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変革型リーダーシップとは? 研修で学べない”ヤメル”ことに勇気を! 

1.魅せるリーダー・変革を予感させるリーダー不在(令和初の参議院選挙投票率)!

令和初めての国政選挙が終わり早2か月。参議院の124議席をめぐり、選挙区74、比例区50での戦い。消費増税の是非、アベノミクスの審判を問う、憲法九条等の改訂論議…等々、メディアを通じて、各党の想いが伝えられた。

あなたは組織を引っ張り、社会に影響を与えるリーダーとして、誰に一票を投じられただろうか? そして、今回の結果に何を感じられただろうか?

私の目に止まったことは、期日前投票が1706万人と前回比108万人と最高人数を記録したものの、投票率の低下が顕著なことだ。前回からマイナス5.9%と大きく下回り、国政選挙としてはワースト2の48.8%と50%を下回った(過去最低は1995年の45.5%)。

さらには、選挙権を得た18・19歳の投票率が、過去最低の31.3%(前回より15.5%下落)を記録したことだ。政治そのものへの不信感がどうのこうのの次元ではなく、まったく興味関心を抱かすことができていない状況が浮かび上がってくる。希望に満ち溢れた令和の時代をけん引していく若い世代。その豊かな未来を、「こうしていきたい!」と魅せるリーダーや、変革を予感させるリーダーが不在。ココロがトキメク様な魅力を、打ち出しきれていないことが大きいのかもしれない。

2.変革型リーダーシップが、いま求められる(答えのない時代)

時代が大きくうねる中で、変革を求められているのはもちろん政治家だけではない。ふと感じたのは「自分はもし選挙があったならば、組織のメンバーやその家族、さらにはお客様からリーダーとして選ばれるだろうか? 」「今、打ち出している変革を評価されるだろうか? 」という想いであった。

経済の一翼を担い産業を通じて社会に豊かさをもたらす、我々企業のリーダーにとっても、変革型リーダーシップが強く求められる時代であることは間違いがない。これまでやってきたこと、自らが信じてきた世界や進め方を自己否定していくことは誰にとっても大きな痛みを伴うものだ。「せっかく始めたのだから」「今まで続けてきているのだから」「そこそこ成果があがっているのだからわざわざ変えなくても」等々。

答えがない時代、見本がない時代、さらに言えばはっきりとした選択肢すらない時代である。あちら立てればこちらが立たず──かと言って、別の代案が明確にあるわけでもない。

だからこそ今、単なる現状延長線上の改善や改良だけでなく、革新(パラダイムシフト)が強く求められている。これまでの枠組みを取り壊し、ゼロ発想の視点からの取り組みだけが真に未来へつながっていくように感じたのだ。

3.変化するものだけが生き残る(ダーウィン)を、知れどもやっているか!

この変革や革新というキーワードをかみ締めた時に、私の中から出てきた言葉はやはり次のものであった。

「強いものが生き残るのではない。賢いものがまた生き残るのでもない。ただ一つ、変化するものだけが生き残る。」そう、ダーウインの進化論での有名な一節である。

「変えたい」というのは単なる願望。「変えなければいけない」ではやらされ感。「変える」であれば他責になりがち。「変わる」だけでも単発。変わり続ける」「変わり尽くす」、日々こういったスタンスを取り続けている自分でいる意義を、再確認できた様に感じる。

4.変革型リーダーシップ研修で、構成要素を学べども、、、廃・改・新に勇気を!

ある経営者から導いていただいた「風呂敷は広げることができるだけでなく、たためるところに真の意義がある」という教え。今の“時代”に、今の“自分”に、問い掛けたい。「変幻自在、状況や時代に合わせて変わっていっているだろうか?」と。そして何より「止(や)めることに躊躇していないだろうか」と。手放してみると、意外と多くのものを抱え込み過ぎていることに気付くものだ。

変革を生み出すための効果的な順番は、「廃(ヤメル)・改(アラタメル)・新(アタラシク)」。まずは止めてみる。そこからゼロベースで再構築を図ることが真っ先に取り組む優先課題だ。3番目の新(アタラシク)から取り組み、あれもこれもやろうとして、結局より複雑になって変革できずにいることは多い。

ヤメル上で1)私心がないか? (社会が後押ししてくれるか) 2)使命感が湧き出てくるものか? (自分の原点とブレがないか) 3)次の構想は浮かび始めているか? (ヤメルが目的になっていないか、逃げではないか)という着眼点も見落としてはならない。

変革型リーダーシップとは何か? 現状延長線上ではなく、新たな視点・新たな行動・新たな習慣で、まったく未知の世界に飛び移ること。われわれにとって未知のものは、元来備わった生存欲求から恐怖感がでる。が、しかし今変わることで有名な「ゆでガエル現象」とおさらばできるのだ。

怖い、怖い、怖いぃぃぃ! だからこそ、新た未知の世界に飛び移る価値がある。周りからの追随者も少なくて好都合。変革型リーダーシップとは、単なるノウハウや構成要素にとどまらず、その人物の胆力こそが問われる。具体的には、日々の仕事や生活の中で、自分にとって違和感のあるもの、苦手なもの、知らない世界、毛嫌いしていた世界に「やってみます」と明るく返事ができ行動力をもって突き進んでいけるかどうか。当然、周りからの反対や抵抗勢力に合うことも多いだろう。しかし、周りが驚くくらいに、『にっこり笑って、命がけ』!!

未来永劫にわたって“笑顔になる”ために、今大変と感じたり恐怖感は拭いきれないが大きく変わるチャンス。理屈は後から紐づけても遅くない、まずはやってみること、これまでと違う廃・改・新を敢えて今から始める。先ずは眉間に立てジワを寄せることなく、人を寄せる“笑顔でいる”ことから徹底してやっていきたいと感じたここ数日であった。

あなたご自身は何を感じ、何に取り組んでおられますか?

5.変革型リーダーシップが深まる言葉

  • 「リーダーにとっても、変革は避けては通れない時代」
  • 「ただ一つ、変化したものだけが生き残る」
  • 「風呂敷は広げることができるだけでなく、たためるところに真の意義がある」
  • 「廃(ヤメル)・改(アラタメル)・新(アタラシク)」
  • 「ゆでガエル現象」
  • 「にっこり笑って、命がけ」
  • 「“笑顔になる”ために、“笑顔でいる”」

6.変革型リーダーシップに向かう、自らへの問いかけ

  1. あなたは組織のメンバーから、リーダーとして選出されますか、どういった変革を評価されますか?
  2. あなたが止めることに躊躇していると感じるときは? またその突破策は?

(2019年8月29日リライト)

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