「年ごとの歩み」舞台裏レポート
皆さま、年末年始はどう過ごされていますでしょうか?
此度、このページを執筆しているのは、弊社代表の水野ではなく、IT担当をしております平井卓也でございます。
バックボーンや使う言葉すら異なる、経営者とIT担当者が、
「二人三脚で円滑に未来を切り開く」をテーマに、情報を発信してまいりたいと想っております。
今回のテーマは、「年ごとの歩み舞台裏レポート」でございます。
舞台裏レポートについて
さて、弊社では、経営者が、経営者人生でもある、その年の1年間を振り返り、新年の決心とご挨拶までをセットに「年ごとの歩み」として、2012年より、毎年、継続的に発信してまいりました。
2021年は、新型コロナによって大きく社会変革、業務変革後の世界線に変貌し、弊社でも新拠点開設、リモートワークの推進等々、変化が求められた一年でした。
そこで、長い歴史のある「年ごとの歩み」の新しい試みとして、その舞台裏を包み隠さず曝け出し、経営者やリーダー、後継者、延いてはそのIT担当者にも、参考にしてもらえたらと想い、「舞台裏レポート」として、公開するに至りました。
これを機に、是非、「年ごとの歩み」に取り組まれますと幸いでございます。
経営者とIT担当者
前述の通り、経営者とIT担当者は、立場は勿論、バックボーンから使う言葉まで、あらゆる点に於いて異なります。
それは、「年ごとの歩み」新企画会議でも、行き違いとなって、浮き彫りとなりました。
とはいえ、お客様のため、社会貢献のために、尽力したいという想いは共通しております。
この共通のゴールへ、ブレずに力を合わせて、目指すため、我々は、共通の「前提」を再確認することにしました。
それが、「ペルソナ」と「コンセプト」の再確認でございます。
ペルソナとコンセプト
ペルソナ(お客様像)
ペルソナとは、弊社の商品やサービスを通して、その人の人生を豊かにしたい、応援したいと考えるお客様像のことです。
より具体的に述べるのなら、「36歳後継者、入社5年」となります。
ペルソナの全体像
- 36歳後継者、入社5年
- 次世代(若手)経営者
- 組織リーダー(経営幹部、部課長、主任、班長)
- 対人能力を発揮したい人(リーダーシップに関心がある人、全員がリーダー)
- お客様に影響を与える営業マン、既存の組織に影響を与える新入社員
この「36歳後継者、入社5年」を軸に、商品やサービス、お役立ち情報をお届けしたいと考えております。
コンセプト
次に、コンセプトです。
コンセプトは、企画に於ける背骨に相当するもので、「e-経営者.com」のコンセプトは、
「経営者のお役立ちサイト 」
となります。
キーワード
コンセプトである「経営者のお役立ちサイト」には、下記のような代表水野らしいキーワードによって構成されています。
- 経営者人生
- 人間力
- 自分らしさ
- イキイキ経営
- じわじわ
- 漢方薬
- 刺激
- 気づき
- だから、問いかけ
役割分担について
「ペルソナ」と「コンセプト」という「共通の前提」を再確認したことで、共通のゴールを目指す上での目印、「旗」がより明確になったかと想います。
弊社での「ペルソナ」と「コンセプト」は、「36歳後継者、入社5年」に向けた「経営者のお役立ちサイト」です。
このペルソナへ情報を届けるツールの1つは、今、ご覧になられているようなブログです。
弊社のブログはWordPressというCMS(コンテンツ管理システム)で運用しておりますので、専門知識を持った担当者が居た方が、円滑に運用ができます。
一方で、実際にペルソナである読者様が求めているのはコンテンツ(お役立ち情報)です。
このツールとコンテンツという側面も含め、二人三脚で協力するからこそ、各々の強みを活かせるように「役割分担」が大事だと、私は考えております。
なぜなら、適材適所という言葉があるように、その人の能力や特性と合致した役割の方が、格段に生産性が上がり、生み出される生産物のクオリティも高いからです。
IT担当者が、経営者やリーダー視点で語る、つまりコンテンツ(お役立ち情報)に挑戦をした場合、確かにIT担当者にとって、成長機会にはなると思います。それは、実際には企業の経営者やリーダーでなくとも、
誰でも「自分の人生の経営者」であることは、紛れもない事実だからです。
とはいえ、想定しているお客様である「36歳後継者、入社5年」の方が、実際に求めていて、実践で役に立つ情報なのは、本物の経営者、本物のリーダーから語られたコンテンツ(お役立ち情報)ではないでしょうか。
