後継者インタビュー

運命共同体、一人ひとりが変わる!(中編)

株式会社京装コンピューター 代表取締役副社長 岡田恭子 氏 (31歳、システム運用・開発業)

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1.人生と事業が大きく動く前の状況

父を突然亡くした哀しみから立ち上がり、年齢が若くまだ経験の積み重ねが少ないながらも、何とか日々の業務を推進していました。全く畑違いの他業界から来た私に何ができるか、試行錯誤の毎日だったのです。また、経営陣の一角である「取締役」という立場の重みや責任をしみじみと実感していました。
──自分自身の“使命感をこころに”、そして社員との“対話を身体に”染み込ませる日々が続いていたのです。

2.経営者・リーダーとして、こころにしみたあの言葉

その様な状況の中、漠然とだったかもしれませんが、(私も含めた)将来を担う幹部クラスの危機感不足を感じ始める様になりました。それは「これまでの延長線上で何とかなるだろう、自分がやらなくとも何とかなるだろう」という空気だったのかもしれません。
そこで、“改革タスク”と銘打った社内プロジェクトを企画・推進実行したのです。これは3日間にわたる合宿の場を含めたもので、結果実に様々な本音・本心・本気の意見が交わされた実りあるものになりました。中でもある幹部が「我々は運命共同体だ!他人事ではなく自分事で考えよう!相手を変えるのではなく、一人ひとりが変わることだ」と自分の体験からくる熱い想いを吐露し、発言した場面は、皆のこころに響いたのです。

3.人生・事業で何がシフト(転換)したか

私自身がお手本にしていた伊藤忠の丹羽宇一郎元社長の改革と同じ様な熱さが、わが社でも当事者意識と現実味をもって真の改革の産声としてあがった瞬間でした。この時を境に、本気と真剣さが幹部のこころに格段に増した様に感じます。
つい一ヶ月前に副社長に就任し、新たな年度の方針発表を全社員に行いまし
た。そこで伝えたのは、改革の原点である「変える」ではなく「変わる」です。
京装は変わります! そして何より私自身が変わります! と。

4.水野が直接お聴きして感じたこと

「改革」――を推進するために、

  1. 本音での徹底討論(問題・課題の吐き出し)による本気度醸成
  2. 変えるのでなく変わるという当事者意識醸成
  3. 成功モデルのイメージ活用が大切であることを実感する素晴らしいご体験談であった。

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