後継者インタビュー

自分は守られている!

株式会社紅中 代表取締役社長 中村暢秀 氏 (67歳 住宅建材卸業) 

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1.人生と事業が大きく動く前の状況

わが社は昭和21年の創業以来約60年間、堅実経営をモットーに事業を行ってきました。時代に大きく影響を受ける住宅に携わる中で、お客様の要望に応える新素材・新商品・情報提供事業一筋に、誠実にそして基本に忠実に進めてきたのです。

そこには、手堅さを大切にするからこそ、先んじて変えるべき点は変えてきた歩みがあったのです。

原点には、「人様のお役に立つ」「流通業は面白い」「いっちょかみ(関西弁で何にでも好奇心旺盛で首を突っ込む人)」という精神があった様に思います。

2.経営者・リーダーとして、こころにしみたあの言葉

事業は山あり谷ありと言われる様に、わが社でも二度にわたるオイルショックや円高不況等々、環境変化という潮目に翻弄される場面も少なくありませんでした。
取引先のさらにその先のお客様の倒産から、多額の未回収が発生するかもしれないという様な窮地に追い込まれた時もありました。

しかし、その多くは、「ついている」というよりは、「自分は守られている」という言葉が常に不思議な力として私を勇気づけ、自分を信じひたすら愚直に邁進する中で、道が開けてきたのです。

3.人生・事業で何がシフト(転換)したか

この様な事業の舵取りを進める中で、私が社員にいつも伝える言葉、「地道に・愚直に・徹底的に」というのが練りこまれていったのです。

単なる楽観思考だけで、本来やるべきことをやっていなければ、誰も自分のことは守ってくれません。基本に忠実にあたり前のことを日頃から徹底して実行しているからこそ、ここぞという時に人は手を差し伸べてくれるのではないでしょうか。そこで、私は基本という言葉が口癖になった様に感じています。

例えば、「ビジネスの基本は、人間関係」「人としての基本は、誠実」「物事の基本は全てバランス」等々。毎日が感動という企業コンセプトに更なる磨きをかけ、今後ともぶれることのない基本をベースにした挑戦あるのみです。

4.水野が直接お聴きして感じたこと

「堅実経営」であり続けるために、

  1. 原点を守りぬき、変えるべき点は変える
  2. 自分は守られていると思えるだけの日々の行動
  3. 基本に忠実に が大切である

ことを実感する素晴らしいご体験談であった。

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