━━配属や役割をに担う
Xを取り組む中での、初期段階で良く悩むことで、効果的で無いのですぐやめたいのが以下です。
初心者にありがちな事①
ポスト(投稿)するだけで、ただただ待っている
⇩
効果的だった事
自分からイイねや、リポスト、リプライ等で交流していく。アカウント名や、アイコン、プロフィールも、試行錯誤を重ね、企業公式的なかたいものではなく、SNSでスマホで見られるケースが多いため、より柔らかい人間味があるものに変えていったのが効果的であった。
初心者にありがちな事②
#(ハッシュタグ)を思いつく限り(3~10個)つけたものを投稿。
⇩
効果的だった事
Xの公式のガイドラインで、#の多用は制限されています。(拡散が逆に、縮小される) また、そのポストを拡散(リポスト)したものも、制限を受けたりする場合もある。ですので、いくらいい投稿内容であっても、こちらの投稿が拡散されにくくなっていしまいます。
初心者にありがちな事③
お天気投稿・これ食べた等の日記投稿・スタバなう等々に終始
⇩
効果的だった事
やはりファンづくり、価値提供を意識することが大事。‐1体験したことや出来事を明記しストーリーにしたり、-2感情に訴えるようなものを意識すること、‐3当たり前のことを言わず、異なった視点や新たな学びを入れる等々。こういったことがやってみて、効果的でした。
企業公式のSNS、この様なお困りやお悩みをよく聞きます
SNSでの発信、どのツールがいいか?
発信をするには、どのSNSがいいか?というのをよくお聞きします。それぞれを弊社でも展開しててみて、ズバリTwitterXをおススメしています。(イーロンマスクの回し者ではないですがw)
その強みやメリットは、
①カンタン 「手間がかからない」
日頃から慣れ親しみのある文字での投稿です。しかも、140文字という短文でのやり取りが多い。 (23年に長文も認められるようになってきています)長文を書かないとダメといったものも、写真や動画の加工に困るといったこともありません。とにかく簡単です。写真が得意でビジュアルで表現したい場合は、Instagramだし、動画はやはりYouTubeやTikTokではないでしょうか(ただ、継続できなくて、中途半端でやめる方も多い)
②ヒロガリ「新しい人との出会いが多い」
何と言っても、他のSNSにない特長は、「拡散性」ではないでしょうか。タイムライン(時系列で表示されるもの)が、同ジャンルだがツナガリのない新規の方のが届く。また、リポスト(他の人の投稿を再投稿)機能で、広がっていきます。「友達の友達は、友達だ」と言わんばかりに、国内だけでも4500万と言われるXユーザーに、ダイレクトで届いていきます。この辺りは、お仲間や既存の方とのツナガリが中心となる、LineやFacebookとの大きな違いになります。
③バランス「イロイロな機能が増えた」
他のSNSの機能を、Xでも使えるようになったと感じると共に、さらなる進化発展が見込まれる。2022年10月、旧Twitterがイーロンマスク体制になって以降、Xという名称や、青い鳩のマークをはじめ大きく変わってきている。先程の長文投稿や、写真や動画投稿、スペースと言う複数への音声会話も可能になっている。(今後は、決済機能や電話機能が付与予定)
Xでのよく聞く、お困り
多いのは、「フォロワー(登録者)が増えない」「いいねや評価がおされない」「運用に時間がかかる」といったものです。先程も指摘したように、日記風の単なる投稿で、反応がでるのは芸能人や著名人だけと想った方がいいです。
では、続いて上記3つのお困りに対して、どの様に対応していけばいいか、実際にやってみた中での実践ノウハウとして、ご提案していきます。
経営者自らがXで、これを行って、新規の方とのツナガリ、フォロワーが増えた
Xでは、フォロワーを増やすには、こちらからフォローを(返報性の法則)