歯が痛くて歯科医院に行ったのに、歯医者ではなく、その歯科医院のブログ運営をしているIT担当者に、歯の相談はできないのと一緒です。
IT担当者が担うべきは、この優良なコンテンツ(お役立ち情報)を、どうやったら必要な人に届けられ、どうやったら食べやすく調理できるかに、注力すべきでしょう。
弊社の分担例
水野代表担当(経営者)
- 経営者・リーダーという立場からの事例、体験談、気づき、切り口
- 経営者が1年を振り返る
- 年ごとの歩みの意義
- 経営写コンサルタント®視点での導き
- フューチャサポートの1年振り返りと抱負
- 3人の人物(歴史・社会・スポーツ、芸術)から学ぶ
平井担当(IT担当)
- 年ごとの歩みの「構成」解説
- 年ごとの歩みの客観的な視点からのメリット(分析)
- 年ごとの歩み公開までの「舞台裏レポート」
- 今まで取り上げてきた3人の人物のまとめ(特集記事)
打合せの結果、毎年恒例の「年ごとの歩み」は、引き続き代表水野により執筆、
新企画その1、「年ごとの歩み」の意義について言及した「振り返り指南」を代表水野、
新企画その2、「舞台裏レポート(本ページ)」を私、平井が担当することになりました。
「年ごとの歩み」企画会議
弊社では、企画会議での議事録を、EvernoteやOneNoteで管理しています。
EvernoteやOneNoteは、クラウド上にデータを保管し、チームメンバー間での共有がしやすい工夫がされている、デジタルノート(メモ)です。
「年ごとの歩み」は毎年恒例のプロジェクトのため、手順の一部をマニュアル化して、情報を積み上げています。
マニュアルについて
マニュアルに関しては、有効なマニュアルと、有効でないマニュアルが存在すると、私は考えております。
前述でも触れたように、EvernoteやOneNoteなどのITツールは、普段からこういったITツールを使っていない方にとっては、手引きとなるマニュアルがあった方が良さそうですが、こういったITツールは、頻繁にアップデートされ、インターフェースの変更や機能の統廃合が行われ、手間をかけて作成したマニュアルがすぐに古くなってしまう場合があります。
また、時代の流れが速い昨今では、ITツール自体の移り変わりもあるため、こういったITツールの基本的な使い方のようなマニュアルは、自社で作るよりは、ググる(Google検索)方法を手引きした方が有効だと考えます。
これは、食べ物を自分で調達できない者へ、魚を都度、与えてやるのではなく、釣り竿と魚の釣り方を教える方が、長い目でみたら有益なのと一緒です。
自社製のマニュアルを作るなら、ITツールを使う上での、その会社独自ルール部分に留めるべきでしょう。
「年ごとの歩み」2021-2022年版
ポイント
- 年賀状との連携
- 3人の人物の選定
- 写真の選定
「年ごとの歩み」では、年賀状との連携、3人の人物の選定、その1年を振り返る写真の選定が、チームで作業をする箇所でのメインタスクになってきます。
以下、個別に見ていきます
年賀状との連携
3人の人物
3人の人物から学ぶシリーズは、年賀状でのメインコンテンツでもあり、「年ごとの歩み」でも連携して毎年ご紹介している歴史のあるシリーズです。
選定基準は、独自性を重視し、下記項目に重点をおいております。
- 広がり切っていない(無名に近いか、見直しが求めれる人物)
- 功績だけでなく、想いが深い 温かい 慕われる人物
- 個性豊かで、刺さる言葉や思想がある
写真選定
写真選定は、代表水野が選抜した、1年を振り返るのに相応しい写真を厳選します。
写真の中には、代表水野がスマホやPCで情報収集した際に、気にかけたスクリーンショット画像も含まれます。
まず、撮りためた膨大な写真は、全て代表水野のGoogleフォト(個人アカウント)へ自動的に同期する設定を施していますので、Googleフォトで、代表水野が写真を選定していきます。
実際に、写真を選定する際に代表水野は、毎回、葛藤をしています。
ありのままの、リアルでライブ感のある写真に惹かれつつも、個人情報にも配慮せねばならないからです。
悩みぬいた末に、選び抜かれた写真を、社内メンバー間でファイル共有をしているDropboxへ送り、Dropboxで共有された写真は、IT担当者によって、Wordpress記事内の所定のブロックへ、ギャラリーとして配置され完了となります。
「年ごとの歩み」完成
完成した「年ごとの歩み」は、下記からご確認いただけます。
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