村上春樹氏「走ることについて語るときに僕の語ること」に学ぶ創造性の源

Pocket

春樹さんといって想い浮かぶことは何でしょう?

作家、1Q84、ノルウェイの森、ノーベル文学賞(候補)…

私にとっては……マラソン30回以上の完走者であり、
サロマ湖100km・トライアスロン走者というイメージが強いかも。

その彼が走ることだけでなく、自らの想いや生き様を伝えたこのエッセイ。

都会の風景を長編で描く創造性の源はどこにあるのか
我々リーダーが身に付けたい、人に影響を与えるというテーマでも学びが多い本ではないでしょうか!
こんにちは!水野です。

1)創造性の原点 ~明確な哲学とその継続~

村上春樹氏は、小説家になる前
事業家としてジャズバーを創業。
限られた資金の中で若くして人気店までもっていきました。

「経営者は、明確な姿勢と哲学を旗じるしとして掲げ、それを辛抱強く維持していく
という一節が、事業や創作活動の彼の原点である様に先ず感じます。

経営者としての先輩であると共に、
社会に影響を与えるリーダーとしても我々の大先輩であるのは間違いがありません。

そこには、単なる想い付きや行き当たりばったりではなく、
創造性を生み出す緻密なものがあるのもまた事実なのでしょう。

2)継続的に創造性を生み出す仕掛け ~走ること~

その筆頭が、
ランニングを通じた体調管理であり、
ランニングを通じたPDCAをまわすサイクルの様に想います。

「僕は小説を書くことについての多くを、道路を毎朝走ることから学んできた」

「ぼんやりと生きる10年より、目的をもって生き生きと生きる10年。走ることは確実にそれを助けてくれる」

「ランナーになってくれませんか?と誰かに頼まれて走り始めたわけではない」

「痛みは避けがたいが、苦しみはこちら次第」

「人生というハイウエイでは、追い越し車線だけをひたすら走り続けることはできない」

等々、経営者として、リーダーとして走ることの意味
明確に代弁してもらえてすがすがしさを感じるランナーは多いはずです。

そしてまだ走り始めていない経営者やリーダーでも、
この本を手にすると、走ることの面白さを実感されるのではないでしょうか。

3)この本をリーダーに薦める意味

無から有を生み出す
創造性を発揮する

我々組織のリーダーとして、
先が見えない時代に変革を生み出す上で大切なテーマです。

慣れ親しんだビジネスの世界ではなく、
あまり接点のない小説を描くという世界、ランニングという世界だからこそ
大切なものがこの著作から読み取れるのではないでしょうか。

もちろん東京マラソンを走る方、多くの市民ランナーにも
共感を呼ぶ一冊であることは間違いがありません。

 

今日の問い掛け

1.村上春樹さんといって、想い浮かぶことは?

2.あなたにとって、創造性を生み出す原点や仕掛けは?

今日のメッセージ

1.経営者は、明確な姿勢と哲学を旗じるしとして掲げ、それを辛抱強く維持

2.ぼんやりと生きる10年より、目的をもって生き生きと生きる10年

(水野秀則)

Pocket

関連記事

あなたはマネジャー、それともリーダー?

こんにちは、水野です! あなたはマネジャー、それともリーダー? 日頃、何気に使っているこ

記事を読む

マネージャーは何をする人か?マネジメントの基本とは?――その一つの応え (東京商工会議所 ビジネスマネージャー検定試験の活用)

マネージャーとして大切なことは何ですか? と、問われた時、あなたはどう応えますか? 戦略

記事を読む

対人関係で疲れた時にこの1冊(「ゆるしの法則」)

リーダーである以上、人との関係で悩み苦しむことはあります。 そんな時あなただったら、どの様な本

記事を読む

あなたが想う“社長業”とは何でしょうか?

皆さん、こんにちは 水野です。 評論家ではなく、経営者自身が経営について書いた本と言えば ど

記事を読む

なぜフェラーリは高くても買い手が殺到するのか?  KEN OKUYAMA氏の書籍「伝統の逆襲」に学ぶ

あの人を魅了するマセラッティやフェラーリのデザイン! それを手がけた一人の日本人の熱い想い!

記事を読む

『松下幸之助が惚れた男』 あの人ほど、会社や社員のこと考えてる人はいない!

松下幸之助が惚れた男―評伝 高橋荒太郎 posted with ヨメレバ

記事を読む

書籍「人を動かす、新たな3原則」に学び、3日以内に取り組める3つのこと

こんにちは 水野です。 ベストセラーを連発し時代を牽引してきたダニエル・ピンク。 その新

記事を読む

新しい一年を深く感じるにはこの1冊から「コトラーのマーケティング3.0」

マーケティング。 ビジネスリーダーであれば、誰でも知っている言葉。 しかし、その本質をつかみ

記事を読む

書籍「エスキモーに氷を売る」に学ぶ、革新の進め方

この書籍の副題は、魅力のない商品を、いかにセールスするか。 ただ、この本はセールス本として読む

記事を読む

上司にとってのこの1冊(「上司のための心理学」)

たかが本、されど本。あなたにとって本は身近でしょうか? 本が嫌い、本を読まないというリーダーも

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

スパム対策のため日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

no image
2016年の御礼と、2017年のご挨拶

2016年は、e-経営者.com並びに フューチャサポートをご愛顧い

関東食糧経営理念
仕事を通じて自分がどうなりたいか? ―“自分たちが地域の食を支えている”という想い 連載「新入社員が企業を変える?!」第1回(Part 3)

連載「新入社員が企業を変える?!」第1回 仕事を通じて自分がどうなり

関東食糧株式会社 社長 臼田真一朗様
仕事に情熱を傾け、真剣に取り組む上で一番大切なことは? ― 仕事と人生は表裏一体 連載「新入社員が企業を変える?!」第1回(Part 2)

連載「新入社員が企業を変える?!」第1回 仕事に情熱を傾け、真剣に取

関東食糧株式会社 代表取締役社長 臼田真一朗氏
新卒・若手社員の採用育成に懸ける想いとは? ― 社員が『教えていく』文化の醸成 連載「新入社員が企業を変える?!」第1回(Part 1)

連載「新入社員が企業を変える?!」第1回 新卒・若手社員の採用育成に

no image
2015年の御礼と、2016年のご挨拶

2015年は、e-経営者.com並びに フューチャサポートをご愛顧い

→もっと見る

PAGE TOP ↑