日本対クロアチアの試合は、1対1のまま延長戦に突入したが、120分の戦いでは決着がつかず勝負はPK戦へ、、、
あぁ、、、もう思い出すだけで悔しいフューチャーサポートスタッフの神作です
突然ですが、あなたは最近、ものごとに決着をつけた出来事はありますか?
「決着をつける」というフレーズは弊社代表の水野とすでに親交があったり、このWebサイトを何度か見ている方であれば耳に馴染んでいるかも知れません。
しかし、入社歴の浅い私にとって、打ち合わせで水野から「決着はついたの?」と言われるたびに違和感を感じ、「決める」「決まる」と何が違うんだろう、という疑問を感じていました。
そこでこの記事では、入社歴3ヶ月のわたしが、後継者に「決着をつける」ことを大切にして欲しいポイントとして、
①「決着をつける」ことにはどんな意味があるのか?
②「決着がつかない理由」とデメリット
③「決着がつく上司」と「決着がつかない上司」
という3つのテーマを通して、皆さまと「決着をつける」ことの大切さを再確認できれば嬉しいです。
決着をつけることの意味とは
「決着をつける」ことの意味を考えるにあたり、「決着をつける」という言葉から私はある「イメージ画像」が浮かんできました。
それは何かというと、西部劇でガンマンが撃ち合うシーンです。
勝つか負けるか、生い死にがかかった対決、命がけの真剣勝負です。
ちなみに、決着を辞書で引いてみると、
きまりのつくこと、落着。「事件が決着する」「決着をつける」とありました。
さらに調べてみて興味深かったのは、ここからです。
決着がつかない理由・デメリット
「きまりがつく」の反対は、「きまりがわるい」ですが、辞書を引くと(人前を首尾よくつくろうことができない意から)面目が立たない、体裁が保たれない、とあります。
このことから、決着がつかない理由には、「体裁を取り繕う」「面目を保とうとする」といった思惑が背景にあるようです。
実のところ、この記事の執筆も、自分が決めた納期を守りたい!という上司への面目だったり、もっとコンサルティング会社のフタッフらしい記事構成にしたいとった、体裁を保ちながら、気がかりなことがありつつ投稿することも(笑)
さらに、弊社主催するの経営者塾の参加メンバーから、「決着すること」について、「潜水艦が浮かび上がって、水面に出た時の爽やかな感じがしています」という感想をいただいたことがあります。
さて、話を戻すために、ここで質問です。
上司であるあなたと、大切な部下との関係性や決め事において、決着がついていないことはありますか?
部下は、本当は気がかりなことがあるのに、あなたの顔色ばかり伺って、言いたいことが言えなかったり、挙げ句には何を聞いても耳障りの良いことしか言えない関係になっていませんか?
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決着がつく上司・つかない上司
もし、部下と決着がつかないことがあるなら、あなた自身、人間関係で体裁を取り繕ったり、面目を保とうとする思惑があるかもしれません。
近年、経験を積んだ管理職にも「部下に嫌われたくない上司」が増えているといいます。
企業のハラスメント問題に対する世間の目が厳しくなっており、部下を注意する、指導する場面で、細心の注意を払った結果として、「部下に嫌われたくない」という心理に繋がっているのかも知れません。
水野曰く、ハラスメント以前に、上司自身の考え方や、コミュニケーションのクセが影響していることも考えられるといいます。
そんな「部下に嫌われたくない」という心理が働きがちな方に、水野がおすすめする書籍がこちら。
職場の人間関係に悩む人が、当たり前すぎて忘れてしまっていることを対話形式で読みやすく教えてくれる本なので、生真面目で仕事を抱え込んだり、自分を責めがちな人には、ほっと落ち着ける一冊になるのではないでしょうか。
今回おすすめの書籍は2013年発売で500万部を超えるベストセラーですが、今まで手を出さずにいました、、、この機会に自分自身の考え方を違う角度から見てみようと思います
まとめ
決着をつける、体裁を取り繕う、嫌われたくない、、、私自身も当てはまることがたくさんあります。
「決めたつもりがどこか宙ぶらりんのまま気がかり」「自分では終わりにしたつもりでも、心の奥底では気がモヤモヤしたまま」なのは、終結させたいものごとへの向き合い方に問題があるのかも知れません。
気がかりなことをなくし、潜水艦が浮かび上がって、水面に出た時の爽やかな感覚で毎日を過ごせるように、皆さまと「決着をつける」ことを大切にしていきます。