事例体験から学びたい!

自分の身体と地球を輝かせるための車輪を廻そう!

1. こんな出来事が!

ツーキニスト”※という言葉を聞いて、どの様なものをイメージされるだろうか? “ジテ通(つう)”という言葉にすればもっとわかりやすいかもしれない。そう、昨今の健康ブームを受け、よく耳にするようになった「自転車通勤」。──その自転車通勤をする人、を指す言葉だ。

脱メタボということで、ジム通いやジョギングをはじめたが、なかなか続かない、という方の声も結構耳にする。そういった中、自転車通勤は、膝(ひざ)・腰・踵(かかと)に過大な負担が掛からず、風を切る爽快感もある。1時間で15km~35kmという距離の移動ができ、徒歩通勤や通勤ランニングよりも断然距離をかせぐことができる。

今回の大震災で首都圏の鉄道網が麻痺(まひ)した際、帰宅難民で都心がごった返す中、最も活用され力を発揮したのが、自転車だったということも記憶に新しい。

※ 疋田智氏による造語とされている

2.私の想い

また、日本ではまだまだ馴染みは薄いかもしれないが、世界の三大スポーツイベントとも言われるツール・ド・フランス(フランスおよび周辺国を舞台にして行われる自転車競技:約20日間に渡って開催され、全走行距離はおよそ3500kmにも及ぶ)。近年の大会で、日本人の新城幸也選手と別府史之選手の活躍が大きく報道されたこともあり、サイクルスポーツの魅力に目覚める方も増えている(今年も7月2日~24日まで開催される予定)。

ともすれば時間に追われ、“痛”勤でぐったりとしがちな現代。自転車を有意義に活用し、健康づくりや趣味として、生活時間そのものに張りと愉しさをもたらせることに人は気付いて行動し始めているのだ。

3.日々への影響

想い起こせば学生時代の私は、時間がたっぷりとあることをいいことに自宅のある大阪・堺から学校のある神戸まで(片道約42kmの)自転車通学をしていた。しかし、社会人になって、仕事に追われ、生活にも追われ、長らくサドルにまたがることもしなくなっていた。─大病を患い真に健康の大切さを痛感するまでは。まさしく“痛”勤時間に終始する中で、身体もこころも本当の意味での輝きを失い始めていたのかもしれない。

病から復活し、41歳から自転車生活のリ・スタートを切った私はいま、“自転車と共に生活がある”のは言うまでもない。

4.生活・志(仕)事の中での実践

自転車は身体にいいだけでなく、地球にもいいのは皆周知のことなのかも知れない。だが本当の意味で、地球に優しい生活をしているかと言えば、アメリカ元副大統領が「不都合な真実(原題:An Inconvenient Truth)」で地球に生活をする人々に警笛を鳴らした様に、私自身もまだまだである。実際に次の質問をされた時、皆さんは即答えを出すことが出来るだろうか?

日本は二酸化炭素排出量(温室効果ガス)世界で何番? 家庭からの最も多い排出量は何?(暖房? 照明? 給湯? 家電製品?)

答えは図1にある様に、日本は5番であり全世界の4%を占める(出典:EDMC/エネルギー・経済統計要覧2011年版全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト(http://www.jccca.org/より)。又、家庭からの排出量の何と32.6%は自動車からであるという(出典:温室効果ガスインベントリオフィス「日本の1990?2009年度の温室効果ガス排出量データ」(2011.4.26発表))。

図1:世界の二酸化炭素排出量
様々な企業(自転車部品大手のシマノはもとより、三洋電機、ヤマハ発動機、自動車関係のデンソーまでも)が、自転車通勤手当やシャワー室の設置等、自転車通勤者に優しい施策を展開している。

震災の影響で時代が大きく変わろうとしている今だからこそ、自分の当たり前を見直すいい機会である。“痛”勤から脱皮して自分の身体と地球の両方を輝かせる自転車生活に転換を図るのも一つの取り組みとして面白いのかもしれない。

あなたご自身は何を感じ、何に取り組んでおられますか?

5.毎日の言葉

  • 「ツーキニスト 」
  • 「自転車を有意義に活用し、健康づくりや趣味として、生活時間そのものに張りと愉しさを 」
  • 「世界の中で、二酸化炭素排出量が日本は5番であり全世界の4%を占める」
  • 「家庭からの排出量の何と32.6%は自動車からである」
  • 「自分の当たり前を見直すいい機会」
  • 「自分の身体と地球の両方を輝かせる」

6.自分を見つめる問いかけ

  1. あなたは今、“痛”勤時間を、何に活かしておられますか?
  2. あなたは、自分自身や地球を輝かせる生活を何からはじめようと思われますか?

(2019年8月13日リライト)

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