部下に職場でイキイキと働いくれるようになる褒め方はありますか?
このような悩みにお答えします。
結論から先に話すと、部下がイキイキ働きたくなってしまうほめ方は、部下の成長度合いに応じて、姿勢<能力<成果の順に褒めることです。
この記事を読むあなたは、4月に入社する新人や、異動によって今までとは別の部下育成についてあれこれ考えているかもしれません。
この記事では、弊社代表で、「改善に終わる上司、改革にできる上司」の著者である水野に聞いたことをエピソードを交えご紹介します。
部下の前向きに取り組む姿勢を褒める
部下の前向きに取り組む姿勢を褒めることの必要性を感じたエピソードをご紹介します。
私が入社早々に自己紹介記事を投稿した時のことです。
「早く記事を見せてほしい」という水野からのリクエストに応えるべく、記事投稿したことを伝えると、すぐに「非公開にする」との事でした。
理由を聞くと、「内容については、よく相談して決めたいから」という事で、ちょっとがっかりしました。
ただ、それと同時に、水野から「要望にいち早く応えようした姿勢を見せてくれて嬉しい」と声をかけてもらい、私自身とても温かい気持ちになったことを思い出します。
このように、上司が部下の前向きな姿勢を評価することは、部下にイキイキ働いてもらうための最初の一歩なのではないでしょうか。
そのあと、成長度合いに応じて、能力や成果について褒めてもらったことは言うまでもありません(笑)
注意点:部下の理解に徹する
また、私がこの話を聞いて思い出したのは、名著「7つの習慣」の中にある、「まず理解に徹し、そして理解される(第5の習慣)」です。
その理由として、人は誰でも理解するより理解されたい、と思っているからです。
実際に著書を見ると、以下のようにあります。
「まず理解に徹する」ためには、大きなパラダイムシフトが必要である。私たちはたいていまず自分を理解してもらおうとする。
殆どの人は、相手の話を聴くときも、理解しようとして聴いているわけではない。
次に自分が何を話そうか考えながら聞いている。
完訳 7つの習慣 343ページ
私自身、人と話をする時に、ついアレを話そう、コレを話そうとなりがちなので、「理解に徹する」ことの大切さを第5の習慣を通して再認識しました。
「7つの習慣」最新版の口コミはこちらから確認できます。
まとめ
コミュニケーションの本質は、自分中心ではなく、相手中心であること。
そのために今日からできることは、部下の話すこと対して「答えようとして聞く」のではなく「理解しようとして聞く」という姿勢を持つことではないでしょうか。
私自身、部下に対して「答えようとして聞く」のではなく「理解しようとして聞く」ということをメモして時々読み返すようにします。
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