「1000フォロワーどころか、500フォロワーにいかない」という声があります。ズバリ「発信だけで、こちらからフォローしていますか?」とお聴きすと、ほとんどしてないケースがあります。ある一定時期までは、自分からの相互フォローや相互リポストを展開するのも、フォロワー数を短期的に伸ばすだけであれば効果的です。
「こちらがフォローすると、お相手もフォローバックする」「いいねをすると、いいね返しをしたくなる」という人間心理の活用━━返報性の法則の活用を進めることです。
そして、フォロワーの質の見極めを研ぎ澄ましていきましょう。①アクティブな方(A発信に対して、いいねやリプライを返してくださる。B発信数が多い。Cフォロワー数に比例していいね数が多い人 Dフォローしている方がフォローしている方)
②Xの発信軸にあった方や、同じテーマの発信をされている方 ③フォローをしてもフォローを返されない方は、先方に求められていないのでフォロー外しを行うのもありかと(アカウントの成長段階で判断は異なると想います)
まずは、1か月から3ヵ月でフォロワー1000アップをして、目指しませんか。私のアカウントでも、最初の1か月半で1000フォロワーに届きました。
Xでは、いいねや反応(インプレッション)をもらうには、権威性を高める
フォロワーが増えても、インプレッション(反応:いいねやリプライ等)が少ないアカウントを良く見ませんか。これは単にフォローし合うだけで、その後何の関りもない関係の状態になっています。当然、ファンが実質的には増えておらず、Xを通じた最初の目的(集客や販売、採用)に結びつくものではありません。例えば、2000フォロワーで、言い値が5%を大きく下回り、30程度。これだと、相互フォローや相互RTだけで増やしていて、実質的なファンづくりが進んでないのではないでしょうか。
そこで、初心者を過ぎ、初級者(500~1000フォロワー)を超えたあたりから、FF比率も考慮していきましょう。自分が<フォロー中>の数Aと、自分の<フォロワー>の数B。B/Aの数のことです。
フォロー中のAが1000で、フォロワーがB1200であれば、FF比1.2といったものです。これが0.8とか0.6でフォロー中Aが多くて、フォロワーBが少ないと、逆ザヤとなり、拡散にも制限が掛けられている様になります。
このFF比率を見ることで、本来の毎日の発信(少なくとも1ポストを毎日)の質の評価が見えてきます。こちらからフォローしなくとも、価値提供のポストが続いていれば、フォロワーが自然と増えていきます。そして、FF比が増えてくると、権威性が高まり、このアカウントや発信の質を評価され、単なるX上の親しい人や仲間でなく、X運用の目的にツナガルファンがフォロワーとして増加が見込まれます。
Xでは、ポスト(投稿)や運用のタイミングで効率アップ
誰に届けたいか、そのターゲットの方がXを見る時間帯に、投稿するのが効果的です。個人の方を相手にするのか、法人を相手にするのかでまったく変わってきます。
一般的に、Xを活用するユーザーの時間帯は、6の倍数が多いと言われています。具体的には、出勤前や朝活をする6時台、お昼休憩に見る12時台、退勤時や帰宅時の18時台です。しかも、YouTubeやInstagramと違い、圧倒的に朝の反応率が高いです。
ですので、予約投稿等を使い、反応がよい時間帯に発信する。そして相手が発信する時間や、見ている時間帯が多い時に、初期段階でいいねやリプライを返すことで、他のユーザーにこちらの反応が知られ、知名度があがってきます。同じ時間をつかうなら、時間帯を意識することで、成果に結びつく効率的な運用ができます。
以上が、2023年に特に取り組んできた、SNS発信やX運用について、書いてきました。この後は、2023年の振り返りと、2024年の展望ということで、「年ごとの歩み」をお伝えいたします。
年ごとの歩み
2023年の御礼と、2024年のご挨拶 2022年の御礼と、2023年のご挨拶 2021年の御礼と、2022年のご挨拶 2020年の御礼と、2021年のご挨拶 2019年の御礼と、2020年のご挨拶 ...