ダニエル・カーネマンの神髄

おススメのビジネス書

ダニエル・カーネマンの神髄

あなたの意思はどのように決まるか?

皆さん、こんにちは 水野です。

今回は我々組織のリーダーが日々格闘している、意思決定について、です。

情報を認識し、決めることが仕事である、われわれ経営者であり、組織のリーダー。でもそこには、意外と情報に偏りがあったり、その情報を認識する上で錯覚があることをご存知ですか?

認知的錯覚

どなたも見たこと、聴いたことがある心理学の授業等でよく出てくる以下の図。

20130520zu1

当然、2つの長さが違う様に見えるけれども、
モノサシで測ると同じである、というもの。

誰もが知識としては知っていること、ですよね。

でも、この様なことは目の錯覚だけではありません。人が日常で色々なことを決める際の、 「認知的錯覚」がここには存在しているのです。
これを解き明かしたのがこの本の著書・ダニエル・カーネマン。

彼は心理学者でありながら、
ノーベル経済学賞をとった方で有名ですが、
意外と経営者には知られていない様に
感じるのは私だけでしょうか。

そのカーネマンの、専門書ではなく、
専門外の人にも語りかける様に伝えてくれている本。

それが、

です。

上下巻で、そこそこのボリューム。

ただ、最も歯応えがあるのは量ではなく、その内容。

我々一人ひとりの価値観にまで揺さぶりをかけてくるのは間違いありません。

ただ、途中で投げ出さなければ・・・というものです。

これまでの常識に囚われず、ぜひ音楽の様に何回も味わってみられることをお薦めしています。

最も有名なプロスペクト理論をはじめ四分割パターン、2つのシステム、ヒューリスティックとバイアス、プライミング効果、メンタル・ショットガン等々…。

皆さんと、また様々な会話ができることを愉しみにしております。

この本を心理学やコミュニケーションを、今、学んでいるHさんや、統計学を継続して学ばれているOさんに特に味わってもらいたいと考えます。

今日のメッセージ

  1. 経営者やリーダーは決めることが仕事
  2. 自身の思い込みを打破する
水野秀則
水野秀則

  1. あなたはリーダーとして、意思決定をする際、何に重点をおき、決定を下していますか? あなたは人の意思はどのように決まると考えられますか?

    この記事はご満足いただけましたか?

    メールアドレス(任意)

    ご意見・ご要望(任意)

    プライバシーポリシーに同意の上でお申込みください

    -おススメのビジネス書
    -,